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1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

H26 「島根文芸」42号 12回県民文化祭文芸作品集

2014年度の県民文化祭文芸部門の行事は終わりました。今年度は川柳部門が担当で竹治会長を中心に大田での文芸フェスタを行いました。また短歌、俳句、川柳、詩、散文を公募し、入選作品と選評、招待作品を掲載した「島根文芸」42号が刊行されました。この本は千円で、希望者は購入することができます。表紙を紹介します。立派な本です。
H26 「島根文芸」

12月14日に松江で表彰式が行われました。表紙の写真は海士町後鳥羽院資料館にある後鳥羽天皇像です。今までの表紙には、小泉八雲、森鴎外、柿本人麻呂の表紙もありました。島根は中央から遠い僻地ですが、文学では日本を代表する人物がいるのですね。こうして表紙になると、改めて島根を見直します。来年は誰でしょう。

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上の写真は詩部門の入賞者へ賞状授与が行われているところです。表彰式のあとは各部門に分かれて入賞作品の合評会が開かれました。

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詩の応募作品は年々減っています。ぜひ多くの人に参加して頂きたいものです。小中学生の場合は自分から応募することはまずありません。学校の先生や親、地域の指導者の声掛けや指導によって応募することがほとんどです。

その点では、学校で読み聞かせをしておられる出雲市の金築雨学さんの指導は大変参考になります。今年も一年間指導されて、冊子にまとめられた作品集を送っていただきましたが、感服しました。

今年度は詩の選考を川辺、有原、洲浜の三人で行いました。選評も書きましたので参考までに紹介します。どんな批評をしているか関心があれば開いてみてください。

H26 選評 「島根文芸」2014 詩部門

来年度(2015、平成27)は詩部門が担当です。文芸フェスタでは詩の講師を呼ばなければいけません。目下、念願の大詩人に当たっています。ほぼ実現しそうです。名前を聞いたら、行きたい!という人がたくさんいることでしょう。楽しみです。会場は松江の県民会館の予定です。

 

H26 広島県高校演劇大会(福山)観劇記

2014年(平成26)11月22,23日、福山市で第56回広島県高校演劇大会が開かれました。
福山リーデンローズのホールは2000人以上のキャパという大ホールです。

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事務局からの急な依頼でしたが、都合よく空いていましたし広島の高校演劇とは当初から縁があり喜んで出かけました。懐かしい先生方に久しぶりに会いました。伊藤隆弘先生の変わらぬ笑顔もなつかしく、嬉しく、その元気な姿に励まされました。

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平成26年度 広島県高校演劇大会(福山リーデンローズ)

1. 福山明王台高校 「祭りよ、今宵だけは哀しげに」  加藤純・清水洋史 作
2.比治山女子高  「恐怖のズンドコ」       柳本博 作 土井一生潤色
3.福山中・高等学校「止まった針を」        林 名央 作
4.広島観音高校  「ミサンガ」          森井あや香 作
5.清水ヶ丘高校  「梅入りおにぎりはいかが」   岡田隆一 作
6.鈴峰女子高校  「夏の夜の…」         畠山真代 作
7.尾道北高校   「KTK2014」                  尾道北高演劇部 作
8.舟入高校「広島戦災孤児養成所『童心寺物語』」吉本直志郎 原作 須崎幸彦構成・潤色
9.基町高校 「うつつうらしまー浦島子・高橋虫麻呂異聞-」松本誠司 作
10.尾道中・高等学校 「急須で淹れた紅茶」コダルマ・ゴロウ 作 中村春菜 潤色 11.呉三津田高校   「銀河旋律」          成井豊 作
12.沼田高校     「はないちもんめ」       黒瀬貴之 作
13.福山中・高等学校 「僕のばあちゃん」       新宮正一 作

