「島根県詩人連合」カテゴリーアーカイブ

H26 「島根文芸」42号 12回県民文化祭文芸作品集

2014年度の県民文化祭文芸部門の行事は終わりました。今年度は川柳部門が担当で竹治会長を中心に大田での文芸フェスタを行いました。また短歌、俳句、川柳、詩、散文を公募し、入選作品と選評、招待作品を掲載した「島根文芸」42号が刊行されました。この本は千円で、希望者は購入することができます。表紙を紹介します。立派な本です。
H26 「島根文芸」

12月14日に松江で表彰式が行われました。表紙の写真は海士町後鳥羽院資料館にある後鳥羽天皇像です。今までの表紙には、小泉八雲、森鴎外、柿本人麻呂の表紙もありました。島根は中央から遠い僻地ですが、文学では日本を代表する人物がいるのですね。こうして表紙になると、改めて島根を見直します。来年は誰でしょう。

DSC06183

上の写真は詩部門の入賞者へ賞状授与が行われているところです。表彰式のあとは各部門に分かれて入賞作品の合評会が開かれました。

DSC06271

DSC06272

詩の応募作品は年々減っています。ぜひ多くの人に参加して頂きたいものです。小中学生の場合は自分から応募することはまずありません。学校の先生や親、地域の指導者の声掛けや指導によって応募することがほとんどです。

その点では、学校で読み聞かせをしておられる出雲市の金築雨学さんの指導は大変参考になります。今年も一年間指導されて、冊子にまとめられた作品集を送っていただきましたが、感服しました。

今年度は詩の選考を川辺、有原、洲浜の三人で行いました。選評も書きましたので参考までに紹介します。どんな批評をしているか関心があれば開いてみてください。

H26 選評 「島根文芸」2014 詩部門

来年度(2015、平成27)は詩部門が担当です。文芸フェスタでは詩の講師を呼ばなければいけません。目下、念願の大詩人に当たっています。ほぼ実現しそうです。名前を聞いたら、行きたい!という人がたくさんいることでしょう。楽しみです。会場は松江の県民会館の予定です。

 

H26 しまね文芸フェスタ’14(大田)

2014年度のしまね文芸フェスタは、大田市のあすてらすで9月28日に開催されました。午前中は、児童文学者、童謡詩人の矢崎節夫先生の「みんなちがって、みんないい」と題した講演がありました。ホールはほぼ8割の入りで、情熱を込めた先生の話に耳を傾けました。

DSC06033

金子みすゞの文学的な側面よりも、生き方や、現代との対比、道徳的な側面に力点を置いた講演でした。現代の社会や人間関係などに危機感を覚えておられることや、参加者が高齢者という配慮があったのではないかと勝手に推測しました。

前日の夜には前夜祭として歓迎会が行われ、大田市教育長、文化協会会長なども参加され、楽しい歓迎会になりました。アトラクションとして大田の女性天領太鼓のみなさんの熱演もありました。文芸協会会長・川柳協会の竹治さんのサービス精神の発露とでもいうところです。行き届いた配慮があちこちにありました。

 

劇研空は平成5年に「詩の朗読と語り劇」を開催し、金子みすゞの詩の朗読や歌を取り上げました。その時、矢崎先生の著作がとても参考になったことを、歓迎会の席で述べました。当時は金子みすゞが世に広く紹介される一歩前のころで、大田市内で名前を知っていた人はわずかだったと思います。金子みすゞが世に広く知られるようになったのは、ひとえに矢崎先生の功績です。

紹介記事を読んでいたら、矢崎先生は、早稲田の大学生のときから「まど・みちおに師事」と書いてありましたので、そのことも尋ねてみました。8月30日に、劇研空でまど・みちおの詩の朗読をやったことも話しました。不思議なつながりを感じました。

