9/6 大田の芸術文化推進検討会

2011年9月6日(火)午後6時30分から大田市民会館第一会議室で大田の芸術や文化を推進するための会が開かれます。主催は大田市教育委員会で島根県文化振興財団の共催です。大国晴雄教育長から案内文書がきていますので紹介します。だれでも参加して意見を述べることができます。都合をつけて出席してください。

(馬路の琴ヶ浜で写した日本海の波です。波は見ていて飽きません。当日波の話があるわけではありませぬ。気晴らしにここへ入れただけのハナシです。)

市民会館の耐震補強計画について昨年数回にわたり説明会や検討会が開かれました。何回か出席して意見を述べました。その中で生涯学習課から、23年度になったら大田市の芸術文化について検討する会を開きたいという案が出されました。それが具体化されたわけです。劇研空のメンバーも都合がつく人は参加してください。こういう機会は滅多にありません。市民の声を聞いてそれを具体化していくという姿勢ですから大歓迎です。

別件ですが、大田市勤労青少年ホームは昭和47年4月に開設されましたが、平成23年度で使用禁止になります。現在13団体など約300名が定期的に使用し、平成22年度では2243件、延べ人数20819人が利用しました。これが使用できなくなると大変不便になり大田の文化活動が低下します。代わりの施設が必要です。今までに何回か会議を開いて検討してきましたがまだ目途が立っていません。

そこで8月に2回開いた利用者会で市へ要望書を提出することに決まり、文書もでき利用者団体の署名もしました。9月5日に市長へ提出することになっています。要望書の文書の名前は、「大田市勤労青少年ホーム並びに大田市中央集会所の機能確保と代替措置支援についての要望」大田市勤労青少年ホーム利用者会会長、船橋牧夫

市民会館も勤労青少年ホームも使えないというのは関係者にとっては大きなピンチです。当面の代替施設を確保し、ぜひ共有できる長期的なヴィジョンを練り上げたいものです。

 

8/5~7 丸亀市で高校演劇全国大会

2011年8月5,6,7日、香川県丸亀市の綾歌総合文化会館で第57回全国高校演劇大会が開かれます。今年は福島県が会場でしたが、東北大震災と福島原発の事故により急遽変更されました。福島を予定して準備が進んでいただけに大変だったこととおもいます。

 全国高校演劇協議会(事務局長 大阪府立北摂つばさ高校 吉田美彦先生)で発行している「演劇創造」121号から大会出場校を紹介させていただきました。

中国地区は伝統のある山口の華陵高校、四国地区はこれまた伝統がある高松工芸高校です。九州はベテラン谷崎淳子先生の脚本です。秩父農工科学高校も楽しみですね。きっとテレビでは見られるでしょう。近くだから観劇に行きたいところです。劇作研究会の総会、懇親会もありますが、今年は浜田の地芝居大会です。

全国大会で推薦された優秀賞4校(+東京の特別上演)はの劇は8月27日28日に国立劇場で上演されます。それはNHK教育テレビで9月に放映されますが、日時は未定です。本物の舞台を見に行けない人も、これだけはぜひウオッチしてほしいですね。すばらしい高校演劇は下手な大人やプロの劇よりはるかにおもしろくて感動的です(SSS)

8/7 浜田で第4回地芝居大会

2011年8月7日(日)浜田の石央文化ホールで第4回石央地芝居大会が開かれます。浜田市にある6団体が出演します。様々な劇を楽しむことができます。

 地芝居?なじみのない言葉ですが、ちゃんとした江戸時代からの言葉です。江戸や明治の初めころまでは芝居といえば歌舞伎しかありませんでした。その歌舞伎に影響されてそれぞれの地方で演じられた芝居は村芝居とか地芝居とか村歌舞伎とかいわれたのです。10年前に結成された全国地芝居連絡協議会もあり活発な活動をしています。

島根では出雲の「むらくも座」が本来の意味での正当な地芝居にあたると思います。今回の浜田の大会ではほとんどが現代劇で、創作劇が中心です。内容が看板と変わってきているので、知らない人は何の大会かと思うかも知れません。唯一地芝居に近いのが今福の「盛り上げ隊」が演じる『絆』です。一昨年は観劇しましたが、今福はとても演出が効いたいい芝居を上演しました。細かい動きにも神経が行き届き心理の流れを切らずじっくりと見せてくれました。まさに伝統を感じました。しかしそれは地芝居の流れは受けてはいますが新派に近い芝居です。石見にこういう芝居が残っていることをとてもうれしく思ったものです。子供のころに見に行った旅芝居(これも地芝居や新派に近い)を思い出しました。

