2014年度の高校演劇広島県大会(正式には、広島県高等学校総合文化祭演劇部門 第54回広島県高等学校総合演劇大会)が福山市のふくやま芸術文化ホールで開催されます。劇研空のメンバーで行ける人があればどうぞ。たまたま福山へ行く必要がる!という人もいるかも知れませんね。もちろん観劇目的で行かれるのは大歓迎。日程や演目を紹介しておきます。
広島の高校演劇には長い間いろいろお世話になり、4回講師審査で行ったことがあります。今回急遽、行くことになりました。2日で13本の劇を観るのは大変ですが、楽しみでもあります。脚本も7本読みましたが、まだガンバランと。
島根は出雲、松江工業、安来が県の代表になりました。広島はどこになるでしょう。いつもの伝統校は健在ですね。中国大会は松江の県民会館で、12月20、21日に行われます。どうぞお出かけください。また島根と激突しそうですね。
ホットニュースです!岡山工業高校が中国地区大会へ出場します。顧問は、なんと!元大田高校演劇部、劇研空で「また夏がきて」で音響も担当してくれた森脇 健先生です!大活躍ですね。がんばってください。
平成26年度 広島県高校演劇大会(福山リーデンローズ)
11/22(土)
1. 9:40 福山明王台高校 「祭りよ、今宵だけは哀しげに」 加藤純・清水洋史 作
2.10:45 比治山女子高 「恐怖のズンドコ」 柳本博 作 土井一生潤色
3.11:50 福山中・高等学校「止まった針を」 林 名央 作
4.13:30 広島観音高校 「ミサンガ」 森井あや香 作
5.14:35 清水ヶ丘高校 「梅入りおにぎりはいかが」 岡田隆一 作
6.15:40 鈴峰女子高校 「夏の夜の…」 畠山真代 作
7.16:45 尾道北高校 「KTK2014」 尾道北高演劇部 作
8.17:50 舟入高校 「広島戦災孤児養成所『童心寺物語』」吉本直志郎 原作
須崎幸彦構成・潤色
11/23(日)
9.9:20 基町高校 「うつつうらしまー浦島子・高橋虫麻呂異聞-」松本誠司 作
10.10:25 尾道中・高等学校 「急須で淹れた紅茶」 コダルマ・ゴロウ 作 中村春菜 潤色
11.11:30 呉三津田高校 「銀河旋律」 成井豊 作
12.13:10 沼田高校 「はないちもんめ」 黒瀬貴之 作
13.14:15 福山中・高等学校 「僕のばあちゃん」 新宮正一 作
大会が終わったら、そのうち紹介します。劇研空は高校演劇も応援することを目標の1つにしています。このブログで、以前の広島県大会の劇評を書いていますが、いつもコンスタントに読まれ、秋の大会が近づくと更に読む人が増えます。PRに少しでも役にたっていればハッピーですね。
終わりました。広島県の代表校は、舟入高校、沼田高校に決まりました。両校とも原爆を主題にした劇でした。
舟入は舞台装置も劇も緻密な隙間のない劇、部員が少なく1人5役の人もありましたが、テンポのいい展開がみごとでした。史実に基づいた劇で原爆孤児たちのたくましく生きていく姿が切なく胸に応えました。
逆に沼田は部員が40人以上だとか。舞台装置はなし、30人以上のコロスがジャージ姿で登場、歌や踊りなど統一がとれ力量を感じさせました。劇は数人で劇を展開しますが、これもジャージか簡素な衣装だけ。衣装や装置なしでどれだけできるか、一種の挑戦だったのかも知れません。
広島観音、尾道北の生徒さんの創作脚本はもとてよく書かれていて舞台も楽しくいい劇でした。比治山の劇も創意工夫が生かされ楽しい劇でした。尾道中高の「急須で淹れた紅茶」は装置や照明はプロ並み劇にも迫力がありました。その他特徴のある多彩な劇が2日間上演されました。またいつかそのうち紹介します。いつかそのうち?とは、いつのこと?さあ、いつかそのうち、someday in the future です。
舟入、沼田は12月20,21日、松江の県民会館で行われる中国地区大会へ出場します。