「昌ちゃんの演劇だより」カテゴリーアーカイブ

R2,「朗読を楽しむin静間」アンケートより

2月11日、「朗読を楽しむin静間」が好評裏に終了したことは紹介しました。主催された静間町文化協会ではアンケートをまとめ、A45枚に印刷して持参されました。グラフも使い、とても分かりやすくまとめておられて感心しました。

お客様の声は励みにもなり反省にもなり、今後に役立てていくためにとても重要です。参加者は60名、40代1、50代6、60代12、70代21、80代6、という年齢構成でした。静間町以外では、長久町10、五十猛2、鳥井1、その他11人の参加者がありました。
全体的にいえることは、初めて朗読で、詩や短歌、エッセイ、創作劇を聞かれた人がほとんどで、新鮮な感動があったようです。朗読劇『長州軍侵攻と銀山最後の代官ー鍋田三郎右衛門』も今回はかなり劇形式を多く取り入れましたので、緊迫感があったようです。地域の江戸から明治の歴史を初めて知ったという方も多く、今後の上演に参考になりました。マイクの使用、映像、音響などについては、反省すべき点があります。

アンケートの一部をPDFで紹介します。メンバーのみなさん、参考にしてください。興味のある人はどうぞ。
R2,アンケート 「朗読を楽しむin静間」スキャン_20200308 (2)

そのうち反省会を開きましょう。
※平成2年度大田市民会館カルチュアー講座「朗読で楽しむ郷土の作品」は4月下旬から予定しています。自分が読みたい作品、聞いて欲しい記録、作品、創作を持参して朗読することにしています。9月12日には中ホールで11回「朗読を楽しむ」も公演予定です。一部は参加自由です。どなたでも大歓迎します。
(ブログ 劇研「空」活動報告 演劇だより 20200311 洲浜)

R1, 三刀屋高校演劇部最優秀賞 全国大会(高知)へ

第57回高校演劇中国地区大会は松江で12月21,22開催され各県代表11校がそれぞれ素晴らしい劇を上演しました。審査の結果、三刀屋高校が『ただ、今』(亀尾佳宏・作)で文部大臣賞を受賞、来年夏の全国大会へ出場します。完成度が高くレベルの高い大会でした。しかも個性的で作風が違う劇ばかりでしたので、本来なら優劣をつけるのは不可能です。審査は激論だったと講師の先生の劇評にありました。想像できます。どういう視点で一票を投じるか、審査員も苦慮されたことでしょう。

写真は閉会式です。三刀屋の劇には洗練された劇つくりのうまさがありました。セリフも自然、滑舌もいいし、対話に絶妙な間や面白くて新鮮なやり取りがあり、しっかりした基礎の上にセンスのいい自在な応用力が光っていて、安心して劇に没入しておれました。舞台装置も生きていました。
光丘高校、山口高校、尾道高校、明成学院もレベルの高い劇で、高校演劇を越えるほど見応えがありました。松江南、鴨方高校、松江工業も派手さはありませんでしたが、飾りのない質朴でダイレクトな舞台も高校演劇として魅力がありました。審査があれば、優劣は避けられませんが、審査員の視点の違いから生まれる差ーと言ってもいいでしょう。素晴らしい大会でした。
参加されたみなさん、素敵な舞台をありがとうございました。おつかれさまでした。
(ブログ 劇研「空」高校演劇 昌ちゃんの演劇だより 2019124 すはま )

R1,第57回高校演劇中国地区大会 松江で開催(12/21.22)

今年度は松江の県民会館で21,22日に開催、各県代表11校が上演します。誰でも観劇できます。無料です。高校生らしい溌剌とした舞台をご覧ください。各校上演時間は1時間です。上演順を紹介します。

21日 9:50~松江工業高校 11;10~岡山県鴨方高校
   13:00~広島商業高校  14:20~山口光丘高校
   15:40~米子東高校   17:00~三刀屋高校