DSC05702

午後の分科会で、詩の部門では約10名参加しました。洲浜君が、郷土の詩人として、石村勝郎さんの詩歴を紹介し、石村さんの詩を朗読しました。そのあと、参加者が詩を朗読、感想を述べ合いました。久しぶりに小林さんも参加され、とても良い詩を書いて朗読されました。隠岐の流人を書いた詩で、今までにない洗練されたスタイルで、早速石見詩人への復帰の手紙を書き、OKの返事をいただきました。石見詩人は11月初旬が〆切です。

 

さてさてさて、来年は詩部門が担当です。講師に誰を呼ぶか話し合いました。びっくりするような大物詩人を考えています。可能性も大いにあります。誰かって? それは・ひ・み・つ・top secret でーす。

H26 島根県民文化祭、文芸作品募集

平成26年度の県民文化祭の文芸部門の運営委員会が開かれ、今年度の予定などが決定しました。文芸作品(短歌、俳句、川柳、詩、散文)の募集要項ができあがりました。各市町村の文化施設や学校などには届いているはずです。手にとって見てください。

作品募集は7月1日~9月5日です。ぜひ多数のみなさんに応募していただきたいものです。ぼくは詩の部門ですが、ここ数年30編前後で停滞気味です。小中学生が参加できるジュニア-部門は年々応募者が増えています。

DSC05684

表彰は12月14日、松江の島根県職員会館で行われます。入賞作品は「島根文芸」に掲載されます。

DSC05685
DSC05686

電子メールでの応募もOKです。bunkashinko@pref.shimane.lg.jp
「島根県民文化祭」とういうホームページもありますので、どうぞ。

DSC05687

小中学生は自分から応募する者は少なくて、学校の先生の指導によって作品を書き、それをまとめて送ってこられる場合がほとんどです。ぜひ参加してください。

H26,5/25 詩人連合総会、『島根年刊詩集42集』合評も

平成26年度の島根県詩人連合総会を5月25日(日)13時から大田市のパストラルで開催します。それに先だって、10時30分からは理事会を開きます。協議事項は、役員選出、事業報告、決算予算、しまね文芸フェスタ2014(大田市「あすてらす」で開催)、『しまねの風物詩Ⅱ』の刊行について。

終わってから、年刊詩集の合評会を開きます。『島根年刊詩集』は42集となりました。残念ながら高齢者が増え、年ごとに参加者が減少していきます。若い人に参加してほしい!

DSC05661

目次を紹介します。島根県高等学校文化連盟文学コンクール「詩の部」で入選した優秀作品も掲載しています。松江農林の船木さん、松江東の鈴木さん、吉賀高校の藤永さん、松江東の谷本さん、益田高校の森本さん、平田高校の伊藤さんの作品です。若い感性がさわやかに光っています。

DSC05662

事務局は安来市飯島町1842  島根県詩人連合事務局長 川辺真です。

希望があればお送りします。メールでもいいですし、電話(82-3040)でもかまいません。大いにベンキョウします。詩など読む人がいない時代に、読んでいただけるだけで最高です。

来年のしまね文芸フェスタは、詩部門が担当になります。講師を誰にするか、今から検討しておかなければなりません。

H26 「しまね文芸フェスタ」は大田市で

2014年3月27日、松江で平成26年度島根県民文化祭文芸部門第2回運営委員会が開かれました。俳句、短歌、川柳、詩、散文部門から代表者が出席して、25年度の反省、決算、26年度の予算、事業計画を話し会いました。

「しまね文芸フェスタ2014」は9月28日(日)大田市の「あすてらす」で開催することが決まりました。担当部門は川柳で、会長は竹治ちかしさん、副会長は長谷川博子さんです。

講師は矢崎節夫先生。児童文学作家、童謡誌人、金子みすゞの研究家として有名な先生です。以前大田のサンレディで講演され、聞きに行ったことがあります。

劇研「空」も以前、「朗読を楽しむ」で金子みすゞの詩の朗読、歌を取り上げ、市民会館中ホールで披露したことがあります。大田で開かれますので、現地の実行委員会も作られます。また講師歓迎の前夜祭もある予定です。竹治さんは大田の出身ですから、いろいろ好都合です。関係者のみなさん、そのつもりで予定に組んでおいてください。

