前回12回、第一部では、郷土の民話をテーマに、三瓶周辺の山口町や富山町、五十猛、久手、都賀行、谷住郷などの面白い民話を朗読用に潤色して発表しました。初めて知ったという人や、方言がとても懐かしかったなどという感想がたくさんありました。(写真は12回「朗読を楽しむ」の朗読シーンです)
今回は、「郷土の民話第2弾」として、「大森昔話伝説口碑集」約45話の中から劇研「空」の定例会で8篇を選び潤色しました。この「大森昔話~集」は、昭和12年に大森小学校の上橋守雄先生が児童や地域の人から集めた聞き書きを森脇太一氏が編集。2年くらい前に劇作家、佐藤万里さんがデータ化、洲浜君にも送って頂き、今回使わせ頂きました。
第二部では、芥川竜之介が大正4年に松江、大社、大田市波根町へ来ましたが、波根に来た時の様子を親友の井川恭が松陽新報に書いて本になっています。その中から波根に関する部分を朗読します。また、「蜘蛛の糸」を渡利章香さんが朗読。渡利勝信さんが「金剛流御詠歌」を朗詠します。柿本人麿の「石見相聞歌」を紹介しギターに合わせて歌います。
現時点で作成した発表の知覧表を紹介します。多少の変更があるかもしれません。
R6, 一覧表,発表内容案13回「朗読を楽しむ」~ふるさとの民話特集~
チケットは発行していません。ノルマ負担から開放というわけですが、PRだけできて頂けるほど甘いものではないことは重々承知の上です。興味がある人は足を運んでください。お互いに「郷土の歴史文化の再創造と舞台化」を朗読で楽しみましょう。
(ブログ:劇研「空」 郷土の民話 朗読 20240916洲浜昌三)