22日 9:20~倉吉東高校   10:40~山口高校
  12:30~尾道中・高等学校
   13:50~明成学院高校  15:10~松江南高校

演目などを知りたい人は、PDFを開いてみてください。これは岡山の末安哲先生が作成されたものを送っていただきました。
「第57回高校演劇中国地区大会 各県出場校紹介」

島根は開催県なので3校出場します。県大会ではそれぞれ特徴がありましたが、高校生らしい創意工夫が生き、楽しく、しかも見応えのある劇もありました。昨年同様期待しているところです。岡山の鴨方高校は、中国大会初出場!顧問は大田高校演劇部で一緒に活動した森脇健くん(NO,先生)。岡山工業では連続出場、鴨方へ移って(多分)二年目の快挙です。これまた楽しみです。
(ブログ 劇研「空」 詩の散歩道 高校演劇 20191219 すはま)

R1,横田高佐賀全国大会27日上演『雨はワタシの背中を押す』

佐賀県鳥栖市民文化会館で開催される、第65回全国高校演劇大会は、27日~29日に行われ、12校が発表しますが、中国ブロック代表の横田高校は27日の14時10分から上演します。横田高は、『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)です。
行くつもりだったのに行けないので、悔しさ紛れに先日届いた『季刊 高校演劇』を紹介します(どんな関係があるんだ!)
この特集号には10校の脚本が載っています。もちろん伊藤脚本も。2千円です。

それぞれ魅力的な脚本です。横田高の脚本も鋭い批判性と創造性に富んだ力作です。佐賀大会での舞台が楽しみです。大会後に審査員評が届きますので、どのように見られたか、これまた楽しみです。

(ブログ 詩の散歩道 高校演劇 21090726 suhama )

R1,横田高演劇部全国大会前公演(7/6大社うらら館)

大社の「うらら館」で第14回島根県高校文化フェスタが開かれ、10時から展示鑑賞、13時30分から舞台発表があり、14時30分から横田高校の創作劇『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)が上演されます。横田高は昨年中国地区大会で最優秀賞(文部大臣賞)を受賞、7月27,28,29日、佐賀県の鳥栖市民会館で開催される第65回全国高校演劇大会(43回総合文化祭)で上演します。(写真は県民会館で島根県大会が行われた時の横田高校の舞台写真。講師審査の一員として参加しました)

4月に全国大会の案内が事務局(市立広島商業、黒瀬貴之先生)からきました。ぜひ行きたいと鳥栖市のホテルを捜しましたがすべて満員。あきらめていましたが、昨夜の伊藤先生からの電話では、北九州市から約15分だとのこと。行きたいね。うらら館での公演も行って声援しないとね。夜は大田で「万引き家族」。空のみなさん、都合はどうですか。オペラ「石見銀山」の練習も始まり、第10回「朗読を楽しむ」もあり、忙しい文化の秋の始まりです。(ブログ 詩の散歩道 お知らせ 高校演劇 20190703suhama)

大社の「うらら館」で第14回島根県高校文化フェスタが開かれます。10時から展示は鑑賞できますが、13時30分から舞台発表があり、2時30分から横田高校の創作劇『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)が上演されます。横田高は昨年中国地区大会で最優秀

H30 横田高校演劇部 中国大会最優秀賞 初の全国大会へ

11月25日、20時30分、電話がかかってきました。横田高校演劇部、中国大会で文部大臣賞を受賞、全国大会出場決定!おめでとうございま~す!!!一校しか全国大会へ行けないのですから実に狭き門です。電話は鳥取から帰る途中のバスの中からでした。部員のみなさんの喜びの声も一斉に聞こえてきました。県大会で観劇しましたが、ぼくにも確信がありました。とても新鮮な舞台で、台本もしっかりしていましたし、舞台上の人物処理がとても洗練され見事でした。テーマを広げるのではなく、深く掘り下げ(※「井戸を深く掘れ、そうすれば様々な地層に出会う」)ていくという構造なので、劇にも深みがありました。三刀屋高校の劇は、きっとお客さんを巻き込んでダイナミックな波動が劇場に起ったのではないでしょうか。両校部員のみなさん、イトウサ~ン、カメオサ~ン、おつかれさまでした。来年の全国大会は大分県です。楽しみですね。行ってみようかな。どうしようかな。

