「昌ちゃんの演劇だより」カテゴリーアーカイブ

R1,横田高佐賀全国大会27日上演『雨はワタシの背中を押す』

佐賀県鳥栖市民文化会館で開催される、第65回全国高校演劇大会は、27日~29日に行われ、12校が発表しますが、中国ブロック代表の横田高校は27日の14時10分から上演します。横田高は、『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)です。
行くつもりだったのに行けないので、悔しさ紛れに先日届いた『季刊 高校演劇』を紹介します(どんな関係があるんだ!)
この特集号には10校の脚本が載っています。もちろん伊藤脚本も。2千円です。

それぞれ魅力的な脚本です。横田高の脚本も鋭い批判性と創造性に富んだ力作です。佐賀大会での舞台が楽しみです。大会後に審査員評が届きますので、どのように見られたか、これまた楽しみです。

(ブログ 詩の散歩道 高校演劇 21090726 suhama )

R1,横田高演劇部全国大会前公演(7/6大社うらら館)

大社の「うらら館」で第14回島根県高校文化フェスタが開かれ、10時から展示鑑賞、13時30分から舞台発表があり、14時30分から横田高校の創作劇『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)が上演されます。横田高は昨年中国地区大会で最優秀賞(文部大臣賞)を受賞、7月27,28,29日、佐賀県の鳥栖市民会館で開催される第65回全国高校演劇大会(43回総合文化祭)で上演します。(写真は県民会館で島根県大会が行われた時の横田高校の舞台写真。講師審査の一員として参加しました)

4月に全国大会の案内が事務局(市立広島商業、黒瀬貴之先生)からきました。ぜひ行きたいと鳥栖市のホテルを捜しましたがすべて満員。あきらめていましたが、昨夜の伊藤先生からの電話では、北九州市から約15分だとのこと。行きたいね。うらら館での公演も行って声援しないとね。夜は大田で「万引き家族」。空のみなさん、都合はどうですか。オペラ「石見銀山」の練習も始まり、第10回「朗読を楽しむ」もあり、忙しい文化の秋の始まりです。(ブログ 詩の散歩道 お知らせ 高校演劇 20190703suhama)

大社の「うらら館」で第14回島根県高校文化フェスタが開かれます。10時から展示は鑑賞できますが、13時30分から舞台発表があり、2時30分から横田高校の創作劇『雨はワタシの背中を押す』(伊藤靖之・作)が上演されます。横田高は昨年中国地区大会で最優秀

H30 横田高校演劇部 中国大会最優秀賞 初の全国大会へ

11月25日、20時30分、電話がかかってきました。横田高校演劇部、中国大会で文部大臣賞を受賞、全国大会出場決定!おめでとうございま~す!!!一校しか全国大会へ行けないのですから実に狭き門です。電話は鳥取から帰る途中のバスの中からでした。部員のみなさんの喜びの声も一斉に聞こえてきました。県大会で観劇しましたが、ぼくにも確信がありました。とても新鮮な舞台で、台本もしっかりしていましたし、舞台上の人物処理がとても洗練され見事でした。テーマを広げるのではなく、深く掘り下げ(※「井戸を深く掘れ、そうすれば様々な地層に出会う」)ていくという構造なので、劇にも深みがありました。三刀屋高校の劇は、きっとお客さんを巻き込んでダイナミックな波動が劇場に起ったのではないでしょうか。両校部員のみなさん、イトウサ~ン、カメオサ~ン、おつかれさまでした。来年の全国大会は大分県です。楽しみですね。行ってみようかな。どうしようかな。