 

 

H25 『島根文芸』入選者表彰式 松江で

2013年度の島根県民文化祭の一環として行われた文芸作品公募の作品集が発行され、入選者の表彰式が12月15日、松江市で行われました。県の関係者、詩、俳句、短歌、川柳、散文部門の代表、選考者をはじめ入選者とその家族など100人以上の人たちが参加しました。

DSC05267

上の写真は入選作品集です。昨年から中学生以下を対象にしたジュニア-の部の作品集は別冊で発行されるようになりました。この本の購入を希望する人は次のところへ問い合わせてみてください。在庫があれば本代だけならは1000円です。文化国際課文化振興室(0852-22-5877)

DSC05258
上の写真は詩部門の入選者です。銅賞以下は入選作品として数名の人の作品が本には掲載されています。DSC05275DSC05276

全体の表彰式の後で、例年のとおり分科会が開かれ、参加者と作品を鑑賞しました。詩部門では撰者の閤田真太郎、山城健、岩田英作さん3人と詩人連合事務局長の川辺真さん、理事長の洲浜昌三が出席しました。最初に作者が作品を朗読し、お互いに感想などを述べ合いました。

DSC05260 DSC05261

ジュニア大賞の出雲市佐香小学校の南場知揮君の「魚の目」も、南場萌花さんの「みんな私の父さん」はとてもいい作品で、みんなが感心しました。紹介すればいいのですが・・・・また時間があるときいつかどこかで・・・。

この佐香小学校へ読み聞かせ(朝15分)にいっておられる川柳の金築雨学さんも参加され、ひと言指導のいったんを述べていただきました。「ほめられようと思って書かない」「飾らない本当の自分を書く」「見たこと、事実を感性でとらえて表現する」ことを目標にして書かせられたそうです。もちろん川柳も指導しておられ、今回の本にも多くの児童が入選しています。

後日、金築さんから冊子が届きました。紹介します。
DSC05277

18ページの冊子ですが、子供たちの川柳や詩がたくさん載っています。ここに源泉あり!!ですね。すごいことをしておられます。以前詩では、益田の石見詩人、田原先生の児童詩{蟻}、浜田でも長い間、小中学生の詩や短歌など公募して冊子にして発行していました。

いまはゼロになりました。どうにかしたいところですね。

H25 しまね文芸フェスタで 安原 葉先生講演

9月23日、出雲市のビッグハートで「しまね文芸フェスタ2013」が開かれました。開会式では出雲市長も挨拶されました。今年度は俳句が担当になっていて月森遊子さんが会長として挨拶されました。

講演は「ホトトギス」同人の会長・安原 葉先生。「花鳥諷詠のこころ」と題してとてもいい話をされました。1932年生まれですが背筋は伸びシャキッとしておられます。虚子などを実際にご存知なので、エピソードの中身も濃厚で貴重な歴史が含まれています。「虚子は寡黙な人でしたが、人の心を見据えるような力を感じた」そうです。H25 安原 葉先生

花鳥諷詠は単なる自然を読むことではなくもっと深いものがある。「虚子が晩年によく説いた存問とは、相手の心を深く察し、謙虚に素直に相手との心を通わせる心持ちが込められている。自身との存問、人との存問、自然との存問、宇宙との存問、超自然との存問。その存問の心を持って客観写生の技を磨き、花鳥諷詠を実践するのが俳句の道であることを虚子は示した」と語られました。例にあげられた有名な俳句の解釈はとても深く虚子の宗教観や宇宙観が背後にあることを説かれました。