 浜田高校、県立大学など若い人たちの演劇をみることができるのも楽しみです。「くにびき社文18会」(なんの省略?)は『花子がやってきた』を16人で群読します。花子というのは象の名前です。どのような群読になるか楽しみです。

一昨年は見にいきました。昨年は高校演劇島根県大会と重なって行けませんでした。今年は早くからイワマチ大先生から案内を受け観劇記を依頼されていますので優先していきます。都合がつく人はぜひ見に行って芝居を楽しいんでください。

8月5,6,7日は香川県丸亀市で高校演劇の全国大会があり、年1回の劇作研究会総会もあり案内がきています。近くだし参加したいなと思っていましたが、両方行けば股割き。はいそれまでよ。まだいやです。

8/3 青年劇場俳優の朗読 江戸資料館で

2011年8月3日、東京の深川江戸資料館・小劇場で朗読会があります。青年劇場の俳優の皆さんが出演されます。大田高演劇部出身の福原美佳さんも出演しますので紹介します。    今年で9回目。文学作品、童話、随筆、詩など80作品以上取り上げてきたそうです。劇研空はこのところ朗読会をやっていませんが、またやりたいものです。

 いい朗読は聞いていてとても気持ちがいいものです。劇と違って純粋に言葉だけに集中できるのも朗読ならではの良さです。いつか美佳さんとも一緒にやりましょう。楽しみですね。

H23 7/24 四国高校演劇祭で『また夏きて』上演

2011/07/24(日)香川県の四国中央市民会館で第12回四国高等学校演劇祭が開かれます。5校が上演しますが、14:50から『また夏がきて』(洲浜昌三作)を丸亀高校演劇部が上演します。上演校は次の通りです。都合がつく人はぜひ観劇にでかけてください。

第12回四国高等学校演劇祭  7月24日 (日)
会場:四国中央市民会館川之江館 大ホール10:40~ 開会式
11:00~ 土佐女子高等学校 「お泊り会議」竹内真穂・浜口寛子
12:30~ 徳島県立海部高等学校「murmurcasebook」吉田道雄
13:40~ 愛媛県立東温高等学校「最終試験場の九人」畑澤聖悟
14:50~ 香川県立丸亀高等学校「また夏がきて」洲浜昌三
16:00~ 愛媛県立川之江高等学校「心ここに在らず」(仮) 越智優
17:10~ 閉会式

この台本は1999年に大田高校演劇部が上演し、季刊誌『高校演劇』に掲載され晩成書房の『高校演劇selection2001下』に収録されて出版されました。毎年数校から許可願いがきますのでどこかに魅力があるのでしょう。昨年は千葉の高校が地区代表になりその上の大会へこの脚本で出ています。成人劇用に大幅に書き換えて『サクラさんのふるさと』とし、数年前に劇研空がサンレディで上演し好評でした。

大田高校で上演した時はぼくの最後の年で中国大会事務局も担当していて大田市民会館で中国大会を開いたチョータボーな年でした。そして演劇部員が少ないときでした。男性がどうしても必要なので森谷くんを口説き落とすのにあの手この手の心理作戦を使ったものです。いまどうしているかなぁ。劇で全国や外国も飛び回っていたミサキ君は昨年大田へ帰りました。そのうちやりますよ。ユイさんはこのときの部長。今も一緒に劇研空で一緒にやっています。上の本には扉に舞台写真があります。なにがなんだかわかるひとにしかわかりませぬが、パチリ!

晩成書房からでているこの本は定価2000円です。買い置きが残っていますので欲しい人には二分のいちでおゆずりします。

中四国高校演劇祭からそれてしまいました。どのように演出され、どのように演じられ、どんな反応があるか知りたい!のですがいけませぬ。感想を聞かせてくれる人はいないけどいれば(?)うれしいですね。

丸亀高校演劇部のみなさーん!頑張らなくてもいいので、肩の力を抜いて伸び伸びと楽しんでくださーい!(あっ?あのこえは!)大会の成功をお祈りします。

 

4/24 チェリヴァホールで震災復興支援公演 三刀屋高演劇部

雲南市のチェリヴァホールで「チェリヴァシアターLIVE」が行われます。出演は      三刀屋高校 演劇部で朗読劇と劇を公演します。案内が来ましたので紹介します。高校生が劇の公演で、大震災で苦しみ立ち上がろうとしている皆さんへ地域の核となってエールを送り支援するーうれしいことです。がんばってください。

第一部  朗読劇『夢十夜』原作:夏目漱石 脚色・演出:亀尾佳宏(三刀屋 高    校演劇部顧問)