次の記事は、県大会終了後の横田高校の練習の様子山陰中央新報が取材したものです。記録として紹介させて頂きます。しっかり読みたい人は購入するか図書館でどうぞ。

※印の言葉は、以前中国地区大会へ講師として長い間きて頂いていた永曾信夫先生の講評中の言葉です。いつも様々な言葉を金言としてメモしていました。脚本を書くとき、テーマを横へ広げていくのではなく、井戸のように深く掘れ、そうすれば様々な地層に出会う、となにげなく言われました。調子に乗って脚本を書いていると、面白い素材は特に横に横に広げていきがちです。その方が劇は面白くなるからです。しかし深く掘っても、様々な面白い素材に出会うのです。永曾先生も他界されました。そして出雲高出身で、国立劇場の舞台監督のとき10年間島根県大会の講師をお願いした持田諒先生は9月15日に旅立たれました。ご冥福をお祈りします。御恩はいつまでも忘れません。
(ブログ 詩の散歩道 高校演劇 20181125 すはま)

H30 三刀屋 横田高 最優秀賞(高校演劇島根県大会)

第42回島根県高校演劇発表大会が10月19,20日、県民会館で行われ、8校が高校生らしいエネルギッシュな舞台を展開しました。5人の審査員の話し合い投票の結果、三刀屋高、と横田高演劇部が一致して選ばれ、鳥取で行われる中国地区大会へ出場することになりました。ひとまず速報として紹介します。舞台風景として写真も紹介します。
三刀屋は「続  人生ゲーム」(顧問・亀尾佳宏作)演劇を心得た部員たちの発声、表現、動きはとても自然で安心して見ておれました。観客を巻き込み、面白く展開していく楽しい舞台でした。先生役も流暢な言葉で堂に入った演技でした。ゲームは先生によって事前に仕組まれたという設定だったのでしょうが、先生も生徒と一緒に遊べば、同時進行的なヒヤヒヤ感や臨場感が更に高まったかもしれません。3年連続中国大会出場です。
横田高は初めての中国大会出場です。一昨年、初めて県大会に出場しましたが、その時は放送部として参加しました。今年の四月に「演劇・放送部」に改名されての参加です。きっと部員や顧問が頑張ったのでしょう。謝謝です。生徒が減少し部も縮小されていく現状に対応するためには、「舞台芸術部」とか「演劇・放送・文芸部」のような発想が必要ですね。

横田の劇は「雨はワタシの背中を押す」顧問の伊藤靖之先生の創作です。無駄のない凝縮されたような見事な舞台でした。照明や装置、人物の動きなどを含めたスムーズな展開、舞台処理のうまさ、自然な発声など完成度が高い舞台でした。セリフや象徴的な場面の設定は詩的な舞台を思わせました。
脚本にも工夫と深みがあり、場や状況に埋没したセリフではなく、複眼的な批評性を通過して出てきたとも思える起立した言葉が印象に残りました。少女の母の扱いについては、いろいろな意見が出ました。よく練られた完成度が高い舞台だっただけに、ちょっとした疑問が尾を引きます。

生徒創作脚本賞は松江工業高校の広沢ヒロさん、奨励賞は掛合分校に送られました。掛合の舞台も独創性があり、今までの県大会では見られなかった新鮮な表現がとても印象に残りました。その他の学校もそれぞれ特徴や見どころがあり、充実した二日間でした。みなさん、おつかれさまでした。三刀屋、横田高のみなさん、鳥取梨花ホールで見事な舞台を存分に発揮してください。
(ブログ 詩の散歩道 観劇 高校演劇 20181022 すはま )

H30 第42回島根県高校演劇大会(10/19,20)

今年も高校演劇の大会シーズンになりました。地区大会がおわり、県、中国地大会と続きます。島根県大会は10月19(金)20(土)松江の県民会館で開催されます。誰でも自由に観劇できます。

去年は石見地区から浜田高校が出ましたが、今年は残念ながらナシです。目下送られてきた台本を読んでいます。今年も大島宏美先生と講師、審査で参加します。長い間ラメールで行われましたが、今年は久しぶりに県民会館です。今年も熱い舞台が繰り広げられることでしょう。