講師審査は長田佳代子先生(舞台美術家)、洲浜昌三(劇研「空」代表、全国高演協顧問 )審査員は広島県の演劇部顧問の先生3名、計5名。代表校は舟入高校、沼田高校。

中国大会は12月20,21日松江の県民会館で開催。島根は出雲、松江工業、安来高校が出場。岡山では岡山工業高校が出場しますが、顧問の森脇健先生は大田高校の元演劇部員で、劇研「空」の劇を手伝ってもらったこともあります。

この冊子は、閉会式での講評を少し詳しく劇評として書き、求めに従って、事務局(舟入高校・須崎幸彦先生)へ提出、各上演校へ送られた原稿をまとめたものです、参考になれば幸いです。誤字等は判読ください。文中の写真は遠景撮影という条件で担当者の許可を得ました。

広島県大会へ行ったのは今回で8回目になります。 広島県大会は各校の劇評メモを渡すことになっています。大会中は書く暇もありませんので、後日書いて、事務局へ送りました。その冊子版を紹介します。あくまで洲浜の見方であることを前提にして読んでください。ぼく自身、劇を上演して、劇の感想や批評を聞くのがとても勉強になりました。芸術や文学、演劇は多角的な視点からの批評が養分になります。高校演劇を応援するのが劇研「空」の一つの目標でもあります。このブログで高校演劇関係の記事はよく読まれています。中国地区大会で数人の顧問の先生から、「観劇記を楽しみにしています」と言われたのも励みになり紹介します。

H26 劇評 広島県高校演劇大会(福山)縦2段書き12.10

「山陰文藝」創刊20周年記念40号刊行

「山陰文藝」は1995年(平成7)6月に創刊号が出ました。以来、年2回の刊行を厳守し2014(平成26)11月、40号を刊行し記念行事を開催しました。11月3日、県民会館中ホールで東京大学名誉教授、平川祐弘先生の講演が開かれました。

ラフカディオ・ハーン没後110年シンポジューム・「文明の混沌とハーンの立場」と題した講演で、ハーンの女性観を様々な資料を示しながら話されました。とても面白く聞きました。講演のあとは山陰文藝協会会長、池野誠先生との対談がありました。

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夜には祝賀会が開かれました。

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「山陰文藝」がここまで続いたのは先ず第一に池野会長の方針と実行力、それに事務局長が几帳面に仕事をされたことが上げられるかと思います。ぼくは1号からの会員で、当初は理事も務めていましたが、いろいろ考えることもあり、さらに詩人連合との関係で仕事がダブることが多く、責任が果たせないので、今は一般会員です。会員は150名ばかりいます。年会費4000円を負担し、作品も掲載料を負担して誰でも載せることが可能です。大作や力作も毎号あります。

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目次を紹介します。小説、随筆、短歌、川柳、俳句、詩などあらゆる分野の作品がある総合文芸誌です。門戸を広く開いたことが成功したと言えるでしょう。普通は厳しい基準や文学観などに縛られて、気楽に参加出来ないというのが同人誌です。
1 2 31冊千円です。発行所は次の通りです。

690-0031  松江市山代町325-6 山陰文藝協会
編集・発行人 池野 誠

どうぞ気軽に参加してください。

 

 

H26,12/20,21 松江で高校演劇中国大会

2014年12月20(土)21(日)、松江の県民会館中ホールで第52回中国地区高校演劇発表会が開かれます。上演日程を紹介します。

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(県民会館そばにある松江城の堀です。近くに小泉八雲記念館もあります。いい風景ですね。)

H26中国大会上演日程(松江)

中国高校演劇協議会事務局長、沼田高校の黒瀬貴之先生から送られてきた上演日程です。広島は再来年全国大会開催県だそうです。

島根は20日10時~安来高校、16:50~出雲高校、21日15:10~松江工業が上演します。乞御期待です。

21日13:50~岡山工業が上演します。顧問は大田高校卒業の森脇健先生。演劇部にいて劇研空の上演も手伝ってくれたり、岡大の夏休みのときには劇研空の「朗読を楽しむ」にも出てくれました。広島の舟入、沼田高校の劇は福山で行われた広島県大会で観ました。それぞれ代表ですから特徴もあり良い劇です。楽しみです。

