R5,永田和宏先生講演 好評裏に終わる(しまね文芸フェスタ)

9月17日、大田市のあすてらすホールで開催された永田先生の講演「表現することで変わっていく〈私〉」が開催され、約200名が熱心に耳を傾けました。歌人でもあった奥様、故・河野裕子さんとの短歌の交流が感動的でした。三首だけ紹介しましょう。

「あなたらの気持ちがこんなにわかるのに
言い残すことの何ぞ少なき」(裕子)

「手をのべてあなたとあなたに触れたときに
息が足りないこの世の息が」(裕子)
「訊くことはついになかったほんとうに
俺でよかったのかと訊けなかったのだ」(和宏)

痛切ですね。胸に刺さり問いかけてきます。最後に言われました。「ほめられ上手でした。それによって良い面がどんどんでてきます」同感です。そうありたいですね・・・。
(ブログ:島根県詩人連合、しまね文芸フェスタ 20230923洲浜昌三

 

「R5,永田和宏先生講演 好評裏に終わる(しまね文芸フェスタ)」への1件のフィードバック

  1. うーん、素敵過ぎてコメント不可です。言葉の力足りないなと自戒(自戒以下)。

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