詩集「港湾の詩学ー詩人の港・詩人の海ー」

おもしろい詩集が発行されました。港や海をテーマにしたアンソロジーです。発行人は京都の詩人、すみくらまりこさん。公益社団法人日本港湾協会の研究奨励助成を受けて刊行されました。大いにPRしてください、と案内書にありましたので紹介します。

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(島根の港)があります。洲浜昌三?・・・・ホンニンじゃないですか。この島根の港だけ詩を紹介しましょう。石見銀山考として歴史を素材に書いている中の一編です。湯里の人の話しでは、子供のときには古龍で泳いでいたそうです。いまは草や木が生い茂っていて道もわかりません。

古代へ帰った港                      洲 浜 昌 三

日本海の荒波を遮断した細長い湾は
両岸を緑の樹木に囲まれ
藍色の水を湛えて ひっそりと横たわっていた

ここには
船もない道もない家もない人もいない
もやい綱を結びつけた鼻ぐり岩の他には
人工の構造物も岸壁もない

石見の守護、大内氏の「大内義隆記」に
「唐土(もろこし)、天竺、高麗の船が来た」と書かれ
銀鉱石を博多や朝鮮へ運び出した港・古龍

大航海時に 世界の銀の三分の一を産出し
ポルトガルの古地図に名が残る石見銀山

豊かな海に恵まれ
太古から大陸の文明を受け入れてきた島根
その中央で世界に開かれていた日本の表玄
関 湯里の港・古龍
馬路の港・鞆が浦

「士稼の人数二十万人、一日米穀を費やす事
千五百余石 車馬の往来昼夜を分かたず」
「津々浦々四方の大船に競ひ繋ぎ~」
と「銀山旧記」に書かれた石見銀山

山を越え銀鉱山の町・大森へ物資を運ぶ牛馬の列
蔵が並び北前船でひしめき合った
温泉津の港・沖泊

日本海に面し東西に長くのびた山陰、島根
そこに90の港があり全国で三位だという
その中に三つの港はもうない

「古龍千軒」といわれた古龍の港は
一足先に古代へ帰ってしまった

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最後に発行所などを載せておきます。いろいろな視点、角度、形式で個性豊かな海や港とのかかわりが詩として描かれていて楽しめます。

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H25 しまね文芸フェスタで 安原 葉先生講演

9月23日、出雲市のビッグハートで「しまね文芸フェスタ2013」が開かれました。開会式では出雲市長も挨拶されました。今年度は俳句が担当になっていて月森遊子さんが会長として挨拶されました。

講演は「ホトトギス」同人の会長・安原 葉先生。「花鳥諷詠のこころ」と題してとてもいい話をされました。1932年生まれですが背筋は伸びシャキッとしておられます。虚子などを実際にご存知なので、エピソードの中身も濃厚で貴重な歴史が含まれています。「虚子は寡黙な人でしたが、人の心を見据えるような力を感じた」そうです。H25 安原 葉先生

花鳥諷詠は単なる自然を読むことではなくもっと深いものがある。「虚子が晩年によく説いた存問とは、相手の心を深く察し、謙虚に素直に相手との心を通わせる心持ちが込められている。自身との存問、人との存問、自然との存問、宇宙との存問、超自然との存問。その存問の心を持って客観写生の技を磨き、花鳥諷詠を実践するのが俳句の道であることを虚子は示した」と語られました。例にあげられた有名な俳句の解釈はとても深く虚子の宗教観や宇宙観が背後にあることを説かれました。

前日の夜は歓迎会があり、終わって俳句の人たちと二次会へ行き大いに語り楽しい時を過ごしました。

23日の午後は分科会で、詩の参加者は少なかったのですが、京都から有馬矯さん、神戸から永井ますみさん米子の中村さんなども参加され、楽しい詩作詩朗読会になりました。

有馬敲

有馬さんの「せみ」は同じことばのくり返しですが、とても素敵でした。ちょっと誰も真似ができませんね。音をやリズム重視して詩をつくられる有馬さんならでは異色な詩であり朗読でした。一度聞いたら耳から離れません。

