「地域情報」カテゴリーアーカイブ

R6,熱演 二人の会話劇「4月になれば彼女は彼は」(劇団8CH公演)

12月23日、大田市民会館中ホールで表題の劇が上演されました。前回は岸田國士作「紙芝居」を映像配信として作成されたので動画で鑑賞しました。その前は芥川竜之介の「羅生門」で迫力がありました。初演の舞台はこのブログでも劇評を書いています。
「4月になれば彼女は彼は」というタイトルで、何を想像しますか。ヒットした映画で「4月になれば彼女は」というタイトルがありましたが、それを連想?・・・するかかどうか人様々ですが、空想が広がります。この劇もそこに狙いがあると思われます。
「紙風船」は夫婦二人だけの会話劇です。日曜日に夫は新聞を読みながら、妻は縁側で編み物をしながらありふれた会話をします。剣があるような無いような、親しいような無神経なような、共感しているように見えて奥底では噛み合わないような会話の連続です。今回の劇では、夫婦ではなくて、劇のオーデションをを受けるために男性と女性が「紙風船」のセリフを練習します。空想で鎌倉へ出かける場面や、散歩に行く場面、二人の役をいろいろ替えてセリフを喋ります。その役の変化によって演じ方や喋り方が変わります。テンポの良い二人の会話はその変化を見事に演じ分けていました。熱演です。会話にスピードがあっても発声や滑舌がいいので言葉がよく分かりました。ぼくは、作者の弦巻啓太さんが書いておられるような演出意図で劇を見ていませんでしたが、劇中のありふれた会話の中から、ふと舞台にいない人の姿が浮かび上がってくる不思議さを味わっていました。最後には明確に男の妻の姿が浮かび、自分でも驚きました。それが演出意図だったかどうかは不明です。(写真は中山侑也さんから送って頂いた舞台写真です。絶妙な会話で惹きつけた道端正範さん、山内理緒さん)

岸田國士の「紙風船」には場所の設定があります。「夫は縁側の籐椅子で新聞を読んでいる。妻は縁側近くの座布団で編み物をしている」・・・この通りの舞台装置なら、会話も随分違ってきます。大正時代の微妙な夫婦の会話劇になります。今回の劇は、設定は全く違います。実験的現代劇とでも言えるでしょうか。高齢者の方も多いので、そういう人たちがどのように観られたか、興味がありますが、この大田でこのような現代劇を鑑賞できるのは嬉しいことです。ありがとうございました。おつかれさまでした。
(ブログ:観劇記 昌ちゃんの演劇だより20241225洲浜昌三)

R6,今年度「しまね文芸フェスタ」令和7年1/18 松江で実施

例年9月か10月に実施されていましたが、今年度の「文芸フェスタ」は来年の1月18日に県民会館で実施されます。今年度担当は俳句部門で、講師は俳人の森田純一郎氏です。

10月15日に、「島根文芸」の詩の公募作品選考会が松江で開かれ、ジュニアーの部220篇と一般の部15編の詩の選考を今年度は川辺真、山根繁樹、洲浜が担当しました。近年応募作品が減少気味で不安がありましたが、いい作品があり、3時間以上に及んだ選考が終わった後、お互いに満足感がありました。

例年表彰式は12月初旬でしたが、今年度は1月18日に開催される文芸フェスタの講演の前に10時ごろからの予定です(決定ではありません)。各部門の入選作品は「島根文芸」57号に掲載されます。
これまで9月~12月の行事でした。このチラシができたのが10月でしたので、今年はどうなるのか心配しておられた人も多いかと思います。講演と表彰式を同一日にしたのは、受賞者やその関係者にも講演へ参加してほしいという希望も一つの動機です。
(ブログ:文芸フェスタ 島根県詩人連合 20241022洲浜昌三)

R6,芥川龍之介が大田へ来た?(13回「朗読を楽しむ」10/12)

