R1,邑南町文芸誌「大耕」26号発行

島根県邑智郡邑南町で発行されている「大耕」という文芸誌があります。10月に26号が発行されました。事務局(日高政恵さんはじめ編集委員6名)は出羽公民館で、公民館の活動として、町の助成も受けながら、執筆者は3冊購入(3300円)という負担で継続してこらました。
現在、公的な機関がバックアップしている文芸誌がどれだけあるでしょうか。ぼくが知っている限り、島根県がバクアップし島根県文芸協会と一緒に、俳句、短歌、川柳、詩、散文を公募して入選作品を載せている「島根文芸」(52号になります)と、邑南町の「大耕」だけです。(他にあれば教えてください)公的なバックアップがあると、なんといっても強いのは、継続性があるということです。「大耕」が継続しているのも、編集委員見識や努力と共に、公的な支援があるからでしょう。これは地域の文化活動にとってとても重要なことです。この本を読んだとき、同じ文芸に関わっている者として、とても嬉しく、励みになりました。そこがぼくのふるさとでもあるからです。思わず声援を送りたくなりました。「島根文芸」の入選者が邑南町から多かったのも、このような素地があったからでしょう。

昨年、大田で音楽劇『琴の鳴る浜』を上演し、邑南町の知人にも案内して観劇していただきました。それも一つの縁で、町出身者として寄稿してほしいといわれ、僕と他に2人が詩やエッセイを送り掲載されました。寄稿者も高齢化してきて、発行も大変だそうですが、町の出身者にも書いてもらうという方針はとてもグッドアイデアだと思います。表紙は高橋文子さんが描かれた邑南町の風景ですが、素敵です。作品も短歌、俳句、詩、随筆、川柳、回想、民話など多彩です。

27号の〆切は令和2年10月1日です。邑智郡邑南町山田 出羽公民館宛てです。邑南町が故郷の人、懐かしい故郷の思い出を短歌や詩、散文にして送ってください。大変でしょうけど、どんどん消えていく文芸の火を、いろいろ工夫して守っていただきたいものです。応援しています。
(ブログ 詩の散歩道 本の紹介 20200123 すはま )

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