入場料は無料です。どうぞ観劇にきてください。きっと満足されるはずです。

19日の山陰中央新報文化欄に島根の高校演劇の活躍の様子を書き、今回の中国大会もPRしました。11月の県大会も感動的な舞台でしたので、激励したくて紹介しました。

 

H26 11/22.23 高校演劇広島県大会上演校です

2014年度の高校演劇広島県大会(正式には、広島県高等学校総合文化祭演劇部門 第54回広島県高等学校総合演劇大会)が福山市のふくやま芸術文化ホールで開催されます。劇研空のメンバーで行ける人があればどうぞ。たまたま福山へ行く必要がる!という人もいるかも知れませんね。もちろん観劇目的で行かれるのは大歓迎。日程や演目を紹介しておきます。

広島の高校演劇には長い間いろいろお世話になり、4回講師審査で行ったことがあります。今回急遽、行くことになりました。2日で13本の劇を観るのは大変ですが、楽しみでもあります。脚本も7本読みましたが、まだガンバランと。

島根は出雲、松江工業、安来が県の代表になりました。広島はどこになるでしょう。いつもの伝統校は健在ですね。中国大会は松江の県民会館で、12月20、21日に行われます。どうぞお出かけください。また島根と激突しそうですね。

ホットニュースです!岡山工業高校が中国地区大会へ出場します。顧問は、なんと!元大田高校演劇部、劇研空で「また夏がきて」で音響も担当してくれた森脇 健先生です!大活躍ですね。がんばってください。


平成26年度 広島県高校演劇大会(福山リーデンローズ)

11/22(土)
1. 9:40 福山明王台高校 「祭りよ、今宵だけは哀しげに」  加藤純・清水洋史 作

2.10:45 比治山女子高  「恐怖のズンドコ」       柳本博 作 土井一生潤色

3.11:50 福山中・高等学校「止まった針を」        林 名央 作

4.13:30 広島観音高校  「ミサンガ」          森井あや香 作

5.14:35 清水ヶ丘高校  「梅入りおにぎりはいかが」   岡田隆一 作

6.15:40 鈴峰女子高校  「夏の夜の…」         畠山真代 作

7.16:45 尾道北高校   「KTK2014」                  尾道北高演劇部 作

8.17:50 舟入高校    「広島戦災孤児養成所『童心寺物語』」吉本直志郎 原作
須崎幸彦構成・潤色
11/23(日)
9.9:20 基町高校     「うつつうらしまー浦島子・高橋虫麻呂異聞-」松本誠司 作

10.10:25 尾道中・高等学校 「急須で淹れた紅茶」      コダルマ・ゴロウ 作 中村春菜 潤色

11.11:30  呉三津田高校   「銀河旋律」          成井豊 作

12.13:10 沼田高校     「はないちもんめ」       黒瀬貴之 作

13.14:15 福山中・高等学校 「僕のばあちゃん」       新宮正一 作

 

大会が終わったら、そのうち紹介します。劇研空は高校演劇も応援することを目標の1つにしています。このブログで、以前の広島県大会の劇評を書いていますが、いつもコンスタントに読まれ、秋の大会が近づくと更に読む人が増えます。PRに少しでも役にたっていればハッピーですね。

H26 高校演劇島根県大会は11/1・2 松江で

2014年度の島根県大会は11月1,2日、松江の県民会館中ホールで行われます。31日は10時~19時までリハーサルです。
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11/1(土)10時~

①三刀屋高校掛合分校「僕たちのTAKASHI」②三刀屋高校「羽と心臓と鎧」③松江農林高校「のうりん日和」
④浜田高校「ごはんの時間2い」     ⑤松江商業「ホーリーナイト」(~16時50分)
17時~17時40分講師講評(洲浜昌三、大島宏美)

11/2(日)10時~

⑥開星高校「サヨナラブライド~see you Love Lie’d~」 ⑦安来高校「逝ったり生きたり」⑧松江工業「広くてすてきな宇宙じゃないか」    ⑨出雲高校「泳げ WATER BABYS」15時30分終了予定。