第二部 『七人の部長』作:越智優 演出:藤原寛貴(三刀屋高校3年)

時:平成23年4月24日(日)昼の 部 14:00~  夕の部  17:00~

所:雲南市木次経済文化会館チェリヴァホール

出演:三刀屋高校演劇部

入場料:無料

今回の公演は、東日本大震災復興支援として、本公演の会場にて震災で 被災された方々への義援金を募ります。

お問い合わせ:雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール
℡:0854-42-1155
Fax:0854-42-1251
HP:http://www.cheriver.com

三刀屋高校はレベルの高い劇を毎年発表しています。昨年(平成22年)8月に佐賀県で行われた56回全国高校演劇大会では優秀賞を受賞し、顧問の亀尾先生は「オニんぎょ」で創作脚本賞を受賞しています。最優秀は群馬県の前橋南高校で7名の審査委員全員一致、優秀賞は三刀屋と愛媛の川之江高校で、6名の審査委員が一致して推しました。とても好評でした。

昨年の島根県大会でも最優秀賞を受け中国地区大会へ出場しています。惜しくも全国への切符は逃しましたが、とてもいい劇でした。(高校演劇を支援するのも一つの役目にしているこのブログですが、県大会や全国大会の様子を紹介しようと思っているうちに半年がすぎました。でも、そのうち、そのうち)

2年前の記事ですが、切り抜きがありましたので紹介します。これを参考にしてぜひ雲南市(not in China but in Shimane prefecture in Japan)のチェリヴァホールへ出かけてみてください。(ぼくは行きたいのですが、結婚式で京都にいます。残念です。not my mariage but my niece’s)

劇研空一同、公演の成功を祈っています。

3/29 PM 6:40~7:00NHK松江放送をどうぞ

平成23年3月29日(火)夕方6時40分からNHK松江放送から「琴の鳴る浜」関係の番組が放映されるそうです。先ほど松江のNHKら連絡がありました。どんな内容かはよく分かりませんが、医者でライブ活動もされている長坂行博先生を取材した番組のようです。3月6日のリハーサルの時、NHKから3名来られて終日撮影しておられました。短時間の放映なのにずいぶん時間をかけてていねいに撮影されるんだなと感心した覚えがあります。どんな番組か楽しみにして見てください。ここで写真で目の保養をどうぞ。6日のリハの一場面です。

この日はヴァイオリンの長坂巧己くんも参加してくれました。彼はいま岡山にいてヴァイオリンの演奏活動をしているプロです。高校時代一年間一緒に勉強しました。大田高校の生徒会長としても活躍した情熱のある若者で、期待のヴァイオリニストです。写真では右手の奥に演奏者がいます。左から琴の師匠・合原三令さん、尺八の師匠・森山重富さん、作曲、ギター、チェロ、琵琶の長坂行博先生、ヴァイオリンの長坂拓巳さん、キーボードの長坂玲子さん、シンセサイザー、長坂響子さんです。

さて、夕方のNHKの番組ですが、本当は3月13日の「琴の鳴る浜」の公演前に放映する予定だったのですが、11日にあの東北関東大震災!!そのために中止になりました。担当の若いプロデューサー・ナガオさんからそのときに電話があり、そのうち編集し直して放映します、ということでした。

ごていねいに今日も電話をいただきました。被災者への義援金を勝部会長が持参されたことなども付け加えて再編集したそうです。3分くらいかな、と思っていたのですがもっと長いようです。どうぞ空のメンバーのみなさん、忘れずにみてください。忙しい時間なのでだいたいいつもはその時間テレビを見ることはほとんどありませんが、今日は忘れないようにしましょうと思いながらわすれる。

「琴の鳴る浜」のDVDがほしいという人にあちこちで出会います。出演者からは希望をとり、目下記録係のナカムラさんが鋭意編集中です。実費500円です。都会に住む友達や子供たちへのお土産に最高!いつでもメールか空のメンバーへ注文してください。

素敵な写真をたくさん展示 第1回大田写真展3/19~21

大田市民会館中-ホールで第1回大田市写真展を開催しています。一般の市民が気軽に撮影した写真やプロ級の人の写真など100点以上を楽しめます。

今日18日は大田名画シアターで「オカンの嫁入り」がありました。市民会館は強度の地震には危険な建物という診断を受けていますので、いざというときの誘導員として会館へ行きました。映画は宮崎あおいと大竹しのぶの初共演で、演技派の二人の女優が感動を与えました。東北関東大地震のカンパの箱が置いてあり、カンパをしました。