次の記事は、県大会終了後の横田高校の練習の様子山陰中央新報が取材したものです。記録として紹介させて頂きます。しっかり読みたい人は購入するか図書館でどうぞ。

※印の言葉は、以前中国地区大会へ講師として長い間きて頂いていた永曾信夫先生の講評中の言葉です。いつも様々な言葉を金言としてメモしていました。脚本を書くとき、テーマを横へ広げていくのではなく、井戸のように深く掘れ、そうすれば様々な地層に出会う、となにげなく言われました。調子に乗って脚本を書いていると、面白い素材は特に横に横に広げていきがちです。その方が劇は面白くなるからです。しかし深く掘っても、様々な面白い素材に出会うのです。永曾先生も他界されました。そして出雲高出身で、国立劇場の舞台監督のとき10年間島根県大会の講師をお願いした持田諒先生は9月15日に旅立たれました。ご冥福をお祈りします。御恩はいつまでも忘れません。
(ブログ 詩の散歩道 高校演劇 20181125 すはま)

H30 三刀屋 横田高 最優秀賞(高校演劇島根県大会)

第42回島根県高校演劇発表大会が10月19,20日、県民会館で行われ、8校が高校生らしいエネルギッシュな舞台を展開しました。5人の審査員の話し合い投票の結果、三刀屋高、と横田高演劇部が一致して選ばれ、鳥取で行われる中国地区大会へ出場することになりました。ひとまず速報として紹介します。舞台風景として写真も紹介します。
三刀屋は「続  人生ゲーム」(顧問・亀尾佳宏作)演劇を心得た部員たちの発声、表現、動きはとても自然で安心して見ておれました。観客を巻き込み、面白く展開していく楽しい舞台でした。先生役も流暢な言葉で堂に入った演技でした。ゲームは先生によって事前に仕組まれたという設定だったのでしょうが、先生も生徒と一緒に遊べば、同時進行的なヒヤヒヤ感や臨場感が更に高まったかもしれません。3年連続中国大会出場です。
横田高は初めての中国大会出場です。一昨年、初めて県大会に出場しましたが、その時は放送部として参加しました。今年の四月に「演劇・放送部」に改名されての参加です。きっと部員や顧問が頑張ったのでしょう。謝謝です。生徒が減少し部も縮小されていく現状に対応するためには、「舞台芸術部」とか「演劇・放送・文芸部」のような発想が必要ですね。

横田の劇は「雨はワタシの背中を押す」顧問の伊藤靖之先生の創作です。無駄のない凝縮されたような見事な舞台でした。照明や装置、人物の動きなどを含めたスムーズな展開、舞台処理のうまさ、自然な発声など完成度が高い舞台でした。セリフや象徴的な場面の設定は詩的な舞台を思わせました。
脚本にも工夫と深みがあり、場や状況に埋没したセリフではなく、複眼的な批評性を通過して出てきたとも思える起立した言葉が印象に残りました。少女の母の扱いについては、いろいろな意見が出ました。よく練られた完成度が高い舞台だっただけに、ちょっとした疑問が尾を引きます。

生徒創作脚本賞は松江工業高校の広沢ヒロさん、奨励賞は掛合分校に送られました。掛合の舞台も独創性があり、今までの県大会では見られなかった新鮮な表現がとても印象に残りました。その他の学校もそれぞれ特徴や見どころがあり、充実した二日間でした。みなさん、おつかれさまでした。三刀屋、横田高のみなさん、鳥取梨花ホールで見事な舞台を存分に発揮してください。
(ブログ 詩の散歩道 観劇 高校演劇 20181022 すはま )

H30 第42回島根県高校演劇大会(10/19,20)