大田三中は今年も全校演劇に取り組み、27日に文化祭で発表します。今年は「ヌチドタカラ」。沖縄の戦争の悲劇です。15日に劇研「空」は指導を頼まれて、山本、吉川、洲浜が行きました。次は24日の10時過ぎから行きます。演劇を取り上げる学校がほとんどなくなりましたが、それだけに貴重な取り組みです。応援しましょう。生徒さんも頑張っています。

H30 「ますだ演劇祭」観劇記(5/20)

1018,5,20 益田市のグラントワで「ますだ演劇祭」が開かれました。


上演した上演団体は次の通りです。

①浜田高校演劇部「渡る異界はクズばかり」 作・ピクト
②石見国くにびき十八座「この道をつないで」作・金田サダ子
③明誠高校演劇部「七人の部長」 作・越智優 潤色・渡辺聖梨 演出・熊谷莉緒 渡辺聖梨
④劇団ハタチ族「跳べ、守護神!」作・土橋淳志 演出・西藤将人
⑤市民演劇集団「ドリームカンパニー」「私の黄色いハンカチ」作・大畑喜彦

「誉め合いや、ただのイベントで満足するのではなく劇評をお願いします」と、実行委員の1人・ハナモト彩音さんの声掛けで、当日は劇研「空」の山本くんと観劇に行きました。10ページの観劇記はすでに送りましたが、読めない人もありますので、PDFで紹介します。興味のある人はどうぞ。

H30、観劇記 「ますだ演劇祭観劇記」5月20日 グラントワ

第二回があるかどうか未定ですが、張り切っておられます。おつかれさまでした。
(ブログ 詩の散歩道 観劇 すはま)

H30,4 観劇記「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」

3月24、25日、浜田の石央ホールで上演された創作劇「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」の劇評を頼まれていましたが、4月12日の山陰中央新報文化欄に掲載されました。字数が限られていますので、十分なことは書けませんでしたが、参考になればと思います。劇や小説など文学作品は100人いれば、100人の感想があります。この劇評もあくまでone of themです。これじゃ読めませんよね。字が小さし上にボケている。PDFで紹介します。

H30,4 新聞 観劇記「コーヒーと共に生きた男 三浦義武」山陰中央新報_

当日のプログラムを記録として風景写真で紹介します。

公演前にもブログで紹介しましたが、脚本、演出の美崎さんは、浜田高校演劇部が全盛期時代、昭和56年に「オズの魔法使い」を演出、出演して全国大会へ出場しました。高校演劇ではまだミュージカルなど上演しない時代でした。舞台上で大勢のアンサンブルを見事に振り付けて演出する力量は当時から身についていたものでしょう。「ベテランと一緒に初めて舞台に立つ人もいると思うけど、どのように演技指導しているんですか」と聞いたら、「その人の持ち味を生かすようにしています」との答え。なーほどな、と感心しました。

アンサンブルの処理の見事さという点では、この公演の一週間後に雲南市のチェリヴァホールで上演された創作劇「水底平家」(亀尾佳宏 作、演出)にも感心しました。次々と展開されるシーンで大勢の武士を見事にさばいていき、劇の流れをうまく演出していました。我が劇研「空」の山本くんも出演しましたが、キリッ!と引き締まったセリフは場面も引き締めましたね。濃密な時間が流れる舞台に圧倒されました。

石見と雲南で同時期に素晴らしい創作劇が上演されました。みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 詩の散歩道 観劇 すはま)

H30 大田市で懐かしい「活弁公演」(3/3)

2018,3,3 大田市民会館中ホールで、「活弁公演」がありました。吉岡長太郎フィルムコレクション、長太郎活動写真弁士保存会の石川晩酌さんと影山酒時さんが弁士として見事な活弁を披露されました。大田市文化協会主催。中ホールで約30人が懐かし映像と活弁を楽しみました。
最初に昭和初期の飯南町周辺で撮影されたフイルムが上映されました。当時の元気な若者や子供たちが参加した行事が次々と映されました。貧しいけど活気に満ちています。全国的にも貴重な記録フイルムです。長太郎さんが撮影されたものです。