そうなんです。来たんです。大正4年8月。松江出身の友人、井川恭と一緒に。二人は第一高等学校(現在の東大)英文科で同期。芥川が恋が実らず失意の底にあったとき、松江へ招き2週間一緒に過ごしました。そのときに大社や大田の波根へ来て水月亭(今の金子旅館)へ泊まり、海で泳ぎました。写真は波根湖。山側から見た写真です(『石見の100年』より)。戦後、灌漑されて今は一面の水田です。
大正4年7月11日に波根駅は開通したばかりでした。文書を書き残したのは井川ですが、松陽新報(山陰中央新報の前身)に連載し『翡翠記』として刊行されました。

今回の朗読では、この中から大田に関係する文章を中心に朗読します。大田の民話や人麻呂の和歌、芥川の「蜘蛛の糸」なども映像を使いながら朗読します。
前売り券はなし、宣伝もあまりしていません。500円ですが28ページの冊子(朗読した文章を掲載)をお渡しします。
秋は興味深い文化行事がたくさんあります。三瓶でも大森でも魅力的なイベントがあります。どうぞ気軽におでかけください。
(ブログ:詩散歩道 劇研「空」 朗読  20241011洲浜昌三)

R6,第13回「朗読を楽しむ」紹介(10/12大田市民会館)

前回12回、第一部では、郷土の民話をテーマに、三瓶周辺の山口町や富山町、五十猛、久手、都賀行、谷住郷などの面白い民話を朗読用に潤色して発表しました。初めて知ったという人や、方言がとても懐かしかったなどという感想がたくさんありました。(写真は12回「朗読を楽しむ」の朗読シーンです)
今回は、「郷土の民話第2弾」として、「大森昔話伝説口碑集」約45話の中から劇研「空」の定例会で8篇を選び潤色しました。この「大森昔話~集」は、昭和12年に大森小学校の上橋守雄先生が児童や地域の人から集めた聞き書きを森脇太一氏が編集。2年くらい前に劇作家、佐藤万里さんがデータ化、洲浜君にも送って頂き、今回使わせ頂きました。

第二部では、芥川竜之介が大正4年に松江、大社、大田市波根町へ来ましたが、波根に来た時の様子を親友の井川恭が松陽新報に書いて本になっています。その中から波根に関する部分を朗読します。また、「蜘蛛の糸」を渡利章香さんが朗読。渡利勝信さんが「金剛流御詠歌」を朗詠します。柿本人麿の「石見相聞歌」を紹介しギターに合わせて歌います

現時点で作成した発表の知覧表を紹介します。多少の変更があるかもしれません。
R6, 一覧表,発表内容案13回「朗読を楽しむ」~ふるさとの民話特集~

チケットは発行していません。ノルマ負担から開放というわけですが、PRだけできて頂けるほど甘いものではないことは重々承知の上です。興味がある人は足を運んでください。お互いに「郷土の歴史文化の再創造と舞台化」を朗読で楽しみましょう。

(ブログ:劇研「空」 郷土の民話 朗読 20240916洲浜昌三)

R6,国史跡、邑南町「久喜銀山遺跡」について(月イチガク講演)

15日「さんべ縄文の森ミュージアム」で表題の学習会がありました。今回は邑南町の「久喜・大林・岩屋銀山遺跡」発掘調査を基に、邑南町教育委員会の大野芳典さんが講演されました。コンパクトにまとめた写真入りの資料集も配布されましたので、とても便利でありがたい。國指定の鉱山遺跡は全国で9箇所しかなく、国指定になっている石見銀山を構成する遺跡として、この鉱山は歴史的に重要な遺跡だと強調さてました。資料から引用してみます。
1190年代・・・久喜銀山が発見される(伝承)
1500年代頃・・毛利氏による開発、支配
1600年代初め・江戸幕府の直轄地お大森代官所による支配
18~19世紀・・衰退~再開発(床屋吹所跡)
1900年代前後・津和野の堀家による操業(久喜精錬所跡)田所小学校にいたころ、遠足で「志都岩屋」(しずがいわや)へ行った記憶があります。小高い岩の多い山ですが当時はちょっとした名所でした。ここも鉱山があった所です。この一体は「久喜、大林、岩屋」銀鉱山だったのです。広島側から見た写真があります。こういう方角から見たこともないので目からウロコでした。写真の上部が出羽の町です。更に左側に行くと田所です。この角度から見ると毛利氏にとっては目の前の宝です。更に調査が進み、記録や資料が発見されることを期待したいものです。砂鉄についても石見にはまだ未発掘なものがあるのではないかと思います。子供の頃、父と山へ薪取りにいくと、ここは砂鉄を取るために水を流したところだ、などと説明してくれたことがあります。大陸に近い石見には、当時の先進的な遺跡が眠っている気がします。新しく発見された川合の遺跡も、仁万の遺跡も貴重です。新発見がありそうで楽しみです。講演、勉強になりました。ありがとうございました。
(ブログ:地域情報 久喜銀鉱山遺跡  20240616洲浜昌三)