永井さん (1)

永井さんの朗読は微妙な音やリズムの変化も表現される力量があり、これまた素敵でした。きっと発声や発音の訓練も積んでおられるのでしょう。詩も深みがありました。島根の詩人の詩もそれぞれ個性的でよかったと思います。
H25 文芸フェスタ 詩

小林さん岩田さん中村さんは都合で帰られました。有馬さん、奥さま、永井さん、中村さん、シライシさん、ありがとうございました。おつかれさまでした。

(一昨日、有馬さんの最新詩集「晩年」を拝受しました。一気に読みました。京都弁の詩、いいですね。抵抗がありません。晩年を迎えた有馬さんのとらわれのない自由な精神が印象に残りました)

10/26,27ラメールで島根県高校演劇大会

第37回島根県高校演劇発表大会が10月26(土),27(日)加茂町文化ホール・ラメールで開催されます。

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発表校は7校。石見部からは浜田高校が参加します。三刀屋高校、出雲高校は顧問の創作劇です。DSC05037

当日のパンフレットへ寄稿した文章を紹介します。劇研空は島根の高校演劇の応援団です。修平さん管理で発足したこのブログも当初の目的の1つは大田高校の演劇部の支援、高校演劇の応援でした。

  島根の高校演劇は今

全国(中国、島根)高校演劇協議会顧問                                                                                                               劇研「空」代表、日本劇作家協会会員     洲浜昌三

今年の春、一通のメールがぼくのパソコンへ届いた。そこには久しぶりに見るなつかしい名前があった。   概略こんなことが書いてあった。「以前大会などで大変お世話になった○○です。ある学校で勤務することになり、演劇同好会を作りました。生まれた島根でまた演劇に関わることができ大変うれしく感じます。またよろしくお願いします」

まだ島根高校演劇石西大会があった頃、ぼくは講師として参加していた。ある年T校が久しぶりに参加し、とても楽しい創作劇を上演した。劇が好きな仲のいい3人が創意工夫して創りあげた高校生らしい新鮮な劇だった。次の年には代表に選ばれて県大会へ出場した。3人とも3年生で受験を目の前に控え、周囲の反対もあった。それを説得し乗り越えての参加だった。県大会で最後の舞台を観ながら、「この高校生たちもみんな県外へ出ていくんだろうな」と思うと、ふと淋しさが胸に広がった。  そんな経緯があったから、一条の希望の光が届いたようでうれしかった。困難なことは多いけど、がんばって欲しい。困難を切り開き乗り越えて行くのは、一人の人間の情熱とそこから生まれてくる創意工夫である。

多い時には10校あった石見地区の演劇部は一校になった。しかし出雲、松江地区のがんばりのお陰で、島根の高校演劇はここ数年輝かしい成果をあげている。三刀屋高校が連続して全国大会へ出場し、今年は出雲高校が長崎大会へ行った。春の全国大会には昨年は安来高校、今年は松江工業高校が選ばれて出場した。

ぼくが現役のころは広島県の高校、特に舟入高校が常に完成度高い創作劇を上演し全国大会の常連だった。ぼくが川本高校演劇部を担当していたとき、一度中国大会で二位の成績があったが、その上には舟入が高く輝いていた。山陽勢はいつも「高嶺の花」だった。

最近は山陰の島根がそう見られている。「出雲高校、とてもよかったですよ。島根県、中国ブロックで輝いていますね」と全国高校演劇事務局長の阿部順先生の追記が文書の末尾にあった。  全国から見れば島根の峯は輝いて見えるのだろう。その裾野に、熱心で力量のある先生たちとそれに応えて努力している部員たちがいる。

そして○○先生の学校の同好会がいつか部になり、石見の一校が2校になり、やがて3校、4校・・・そんな日を期待している。

石見が一校になったのは残念ですが、そのうち上記の○○校が参加してくれるのを楽しみにしています。

 