15時40分~生徒講評委員会・審査会
16時30~17時20分 講師の講評、審査発表、閉会式

今年は9校。三刀屋掛合分校は演劇同好会として初参加。顧問の亀尾佳宏先生の脚本です。松江農林は顧問の多田先生、出雲高校は伊藤先生の創作です。脚本が事務局の松江農林高校から送られてきました。現在⒉本読んだところです。

どんな劇が舞台で繰り広げられるか。昨年は充実したすばらしい劇がたくさんありました。松江南と出雲高校が最優秀となり、出雲高校は中国地区大会で最優秀嘗を受賞し、全国大会へ連続2年出場しました。今年も楽しみです。観劇は自由にできます。どうぞ県民会館へおいでください。

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: http://stagebox.sakura.ne.jp/wp/apoetinohda/2014/12/15/h26122021 松江で高校演劇中国大会/

H26 しまね文芸フェスタ’14(大田)

2014年度のしまね文芸フェスタは、大田市のあすてらすで9月28日に開催されました。午前中は、児童文学者、童謡詩人の矢崎節夫先生の「みんなちがって、みんないい」と題した講演がありました。ホールはほぼ8割の入りで、情熱を込めた先生の話に耳を傾けました。

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金子みすゞの文学的な側面よりも、生き方や、現代との対比、道徳的な側面に力点を置いた講演でした。現代の社会や人間関係などに危機感を覚えておられることや、参加者が高齢者という配慮があったのではないかと勝手に推測しました。

前日の夜には前夜祭として歓迎会が行われ、大田市教育長、文化協会会長なども参加され、楽しい歓迎会になりました。アトラクションとして大田の女性天領太鼓のみなさんの熱演もありました。文芸協会会長・川柳協会の竹治さんのサービス精神の発露とでもいうところです。行き届いた配慮があちこちにありました。

 

劇研空は平成5年に「詩の朗読と語り劇」を開催し、金子みすゞの詩の朗読や歌を取り上げました。その時、矢崎先生の著作がとても参考になったことを、歓迎会の席で述べました。当時は金子みすゞが世に広く紹介される一歩前のころで、大田市内で名前を知っていた人はわずかだったと思います。金子みすゞが世に広く知られるようになったのは、ひとえに矢崎先生の功績です。

紹介記事を読んでいたら、矢崎先生は、早稲田の大学生のときから「まど・みちおに師事」と書いてありましたので、そのことも尋ねてみました。8月30日に、劇研空でまど・みちおの詩の朗読をやったことも話しました。不思議なつながりを感じました。

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午後の分科会で、詩の部門では約10名参加しました。洲浜君が、郷土の詩人として、石村勝郎さんの詩歴を紹介し、石村さんの詩を朗読しました。そのあと、参加者が詩を朗読、感想を述べ合いました。久しぶりに小林さんも参加され、とても良い詩を書いて朗読されました。隠岐の流人を書いた詩で、今までにない洗練されたスタイルで、早速石見詩人への復帰の手紙を書き、OKの返事をいただきました。石見詩人は11月初旬が〆切です。

 

さてさてさて、来年は詩部門が担当です。講師に誰を呼ぶか話し合いました。びっくりするような大物詩人を考えています。可能性も大いにあります。誰かって? それは・ひ・み・つ・top secret でーす。

H26 「現代の風刺25人詩集」コールサック社より刊行

2014年8月、コールサック社から「現代の風刺25人集」が刊行されました。

「船頭さーん、どこへ行くの?方向が違うんじゃない?」と思っても、船頭さんは自信を持って船を漕いでいます。風通しの悪いもやもやした船室にいて狂いそうな人もいます。

そんなとき、風がサーッと流れ、一瞬スカッとするような詩や、面白くて思わずニヤニヤするような詩もたくさん載っています。

現代詩が詩人仲間だけで読まれている現在、一般社会との分厚い壁に風穴を開ける貴重な企画から生まれた詩集です。

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この詩集が紹介されているチラシの一部を見てみましょう。有馬さんの文章です。
序文