R6,創作音楽劇「琴の鳴る浜」 馬路まちづくりセンターで公演(6/9)

「馬路まちづくりセンター」新築を記念して、表題の公演が6月9日14時から開催されます。生演奏と合唱、独唱、朗読で織成する約40分の短縮版です。4月から毎週練習してきた合唱団と演奏も佳境に入ってきました。8日19時から馬路でリハ、当日は10時から最後のリハ。14時開演です。濃縮された感動的な舞台になりそうです。ソプラノ歌手、松浦麗さんの歌を生で間近に聞かれるなんで、最高!しかも無料とは!

上の市写真は4月の練習風景です。次は合唱の一部の歌詞です。
当日は一緒に歌いましょう。

「空」のメンバーも歌と朗読で出演します。一つのストーリーを十数曲の合唱と独唱、朗読で40分で構成した舞台は画期的な試みです。しかもプロ歌手が参加されるのですから、もったいない!公演です。どうぞお楽しみください。
(ブログ:詩の散歩道 劇研「空」20240608洲浜昌三)

R6,「松代・鬼村鉱山とその関連遺構」学習会(5/18)

表題の第2回学修会があり参加して、3人の関係者から話を聞きました。旧大屋小学校体育館へ行ったのは初めてでしたが、立派な体育館で、このように活用されるのは嬉しいことです。

松代鉱山については大変苦労したことがありました。それで話を聞きたくて出かけました。もう10年以上前ですが、いき出版社が写真集「石見の100年」を出版するとき、30枚ばかりの昔の写真に解説を頼まれました。

その中に次の写真がありました。

「大田鉱山株式会社」初めて見た名前です。久利町松代は行恒の隣の集落。数人の人に聞きましたが、「そんなのがあったらしいね」くらいしか分かりません。色々と調べました。いつ閉山になったのか資料がありません。市役所に聞きましたが駄目でした。最後の社長だったという市議会議員の子息に聞きましたが、まったく分かりません。閉山は「昭和42年頃」だろうと推測しましたが、明確な数字が分かりません。ものを書くとき、「数字と固有名詞」は恐怖の鬼です。間違えば命取り、信用ガタオチ。数字を避けて説明することも可能ですが、逃げるのも癪です。
そんなことがあったので、ぜひ聞きたいと思って出かけました。

学習会では。3人の方が話されました。採掘資材の納入や坑内のメインテナンスに関わられた久利町の沖さん。子供の頃、鉱山の近くで育ち鉱山にも入ったという谷口さん。父親がトラックの運転手として石膏を静間駅まで運んだという谷口さんです。それぞれ自分の目で見て経験した実体験を基づいた話ですから、実感が伝わってきました。コーディネーターの中村先生や阿部先生が、簡潔にポイントをまとめ、それぞれの持つ「歴史的意義」を説明されました。日本の高度成長時代に、この石膏は大きな役割を果たしたことがグラフや数字で証明されました。
松代鉱山に入ると、体育館くらいの大きな空洞もあるそうです。岡山県の吹屋へ行ったことがありますが、鉱山跡をうまく観光に役立てていました。現在に生かす方法があればいいですね。貴重な歴史遺産です。

こうして調査し、記録に残す仕事も貴重です。そこからいろいろなものが発想されたり、PRされたり、新しいものが生まれたりする可能性を秘めています。大田市にはちゃんとした市史がなく、調べ事をするときいつも苦労します。今回の活動がいつか記録として「市史」に掲載されることを期待しています。
(ブログ:地域情報 詩の散歩道 20240519洲浜昌三)