前日の夜は歓迎会があり、終わって俳句の人たちと二次会へ行き大いに語り楽しい時を過ごしました。

23日の午後は分科会で、詩の参加者は少なかったのですが、京都から有馬矯さん、神戸から永井ますみさん米子の中村さんなども参加され、楽しい詩作詩朗読会になりました。

有馬敲

有馬さんの「せみ」は同じことばのくり返しですが、とても素敵でした。ちょっと誰も真似ができませんね。音をやリズム重視して詩をつくられる有馬さんならでは異色な詩であり朗読でした。一度聞いたら耳から離れません。

永井さん (1)

永井さんの朗読は微妙な音やリズムの変化も表現される力量があり、これまた素敵でした。きっと発声や発音の訓練も積んでおられるのでしょう。詩も深みがありました。島根の詩人の詩もそれぞれ個性的でよかったと思います。
H25 文芸フェスタ 詩

小林さん岩田さん中村さんは都合で帰られました。有馬さん、奥さま、永井さん、中村さん、シライシさん、ありがとうございました。おつかれさまでした。

(一昨日、有馬さんの最新詩集「晩年」を拝受しました。一気に読みました。京都弁の詩、いいですね。抵抗がありません。晩年を迎えた有馬さんのとらわれのない自由な精神が印象に残りました)

9/23 出雲で「しまね文芸フェスタ2013」

2013年のしまね文芸フェスタは出雲市の「ビッグハート出雲」で開催されます。俳句、短歌、川柳、詩、散文の5部門で運営委員会、実行委員会を何度か開いて準備を重ねてきました。今年の担当は俳句部門で会長は月森遊子さんです。講師は「ホトトギス」同人会会長、安原 葉先生。演題は「花鳥諷詠のこころ」。島根にいても、毎年第一線で活躍されている人の講演を聴けるのはありがたいことです。

DSC04945

前日の夜は例年どおり前夜祭として講師先生の歓迎会があります。ニューウエルシティ出雲、18時からです。

大会当日の午後は分科会です。その内容は次のとおりです。見えにくいけど見たい人は見てください。

DSC04946

詩の分科会では自作詩の朗読・鑑賞と感想会です。事前に作品を30部事務局へ送るか、当日持参してください。

今年は神戸の永井ますみさん、京都の有馬さん、米子の中村さんが参加される予定です。神戸の宮川さん、白石さんも来られるかもしれません。永井さんは米子の出身で現在神戸で活躍中です。詩も随筆も書かれますが、朗読をビデオに収めてDVDにするために数年前から全国を走り回っておられます。有馬 敲さんもキャリアのある大ベテラン。中村さんは一日一作を課して詩をブログで発表し、過日詩集を出版されました。

こんなに一度に県外の詩人が参加されるのは初めてです。県内の詩人のみなさん、また参加されるみなさん、大いに楽しみにして参加してください。

H25 「島根年刊詩集」第41集刊行

2013年3月、「島根年刊詩集」第41集を刊行しました。92ページ、31人が参加しています。
DSC04659

 

島根県の川本町生まれで長崎に在住のH賞受賞詩人・高塚かづ子さんも参加されました。「ケリケリナ・コンストリクタ」という深みがあり示唆に富む素敵な詩です。中村梨々さんも初めて参加、「父の庭」という随筆を書いておられます。中村さんは現在は益田市在住で、昨年詩集「たくさんの窓から手を振る」を出版されました。

長年「山陰詩人」で詩を書き、年刊詩集にも欠かさず参加された松田勇さんが逝去され、田村のり子さんが心のこもった追悼記を、川辺さんが心に沁みる追悼詩を書いておられます。

個性的で多様な作品があるので、楽しく読めます。定価は1500円。希望があればお送りします。

DSC04660

H25 「しまねの風物詩」Ⅱ刊行計画 ー詩人連合総会で決定ー

2013年5月26日、大田市のパストラルで島根県詩人連合総会を開きました。午前10時30分からは理事会、午後は総会と「島根年刊詩集」第41集の合評会を開き、16時30分に閉会しました。参加者は10名前後ですが、中身の濃い一日でした。