25人の参加者は次の通りです。

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ぼくは、今までに風刺を意識して書いた詩は数編しかありません。ここに載っている5編の詩も、風刺を書こうとしたわけでは全くありません。人間を書こうと思って書いたのです。同時に、社会の中で生きる人間のつらさ、苦しさ、面白さ、怒り、などが自然にユーモアになっていたり、それをは意識した面はあります。

誘いを受けたとき、ちょっと驚きました。「風刺詩を書いている詩人として見られていたのか!なんで?なんでかな?」有馬さんが編集者へぼくの名前を挙げられたそうですが、なぜ?と一瞬不審に思いました。そして、「ぼくの詩のユーモアを認められたのかな」と思い少し納得しました。ユーモアと風刺は背中合わせみたいなところがあるからです。

ある人に贈呈したらたくさん感想が返ってきました。その中に、「編集者がすべての詩を丁寧に読んで感想を書いて紹介しおられるのに感心しました」、というのがありました。それはぼくも同感です。実によくその詩の特徴を掴んで的確に批評しておられます。佐相さんと鈴木さんです。忙しいのによくもここまでやられたものです。

ぼくも自分の詩の批評を読んで、とても感じ入ることがありました。これを読んだとき、参加した甲斐があった、と思いました。編集者のひとり、佐相憲一さんの文章です。

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この詩集のために作られた詩は少なく、大部分の作品が過去の中から自薦されたものだと思います。風刺だけを狙って意図的に書いたら、もっと強烈な詩集になったかもしれません。と思うと同時に、一色ではなく、多種多様な詩があるからいいんじゃないか、とも思いました。

 

 

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H26 第2回中国ブロック劇王決定戦

日本劇作家協会中国支部長の藤井友紀さんから案内が届きました。藤井さんは広島で劇団「黄金山アタック」を立ち上げて活動しておられます。

ぼくの記憶では、中国支部は一度だけ、鳥取市で総会とシンポジュームを開きましたが、それ以外には活動していませんでした。藤井さんが支部長になり、広島を中心に活発な活動が展開されはじめたようです。

劇王というのは、劇作家協会東海支部が企画してはじまったイベントで、各地域に広まっています。天下統一大会もひらかれています。劇作家が企画するだけあって型破りの生き生きとしたイベントです。

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募集の〆切は7月31日です。役者は3名、上演時間は20分、オリジナル作品に限る、大会は11月2日。

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engeki1640@yahoo.co.jp を開くと応募方法などが分かります。

H26 第60回全国高校演劇大会で出雲高上演(7/28)

2014年度の高校演劇全国大会は7月28、29,30日、茨城県ひたちなか市文化会館で開催されます。昨年も中国地区代表として長崎大会へ出場した出雲高校は、「見上げてごらん夜の☆を」(伊藤靖之作)で出場します。沼田高校の黒瀬貴之さんが書かれた脚本「ちいさなタネ」(エリック・カール原作、ゆあさみえ訳)を長野県の松川高校が上演するのも楽しみです。

高演協事務局から送られてきたチラシを紹介しましょう。

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出雲高校の演劇については、島根県大会のときの舞台評を含め、このブログで4回くらい取りあげています。閲覧グラフで見るとコンスタントに読む人が多かったのですが、全国大会が近づくと更にグラフが高くなっています。高校演劇を応援するのが劇研空の一つの目標ですから、PRも兼ねて写真中心に紹介します。
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この大会の脚本は、高校演劇劇作研究会が発行している『高校演劇』茨城大会上演作品特集に掲載されています。この雑誌も、今年が記念すべき創刊50周年を迎えます。毎年この全国大会のときに総会を開きます。ことしも残念ながら欠席のハガキをだしました。

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この大会特集号は分厚いほんです。大会会場で同人の人達が販売しています。買う価値がある貴重な本です。

出雲高校の健闘をお祈りします。また大会の成功を祈っています。