R6,「永井隆物語」雲南市で公演、濃縮された感動の舞台(4/27,28)

永井隆博士の出生地・雲南市チェリヴァホールで創作劇劇が2日間上演され、満員の観客に大きな感動を与えました。長崎に投下された原爆で妻を失い、自らも被爆しながら被爆者の看護に献身した永井隆博士の出生から最後までを、家族を中心に焦点を絞って創作演出(亀尾佳宏先生)された舞台は、一本の線が通り息が抜けないような濃縮された舞台になりました。それは舞台装置から生まれた成果でもあります。舞台の上手と下手に4段の階段を組み24人ばかりのキャストは、その階段へ座っています。演技はその谷間(舞台の中央)で行われますが、座っているキャストは場面に応じて歌い、一人や数人でセリフを言い、群読し、一斉に声をあげ、更に階段から下りてきて劇を演じるのです。

(写真撮影は厳禁なので、終わって舞台をパチリとしました)
舞台装置が生きていました。鉄骨の骨組みは原爆が投下された後の場面で実に効果的でした。照明も生きていました。
初日と二日目ではキャストを総入れ替えで上演するというとても面白い試みが行われました。どうしても2日間観たくなりますが、大田は遠いし仕事もあるので、2日目を劇研「空」の松本夫妻と観劇に行きました。主役の永井隆を演じたのは劇研「空」の山本和之君。大田から大勢行きました。感心したのは超短期間の練習で長いセリフを完璧に消化して、堂々と演じたことです。誠実で生一本な永井博士の姿が浮かび上がりました。(さーすが、大田高校演劇部出身、という声がどこからか聞こえてきました。今は演劇部はありません)
見送りをする主役の山本君と左に亀尾先生の半身(?)正に。
久しぶりに亀尾先生と会話しました。「この道はいつか来た道・・・」の歌が生きていましたね。というと、ありがとうございます、という笑顔。そうです。単なる過去の物語ではないのです。ついでに、新聞を紹介します。隙間のない濃縮舞台でしたから(冒頭を除いて)、息を詰めて見つめました。それだけに、長い沈黙が生きていました。この劇はいろいろバージョンを変えて、三刀屋高校が何度も上演したり、朗読劇で発表されたりしています。とてもいいことですね。最後のパンフレットから借用してパチリ!いい表情ですね。みなさんおつかれさまでした。島根の演劇にまた一つ財産が積み重なりました。
(ブログ:観劇 昇ちゃんの演劇だより 20240509洲浜昌三)

R6,音楽朗読劇「琴の鳴る浜」馬路まちセン公演用脚本

6月9日、馬路まちづくりセンターで完成記念公演のために、毎週木曜日に市民会館で練習しています。18日は2回目ですが、やっとこさ、さきほど脚本が出来上がりました。明日は約束通り皆さんにお渡しできます。歌10曲を中心に朗読と会話でストーリー展開します。表紙です。

「馬路まちセン」新築記念公演について(脚本より)
「馬路町まちづくりセンター」が、旧馬路中学校の跡地に新築され、3月28日に竣工式が行われました。
完成をお祝いして、地元馬路の伝承から生まれた音楽朗読劇「琴の鳴る浜」を公演することになりました。「馬路まちセン」の集会所には、照明や音響、舞台設備はなく、縦約十五、横約十メートルくらいの板張りです。劇形式の発表は無理なので、歌を中心にして朗読と短い会話形式でストリーを展開できるように脚本に手を入れました。時間的な制限があり、すべての歌を入れることはできませんでした。
「琴の鳴る浜」は短縮版を含め六回公演されています。
平成22、23年市民会館、23年馬路小体育館、24年大田小体育館(県音研、仁摩小、中発表)31年市民会館、令和2年県民会館。
発表者や発表場所に応じて、歌を中心にしたり、松江の芸能祭のように盆踊りを中心に舞台を構成しましたり、時間に応じて脚本に手を入れたりすることができるのも、市民の手で作成、上演できる強みといえるでしょう。住んでいる土地の伝承が芸術作品として客観的に味わえる喜びと感動は何物にも代えがたいものです。地元出身のソプラノ歌手、松浦麗さんに今回も参加して頂きます。共に発表できる喜びと素晴らしい舞台を確信しています。(以上脚本の見開きページより)
(ブログ:お知らせ  劇研「空」 地域情報20240418洲浜昌三)