短詩「海のように」「つぎの一歩」

海のように                洲浜昌三

ひとつひとつ そのまま
受け入れていくんですね
海のように

かなしいことも
つらいことも

ひとつひとつ すなおに

おかあさん
あなたがそうしたように

つぎの一歩                  洲浜昌三

あの空の頂に立てば
新たな風景が眼下に広がるだろう

いつも頂上を目指して登ったが
今あの空へぼくの夢は届かない

足下に目を落とし
一歩だけを信じて
崩れた山道の瓦礫の上に
つぎの一歩を置く

(平成25年夏、川本高校普通科クラスの同窓会がありました。10年毎に実施していて、今年はは30年振りだった。幹事のオクノ君から、冊子をつくって配りたいので何か書いてください、と頼まれ文章とともに上記の短い詩を2編をメールで送りました。以前どこかに書いたものを短くしたものです。エピグラムに近い詩ですが、40歳を過ぎ、家庭でも社会でも会社でも様々な苦労を体験しているみなさんにはいいおくりものになったようです。

川本高校は現在は島根中央高校。名前が変わり新発足するとき校歌を頼まれて作詞しました。同窓会に集まった卒業生の子供たちが島根中央高校へ入学していて、入学式など校歌を聞きながらぼくのことを思い出しとてもうれしいと言っていました。30年もたつといろいろな巡り合わせがあるものです)

短詩 「たからもの」「おまえの母さん」

たからもの    洲 浜 昌 三

藤づるのバスケットに手を伸ばすと
「だめ!」
遠くから走って来て取り返し
鋭い目でアヤちゃんは僕をにらみつける

外で遊ぶときも
町へ行くときも
大切に持ち運ぶ小さなバスケット

見られたら価値がなくなるもの
そんなたからものが僕にもあった気がする

夜 ぐっすり眠っているすきに
こっそりバスケットを開けてみると
小石が五つ
もみじの葉が三枚

おまえの母さん
洲 浜 昌 三
保育所で日々新しい知恵を授かる
三歳のアヤちゃんは
今日も新しい武器を手に入れて帰る

ふとしたすきに人形を取られさっそく一撃
「おまえのかあさんでーべーそ!」
ことばで反撃できない一歳のヒロちゃんのため
おやじがケンカを買って反撃する
「おまえのかあさんでーべーそ」
「ちがう! おまえのかあさんでーべーそだ」
「おまえのかあさんがでーべそだ」
「でべそじゃない! でべそじゃない!」
叫びながら涙の小川が二筋三筋

(今までこどもの詩を意外にたくさん書いています。この詩は「きれんげ」に書いたものです。現代詩とかなんとか小難しい意識はまったくなく、こどもを見ていてふと心を動かされたことをメモしておいて、あるとき机に向かって詩にしたものです。素直に書いているので自分でも読むと素直な気持ちになり、ほのぼのとしてきます。

このブログの読者は70%以上が new visitors です。何故かここ数ヶ月前からいつもグラフで「詩」が上位を占めています。詩など読む人は詩人しかいないといわれているのですが、ここに書く詩は分かりやすいからでしょうか。詩がもっともっと一般の人に広まっていくことを願って書いているのですが、有名人のブログなら regular visitors がいて毎日多くのファンが読むのでしょうが、そうでもないこの地味なブログに立ち寄ってくださる人がいるとはうれしいことです。短くて分かりやすい詩を紹介するようにしています)

10/5 13回中四国詩人会香川大会

第13回中四国詩人会大会は2013年10月5日(土)香川県髙松市のリーガホテルゼスト髙松で13時30分から開催されます。参加費は会員も一般参加者も1000円、学生は500円。14:15まで総会ですが、そのあとは中四国詩人賞表彰式、自作詩朗読、記念講演、懇親会とつづきます。

記念講演は「韓国の歴史風土と文学事情」という演題で南 邦和さんが話されます。

中四国詩人賞は今回は2名で壷坂輝代さんの詩集「三日箸」と木村太刀子さんの詩集「ゆでたまごの木」が決まっています。当日は朗読もされます。

翌日は文化観光。源内記念館、志度寺、山頭火句碑、屋島、源平古戦場などを巡ります。一度も行ったことがないので楽しみです。14時30分、髙松駅解散です。島根から川辺さんが自作詩朗読の予定です。島根の詩人のみなさま、ぜひご参加ください。

