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H31,平田哲実個展 久手町で開く

2019年4月、大田市久手町の町つくりセンターで、平田哲実さんの個展が2日間開催されました。平田さんは高校の物理の先生で大田高で一緒だったこともあります。退職後、病気で不自由な体ですが、趣味を生かして、水彩画や水墨画、書道、短歌など自
由な発想で伸び伸びと描いてこられました。平成28年には美郷町で、今回は久手町で多くの作品が展示され、訪れた人たちが励まされました。

上の絵は三郷町で展示された作品の一部です。下の絵と短歌は久手町での展示です。平田さんは君谷の生まれ、川本高校卒業です。三江線はまさに故郷の風景の一部だったことでしょう。伸び伸びとした筆使いと点描が生きています。今年の第10回「朗読を楽しむ」は、短歌の朗詠と絵の投影をやったみたらどうか、と考えています。

H31,川辺真 詩集『特別な朝』身近な詩に潜む風刺とユーモア

平成30年10月、「山陰詩人」の川辺 真さんの詩集『特別な朝』が出版されました。肩の力を抜いた自然体の姿勢から生まれた28篇の身近な親しみやすい詩、28篇が載っています。島根県詩人連合会報85号に書評を書きましたが、少し手を加えて紹介します。

書棚には川辺さんの詩集が他に三冊あります。『からっぽの春』『納豆とゴルフと飛行機』『黄砂』です。表紙を紹介します。

書評は、「島根県詩人連合会報」85号に掲載されたものですが、若干手を加えています。PDFで紹介します。興味のある人は開いてみてください。川辺さんは目下、島根県詩人連合事務局長(41年間)、昨年の7月から中四国詩人連合事務局長、されに詩誌「山陰詩人」の編集責任者として活躍中です。大変多忙な中での詩集出版でした。購入希望があれば、直接川辺さんへ申し込んでください。PDFに住所はあります。
では、興味がある方は、PDFでどうぞご覧ください。(ブログ 詩の散歩道 すはま)

H30 むらくも座 出雲歌舞伎『佐倉義民伝』上演 

2018,11,25 出雲市佐田町のスサノオホールで出雲歌舞伎が上演されました。一度観劇したかったのですが、やっと実現しました。スサノオホールは約400席、山中の立派なホールです。
最初に須佐小学校4年生17名のみなさんが、こども歌舞伎『白波5人男』を舞台に立ち大きな声で見事に演じました。後で聞くと、夏休みから4年生は全員が毎年取り組むのだそうです。いい経験ですね。つづいて窪田小学校の3名のみなさんが『元禄花見踊』をこれまた見事に踊りました。
『佐倉義民伝』は三幕物で、本格的な衣装、装置、セリフ、浄瑠璃や三味線も年期が入っていて、まさに歌舞伎!でした。
宗五郎は農民の窮状を見かねて幕府へ訴え出るのですが、当時のことですから当然、御法度、貼り付けです。上の写真は、妻や子供との最後の別れ、「雪中子別れの場」です。須佐保育園、須佐小、窪田小の子供たちも熱演しました。
寛永寺で将軍綱吉に訴える「東叡山直訴の場」です。セリフはまさに歌舞伎調の発声です。一朝一夕にできるものではありません。装置や背景も本格的で見応え十分です。

出雲は歌舞伎の始祖「出雲阿国」の生誕地です。江戸時代から出雲で行われていたともいわれているそうですが、昭和35年に上演が途絶え、昭和50年に若い人たちが「むらくも座」を立ち上げ、当時の資料や携わっていた先輩の指導を受けて復活させたそうです。このような伝統のある歌舞伎がこの島根で受け継がれていることはとてもうれしいことです。上演に関わられた皆さん、すてきな舞台をありがとうございました。

H29,2 日和聡子さん朔太郎賞受賞記念公演

日和聡子さんが第24回萩原朔太郎賞を詩集『砂文』で受賞。このことはすでにこのブログで紹介しましたが、受賞を記念して前橋文学館で1月15日~3月14日まで特別展が開催されました。今までの詩や小説の「日和聡子ワールド」をさまざまな資料で紹介しました。2月25日には日和さんの記念公演も開催されました。たまたま島根県立図書館へ行ったとき、チラシが2枚だけ残っていていました。(ボクヲマッテイタトシカオモエナイ)さすがプロの作成。トテモとてもステキなので紹介します。
H29 日和聡子『新潮』113号に5人の詩人の選評が載っています。松浦寿輝氏の一節を紹介しましょう。「土俗的世界へ向けて創造力を羽ばたかせ、無名の者たちがうごめく集合的想像力の古層をさまよう。フォークロアの断片が縦横に行き交い、近代が置き去りにした共同体の闇に、また共同体間の間隙に、昏く強い言葉を与えようとしている」。とても示唆に富んだ的確な言葉に感銘を受けました。

山陰中央新報の明窓欄でも珍しく詩を取り上げていました。ちょっと紹介させていただきましょう。読みたい人は図書館でどうぞ。

DSC07699DSC07700確かに、平田俊子さん、日和さんともに島根の生まれで詩人として大賞を受賞されました。昨年は大田市出身の別所真紀子さんも読売文学賞受賞!上の文章に、別所さんの名前も載せて欲しかったな。別所さんは現在は小説や俳諧の評論が中心ですが、出発は詩です。いずれにしても、おめでとうございます。ますますの活躍が楽しみです。(ブログ 詩の散歩道 すはま)