R6, 「銀のまち 今昔物語」(第30回島根県音研 大田大会で発表 2012年)

’24年3月17日、大田市民会館で「竹下克敏先生 メモリアルコンサート」が開催されました。約100名の人たちの演奏が多くの聴衆に大きな感動を与えました。先生を回想して数名の人たちがエピソードを語られました。先生が音楽を通して真剣に生徒たちに立ち向かわれたことが語られました。吹奏楽コンクーで全国大会最優秀賞を筆頭に数々の立派な成績を残して来られたのも、生徒を信じいい加減な妥協をせず真正面から向きあってこられたからでしょう。それは最後の奥様の挨拶の言葉からもひしひしと伝わってきました。胸に響く感銘深い言葉でした。(下の写真は県音研の参加者、大田小学校体育館)

さて、ここで紹介したいのは、竹下先生が表題の研究大会を大田小学校で開催された時、僕にも以前から協力の要請がありました。創作音楽劇「琴の鳴る浜」を合唱を中心に15分で発表できるように短縮版をつくって欲しいと依頼されていたのです。数回準備会が開かれ、15分版を作り、アナウンス原稿を作成しました。前日11月9日はリハ、当日は県内から音楽関係の先生が多数来られました。発表のタイトルは「銀のまち 今昔物語」。竹下先生の命名です。貴重な記録は記載して索引の参考に供したいというのが、このブログの目的でもありますので、ここに写真とともに主な資料を紹介しておきます。平成24年(2012)の記録です。

研究演奏について(パンフより)ー今回の研究演奏は、日頃から子どもたちが音楽の授業や総合的な学習の時間、また、地域の行事で取り組んでいる題材を取り上げ、皆様にお聴きいただくことにしました。~今ふるさとを想う~
北三瓶っ子太鼓クラブの《和太鼓》や池田小学校の子どもたちによる《田植え囃子》は学校のみならず、地域の行事には欠かせないものになっています。ふるさとの伝統を守り伝えていく子どもたちの輝きをぜひ感じていただければと思います。

仁摩小・仁摩中の「ふるさとに伝わる伝説より朗読と音楽」《琴の鳴る浜》は、仁摩町に伝わる琴姫伝説をもとに、平成22年、洲浜昌三氏・長坂行博氏により創作されました。地元に伝わる伝説や史跡について、深く学んだ子どもたちの朗読と合唱がかもし出す、どこかなつかしい世界をどうぞお楽しみ下さい。

一中吹奏楽部の伴奏により大田一中3年生全員による合唱《大地讃頌》をお聴きください。大田市の未来を背負っていく若者たちの、生き生きとした歌声とともに研究演奏を終わりたいと思います。会場の皆様もぜひ、ご一緒にお歌い下さい。(指揮は竹下先生)

大田市立第一中学校吹奏楽部は、平成18年度に全日本吹奏楽コンクール中国大会に9年ぶり3回目の出場を果たし銀賞を受賞。その後、6年続けて同大会に出場し金賞を受賞。平成21年度からは、石見部としては初の全国大会への出場を果たし、3年連続全国の舞台で演奏するという栄誉に恵まれました
生徒たちの音楽に向かう真摯な姿と美しい《吹奏楽》の響きをぜひご堪能下さい。終わりになりましたが、この研究演奏にご尽力いただきましたすべての方々に心よりお礼を申し上げます。

何かの参考になればと思い、当日の「アナウンス原稿」と朗読音楽劇「琴の鳴る浜」(短縮20分版)をPDFで紹介しておきます。
H24 アナウンス原稿・舞台進行表「ふるさと大田 今昔物語」県音研大会
H24 音楽朗読劇「琴の鳴る浜」短縮版 第30回島根県音研大田大会1~6P
(ブログ:詩の散歩道 地域情報 昌ちゃんの演劇だより 第30回島根県音楽教育研究会大田大会 竹下克敏先生 大田一中ブラスバンド 創作音楽朗読劇「琴の鳴る浜」20分短縮版 20240321洲浜昌三)