行事報告や決算、予算などと共に大きな議題は「しまねの風物詩」Ⅱの刊行計画案の審議でした。いろいろな意見がでましたが、詩人だけではなく、多くの人に詩に親しんでもらうことを目標にして、まず過去の作品で自薦他薦を含めふさわしい作品を集めてみよう、ということになりました。もちろん新作も大歓迎です。

DSC04655

(パストラルの玄関でパチリ。益田の高田夫妻は都合があり途中で帰られました。2年前には90歳を過ぎた肥後敏雄さんや松田勇さんも参加されました。杖をついてゆっくりと歩いて帰られる姿は今も脳裏を離れません。詩を書いて徳をすることなど何もありませんが、その「志の高さ」には頭がさがります)

「しまねの風物詩」は1995年に刊行しました。益田市の画家・金本裕行さんのスケッチをたくさん挿入して読みやすい詩集になりとても好評でした。道の駅や大森銀山の店などにもおかせてまらい、かなりうれました。1000円という手軽さもよかったのでしょう。

先日はシンガポールと千葉から娘の友人が石見銀山に来られ、娘の依頼で案内しましたが、おみやげに「しまねの風物詩」を贈呈しました。菓子などに添えて一緒におみやげにするのもいいなぁ、と思った次第です。多くの人に参加していただきたいものです。事前に購入数予定を調べて、発行資金の一部にすることになっています。一冊1000円です。10冊でも20冊でも予約して強力してくだい。

次に最初に刊行した「しまねの風物詩」の表紙を紹介します。今でもすこしですが残部がありますので欲しい人は申し出てください。書店にはもうありませんが、毎年数冊は購入希望があります。

DSC04661

    「しまねの風物詩Ⅱ」の刊行について                             (事業の内容)

1.刊行の目的    県内の詩人の県内での発表の場としては詩誌「山陰詩人」、「石見詩人」、「光年」 アンソロジー「島根年刊詩集」などがあるが、読者はそれらの詩誌等に属している詩 人にほぼ限られている状況です。一般県民の人たちにもわかりやすい「しまねの風物」 という視点から作品を収録し、刊行することによって詩人以外の人たちにも詩に親し んでもらう機会とするものです。

2.作品の募集
(1)島根県詩人連合の会員だけではなく、県内、県外の一般の人も対象にして募集する。
(2) 自薦他薦も含め過去の作品からふさわしい作品を選ぶ。「島根文芸」の入選作品や過去の個人詩集からも選んで推薦する。
(3)募集要項を作り関係者やマスコミ、図書館、公共機関などに送りPRする。
(4)小中学生や高校生の作品でも(既成を含む)ふさわしい作品は対象にする。
(5) 募集期間は、平成25年4月~25年8月(予定)とする。

3.作品の内容    島根の風景や、行事、歴史、地名、人物、事件、文化、精神的な風土、伝承、神話、   民俗、風習などあらゆるものを対象にした詩を対象にする。名前にこだわって狭い意  味の「風物」に限定しない。

4.本の内容
(1) 詩の作品が中心になるが、前回のようにスケッチを入れるか、あるいは写真を入れるかは編集段階での検討課題とする。
(2)本の体裁は前回のものをベースに検討する。総頁数は概ね100頁とし、作品数は     40~50篇とする。
(3)地域別の編集とし、方言詩やこどもの詩などを別に編集することも検討。

5.作品の選考
(
1)理事を中心とした選考委員会を作り、応募・推薦作品の中からふさわしい作品を選考する。
(2)選考作業期間は、平成25年10月~11月(予定)とする。

6.刊行予定       刊行時期は平成26年2月(予定)とする。

 

総会では、いかにして若い人を増やすかも議論しました。インターネットに自由に詩を書く若い人から、高いお金を出して同人誌に書く意味があるのか、といわれると明快な言葉は返せません。どの文化団体でも切実な問題です。発行毎に一編の詩のために5千円、8千円という負担を若い人に要求することは無理です。難しい問題ですね。