詩 「何を残しただろう」

何を残しただろう                    洲 浜 昌 三

戦後の貧しい村の小学校や中学校で
欠席する理由は四つしかなかった
「病気」「手伝い」「貧乏」「怠け」

手伝いもないのに元気な子が学校へ来なければ
当然「怠け休み」
最大の恥だったからみな休まなかった

教師になり二十数年たった時A君と出会った
遅刻欠席がつづき 何度注意しても同じことの繰りかえし

習慣化した怠けに活を入れようと 放課後 家を訪ねると
布団の中でマンガの読書中

「こんな時間に何をしてるんだ!目を醒ませ!」
意識的に声を張り上げたが
期待した反撃の言葉は返らずしばし静寂
いつもの素直な優しい表情でうつむいている
「…あしたは来るよね」
「はい」

初めて目の前にした心の深い闇
初めて向かいあった新しい欠席
行きたくても行けない 「不登校」

遠くへ行ったA君よ
元気か ー

ぼくの古い武器は
深い傷を更にえぐっただろうか

分厚い壁に裂け目ができて
青空が見えるようにならなかっただろうか

 

大田市文化協会が発行している「きれんげ」107号に頼まれて書いた短詩です。ここではちょっと修正しています。
今までにない欠席と初めて出会ったときの戸惑いは今でも忘れません。まったく未知の精神文化と出会った戸惑いでした。怠ければ叱る、という日本古来のしつけの武器は通用するどころか逆効果を生むことになったのです。あのころから日本の文化も変わっていったようにおもいます。
 

9/23 出雲で「しまね文芸フェスタ2013」

2013年のしまね文芸フェスタは出雲市の「ビッグハート出雲」で開催されます。俳句、短歌、川柳、詩、散文の5部門で運営委員会、実行委員会を何度か開いて準備を重ねてきました。今年の担当は俳句部門で会長は月森遊子さんです。講師は「ホトトギス」同人会会長、安原 葉先生。演題は「花鳥諷詠のこころ」。島根にいても、毎年第一線で活躍されている人の講演を聴けるのはありがたいことです。

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前日の夜は例年どおり前夜祭として講師先生の歓迎会があります。ニューウエルシティ出雲、18時からです。

大会当日の午後は分科会です。その内容は次のとおりです。見えにくいけど見たい人は見てください。

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詩の分科会では自作詩の朗読・鑑賞と感想会です。事前に作品を30部事務局へ送るか、当日持参してください。

今年は神戸の永井ますみさん、京都の有馬さん、米子の中村さんが参加される予定です。神戸の宮川さん、白石さんも来られるかもしれません。永井さんは米子の出身で現在神戸で活躍中です。詩も随筆も書かれますが、朗読をビデオに収めてDVDにするために数年前から全国を走り回っておられます。有馬 敲さんもキャリアのある大ベテラン。中村さんは一日一作を課して詩をブログで発表し、過日詩集を出版されました。

こんなに一度に県外の詩人が参加されるのは初めてです。県内の詩人のみなさん、また参加されるみなさん、大いに楽しみにして参加してください。

9/21 NHK・Eテレで高校演劇全国大会放映

2013年度の第59回全国高校演劇長崎大会は8月4日におわりました。中国地区からは出雲高校と広島の沼田高校が出場しました。事務局長の阿部順先生から届いた報告書に「出雲高校、とてもよかったです」と添え書きがしてありました。

さて、例年どおり、今年も「青春舞台2013」がNHK、Eテレで放映される予定です。9月21日15時から17時です。大会のドキュメンタリだと書いてありましたが、最優秀賞を受賞した大阪市立鶴見商業高校の「ROCK U!」(趙  清香作)は放映されるようです。趙さんは演劇部員で創作脚本賞も受賞されました。