今年も高校演劇の大会シーズンになりました。地区大会がおわり、県、中国地大会と続きます。島根県大会は10月19(金)20(土)松江の県民会館で開催されます。誰でも自由に観劇できます。

去年は石見地区から浜田高校が出ましたが、今年は残念ながらナシです。目下送られてきた台本を読んでいます。今年も大島宏美先生と講師、審査で参加します。長い間ラメールで行われましたが、今年は久しぶりに県民会館です。今年も熱い舞台が繰り広げられることでしょう。

大田三中は今年も全校演劇に取り組み、27日に文化祭で発表します。今年は「ヌチドタカラ」。沖縄の戦争の悲劇です。15日に劇研「空」は指導を頼まれて、山本、吉川、洲浜が行きました。次は24日の10時過ぎから行きます。演劇を取り上げる学校がほとんどなくなりましたが、それだけに貴重な取り組みです。応援しましょう。生徒さんも頑張っています。

H30 「ますだ演劇祭」観劇記(5/20)

1018,5,20 益田市のグラントワで「ますだ演劇祭」が開かれました。


上演した上演団体は次の通りです。

①浜田高校演劇部「渡る異界はクズばかり」 作・ピクト
②石見国くにびき十八座「この道をつないで」作・金田サダ子
③明誠高校演劇部「七人の部長」 作・越智優 潤色・渡辺聖梨 演出・熊谷莉緒 渡辺聖梨
④劇団ハタチ族「跳べ、守護神!」作・土橋淳志 演出・西藤将人
⑤市民演劇集団「ドリームカンパニー」「私の黄色いハンカチ」作・大畑喜彦

「誉め合いや、ただのイベントで満足するのではなく劇評をお願いします」と、実行委員の1人・ハナモト彩音さんの声掛けで、当日は劇研「空」の山本くんと観劇に行きました。10ページの観劇記はすでに送りましたが、読めない人もありますので、PDFで紹介します。興味のある人はどうぞ。

H30、観劇記 「ますだ演劇祭観劇記」5月20日 グラントワ

第二回があるかどうか未定ですが、張り切っておられます。おつかれさまでした。
(ブログ 詩の散歩道 観劇 すはま)

H30,4 観劇記「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」

3月24、25日、浜田の石央ホールで上演された創作劇「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」の劇評を頼まれていましたが、4月12日の山陰中央新報文化欄に掲載されました。字数が限られていますので、十分なことは書けませんでしたが、参考になればと思います。劇や小説など文学作品は100人いれば、100人の感想があります。この劇評もあくまでone of themです。これじゃ読めませんよね。字が小さし上にボケている。PDFで紹介します。

H30,4 新聞 観劇記「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」山陰中央新報_

当日のプログラムを記録として風景写真で紹介します。

公演前にもブログで紹介しましたが、脚本、演出の美崎さんは、浜田高校演劇部が全盛期時代、昭和56年に「オズの魔法使い」を演出、出演して全国大会へ出場しました。高校演劇ではまだミュージカルなど上演しない時代でした。舞台上で大勢のアンサンブルを見事に振り付けて演出する力量は当時から身についていたものでしょう。「ベテランと一緒に初めて舞台に立つ人もいると思うけど、どのように演技指導しているんですか」と聞いたら、「その人の持ち味を生かすようにしています」との答え。なーほどな、と感心しました。

アンサンブルの処理の見事さという点では、この公演の一週間後に雲南市のチェリヴァホールで上演された創作劇「水底平家」(亀尾佳宏 作、演出)にも感心しました。次々と展開されるシーンで大勢の武士を見事にさばいていき、劇の流れをうまく演出していました。我が劇研「空」の山本くんも出演しましたが、キリッ!と引き締まったセリフは場面も引き締めましたね。濃密な時間が流れる舞台に圧倒されました。

石見と雲南で同時期に素晴らしい創作劇が上演されました。みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 詩の散歩道 観劇 すはま)