中ホールで写真展をやっていましたので、ここでも大地震のカンパをして写真を見て歩きました。気軽に写した写真もたくさんありましたが、それがとても素敵でした。(上の写真は写真展とは関係ありません。我が家から800㍍離れた地点でまいさんがうつした三瓶山です。なかなかいいですね。)

これもまいさんが写したまいぐらんどどーたーです。三瓶もいろいろな季節や時間にいろいろな姿を見せてくれます。

写真展では石賀さんや天津さんなどプロ級の人たちの素晴らしい写真もたくさんあります。ビックリして立ち止まるようなすごーい写真もあります。同時に一般の人や大田高校生、邇摩高校生が写した写真もあります。

最優秀とか優秀とか等級をまったくつけずに展示してあるのもいいですね。サンレディの館長・大迫さんに会いました。サンレディで石賀さんがデジカメ講座を開いておられて、その受講生の写真も展示してあるとのことでした。

こういう気軽な展示会はいいですね。デジカメを持っている人はたくさんいますから、いい場面に出会って、いい写真を撮る人もたくさんいます。そういう人たちが、気軽に出品するようになれば楽しい展示会になります。その中で素晴らしい写真は大田のPRなどに広報や文化協会の会報・「きれんげ」などに掲載すればこれまた楽しい展開になります。

文化が街の中に転がっているような街になれば素敵です。

東北関東大地震では津波で沿岸部の街がことごとく消え去っています。被災された皆さんは大変な中でもお互いを思いやって頑張っておられます。その姿を見ると僕らも励まされます。地方自治体の受け入れ体制がどんどん発表されるのは心強いですね。個人ではカンパくらいしかできませんが、国や自治体は国民の意思を受けてしっかり頑張ってほしい。しかし最大野党の自民党総裁に閣僚に入って協力してほしいなどと急に思いついてすぐに電話したかのような鳥の羽のように軽い馬鹿げた行動や言動はやめてほしいね。この重大なときに絶対に実現しそうにもないことを軽々と口走るのを見ると何となく遊んでいるように見える。本気で考えていたのなら党内でしっかり議論して支持を受けて正式に申し込むべきだ。こういうときこそトップはしっかりした方針を持ち確実な言動で被災者や国民の信頼を得ないと淋しいじゃないですか。被災された多くの人たちがこの寒いなかでお互いを思い合いながら頑張っておられるんだから。

タイトルは写真展ですよ!そうでした。町へ出られたらぜひ写真展にも足を伸ばしてください。

コーラス「ここは石見、琴が浜」の楽譜PR2

 創作音楽劇 「琴の鳴る浜」で歌われる楽譜を紹介します。本番でのコーラスはフレンズ彩、サウンドコラージュ、大田少年少女合唱団、大田高校合唱部、60人以上のみなさんです。

 ここでコーラスが聞こえてくるといいですね。作曲は長坂行博先生。格調高い絶唱です。楽譜が読める人は歌ってみてください。

 ついでに「しまにちタイムス」に掲載されたゆいさんの記事を紹介します。この新聞は月刊タブロイド判ですが、大田市では公共機関に置いてあり、自由に読むことができます。無料ですから、すごい。

平23年3/13 創作音楽劇「琴の鳴る浜」公演PR1です

 3月13日(日)大田市民会館で上演される「琴の鳴る浜」のチラシを紹介します。公演のPRが遅れているので、これからいろいろな角度から紹介しPRします。第一弾でーす。

 昨年の「琴の鳴る浜」と同じですか、という質問をよく受けますが、かなり脚本に手を加えています。登場人物も新たに4人増やしました。大いに笑って楽しんでいただくと同時に大いに感動していただきたいとみんなで稽古に励んでいます。

次ぎにチラシの裏を紹介します。

 プロの公演はいざ知らず、普通の我々の公演は何もしなかったら人はきてくれません。PRしたからといって多くの人が来てくれるものでもありません。前売り券をお願いして買ってもらって、その7~8割の人が来られるというのが普通です。劇研空のメンバーも相当数の前売り券を持って過呼吸症候群状態です。近くにいましたらどうぞよろしくお願いします。(だれがどこにいるかわからない?そうですね)

 やっと台本修正やパンフレットの原稿も終わったので、松江や浜田や邑智郡や美郷町など知人や団体などにチラシと手紙を郵送してPRしています。遠い人には、「メールか電話を下されば、当日ホール入口の受付でお渡しできるように準備しておきます」と一筆書いています。電話は0854-82-3040です。

 先日、マイサンが、「チケットの売れ行きはどうなん?」と聞きました。さて、どうのように返事をしたでしょうか。クエスチョンです。