優秀賞は長野県丸子修学館高校、北海道北見北斗高校、沖縄県立八重山高校でした。

ぜひこの日にはテレビの前に座ってください。座らなかったら横になってもいいですが、それもできなかったら録音してあとでじっくりみてください。

http://stagebox.sakura.ne.jp/wp/apoetinohda/2014/01/04/出雲高校「ガッコの階段」/

ついでにおしらせです。今年度の39回島根県高校演劇発表大会は10月26,27日、ラメールで行われます。暇をつくってちょっとでも見に行ってください。すはま君は講師で行くことになっています。

H25 出雲校演劇部全国大会前に浜田で上演

出雲高校演劇部が創作劇「ガッコの階段」(伊藤靖之作)で、8月上旬に長崎で開催される全国大会で上演することはこのブログでも紹介しました。今年度は特別枠があり、沼田高校も中国地区代表として参加します。

8月13日に第8回島根県高校文化フェステバル(高文連主催)が浜田の石央文化ホールで開催され、出雲高の劇も上演されると聞き、楽しみに出かけました。前日には季刊「高校演劇」でじっくりと伊藤さんの脚本を読みました。2時過ぎから上演だと聞いたので、12時半に出発。1時間10分あれば十分、と余裕綽々、風景を楽しみながらゆっくり運転し、途中でも道草を食ったり、到着してもゆっくりと絵画や写真などの展示を鑑賞しました。2時過ぎになったのでホールへ入ろうとしたとき・・・

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キムラさんとばったり。「出雲高は何時から?」と聞いたら、「1時半から始まっていますよ」!!!なんというこっちゃ・・・

終わりの20分ばかり見ました。舞台中央に高い階段があり、それをのぼるかどうか、のぼってどこへいくのか、のぼれば何が見えるのか、のぼりたかったにのぼれなかった大勢の人たち・・・・

のぼろうとして波に流されていった大勢の人たち・・・劇はその場面でした。なかなか工夫し象徴的な舞台から訴えてくるものがありました。(いつものことながら高校生が声を張り上げると、キンキン声になり、言葉が聞き取りにくく、キンキンが耳に響くのが難点でしたが・・・)

「高校演劇 長崎大会上演特集号」から出雲高の舞台写真が載っているページを紹介させていただきます。
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poetic でsuggestiveな舞台でした。イメージをどう表現するかということは詩や演劇の基本的な要素です。しかし劇は人間や舞台など具体を通して表現しますから、抽象的なイメージだけでは観客の心に届かないことがあります。そこが難しいところです。脚本の前半にも、「階段を必死でのぼろうとして登れなかった人たち」のイメージを布石として置いておけば、各場面のイメージがバラバラにならずもっと統一されるかもしれません。(終わり20分しか見てないのに勝手なことをいうな!そうでした。すみません)

同じく、広島県立沼田高校の写真を紹介します。顧問の黒瀬貴之先生が翻案された脚本です。沼田高校も久しぶりの全国大会ですね。

H25 長崎大会沼田高校写真

 

H25 長崎全国大会

出雲高の劇が終わって、ロビーで亀尾先生と出会い、いろいろ話しました。

亀尾先生の劇や脚本のことはこのブログで何回も取り上げていますが、「脚本「三月記」』を読む」はコンスタントに検索して読まれ、グラフの上位を占めています。なんでかな、なんでだろう、といつも思います。「創作について」もよく読まれています。役に立てば、このブログも喜んでいることでしょう。(グラフは毎日ごとにでるようになっています。普通は全体で毎日40から80くらいアクセスがあります)

長崎大会の時には劇作研究会の総会や、高校演劇研究協議会の総会もあり、案内がきましたが、残念ながら欠席通知をだしました。島根の顧問の先生方からじっくり聞くことにしましょう。

出雲高校演劇部のみなさん、沼田高校演劇部のみなさん、「肩の力を抜いて伸び伸びと」がんばってください。イトウさん、電話ありがとうございました。観客や講師の先生方の感想を楽しみにしています。