7月27日が目前です。中国地区大会で最優秀賞を受賞した松工演劇部が香川県で開催される全国大会で創作劇「お手紙かみかみ」(亀尾佳宏 作)を16時10分から上演します。松工は平成15年に「笛男」で全国大会へ行っているので二度目です。「笛男」も優れた舞台で脚本は亀尾先生でした。今回の劇は島根県大会で審査員の一人として参加して観劇しましたが、過去にない視点から書かれた異色作です。優れた演出による無駄のない洗練された表現が強く印象に残っています。全国大会でどんな感想や劇評が頂けるか楽しみです。写真は県大会の舞台です。
タイミングよく山陰中央新報が松工演劇部を取り上げていました。更にグッドタイミングで、香川全国大会上演脚本を掲載した「高校演劇」(281号)が届きました。ぼくは、まだ高校演劇劇作研究会の会員です。この全国大会特集号は優れた脚本を読めるのでとてもありがたい本です。季刊も発行しています。
現職のときには全国大会へ何度か行きました。青森八戸大会では講師の一員として素晴らしい舞台を見ることができました。高校演劇もその頃より表現方法が進んでいる気がします。集団で表現するという傾向が強くなっています。
香川大会も素晴らしい舞台が目白押しです。楽しみにしています。松工演劇部のみなさん、「肩の力を抜いてのびのびと!」「おおお!!」(これはオオダコウ演劇部が上演前に輪を作って唱和する掛け声だった、イマハムカシノモノガタリ。
(ブログ:高校演劇 劇研「空」演劇だより 20250726洲浜)