長岡長太郎さんは明治24年飯南町真木に生まれ、20代に幻灯と映画に注目し、映写機やフィルムを購入してリヤカーに乗せ、県内や県外を上映して回られました。当時は無声映画ですから長太郎さんが弁士を務め、奥様のサダさんが機械を操作されたそうです。

長太郎さんは昭和39年に他界されたそうですが、貴重なフイルム(175タイトルもある)を飯南町に寄贈され、現在頓原町公民館が管理、活動写真弁士保存会が活用しています。今回はアニメや「血煙高田の馬場」(約10分)「実録忠臣蔵」(約25分)が活弁付きで上演されました。画面と弁舌に違和感がなくピッタリでした。活弁のライヴですから、劇と同じように生身のリアル感があり退屈しません。当時フイルムは何度も切れてつないでいるので短くなったとか。そのため映像のテンポや活弁の変化やスピードも速く、退屈する暇がありません。大河内伝次郎や片岡千恵蔵伴淳三郎なども登場しました。

ぼくは活弁を実際聞いたのは初めてです。子供のころ田所公民館で映画はよく見ましたが、いつも満員でした。当時はトーキー映画でした。無声映画はありましたが、活弁付きではありませんでした。今回の公演を聞きに行ったのは、大田市の相生座でも上演されただろうと思ったからです。終わってシュジさんと名刺を交換しいろいろ話しました。出前公演をやっておられます。

【閑話】このブログで、昨日グラフが急上昇した項目がありました。「吾郷水木生くん島根凱旋公演!」です。ナンデカナ ナンデダロウと思ったら、昨夜NHKテレビで、「のど自慢チャンピオン大会」が放映されました。チャンピオンになったのは加藤大和さん。素敵な声と表現で「指輪」を歌われました。作詞作曲が大田市出身の吾郷水木生くんです!うれしい話ですね。吾郷くん、またいい歌を作ってください!(ブログ 詩の散歩道 観劇 昌ちゃんの演劇だより)
http://stagebox.sakura.ne.jp/blog/2005/06/26/吾郷水木生くん島根凱旋公演!/

H30,大田ミュージカル講習会の成果「フレンズ」発表(1/21) 

大田市民会館の主催事業として今年も「ミュージカルスクール」が、昨年12月から土曜、日曜に6回開かれ、7回目の最終日、21日に中ホールで成果が発表されました。会館スタッフの全面的なバックアップがあり、音響や照明器具などもフル活用。ライトは50台くらい釣込んであり、楽しそうに歌い踊る19人の舞台を彩り浮かびあがらせました。
わずか20分の上演ですから、あっという間におわりましたが、充実した舞台でした。初心者も多いのですが、笑顔を見せ楽しそうに演じていましたので、観客も安心して楽しむことができました。いつものように「風花」の卒業生や現役の経験者たちがしっかりとリードし、中心を固めていました。

講習の成果発表が目的で、わずか20分の上演なので、ストーリーの骨格披露、という感じでしたが、あちこちでプロのヒラメキを感じました。神話の人物が現在によみがるとき、ホリゾントへ時計を投影して何千年の距離を一瞬の身近な時間として暗示したり、浮き布の池の大蛇が人間に変身する場面では、太鼓と和楽器の演奏とても活きていました。終演後、作曲・編曲を担当された川崎さんと話し、作曲の一端をうかがいました。短期講習とはいえ、3人のプロ(脚本・佐藤万里、演出・三浦克也、音楽・川崎絵都夫)が関わった舞台。超贅沢舞台、超受恵舞台です。短時間の舞台ですが見事に出来上がっています。

現地指導者として、いつものように「レイココンビ」を忘れてはいけません。。歌唱指導は中村玲子さん、振り付け指導は岩根礼子さん。礼子さんは「S3-1」出身なのだ。(わかる人にしかわかりませぬ)当日も動き回って世話をしていました。オツカレ!
山陰中央新報も二回紹介しています。記録として遠景で紹介します。読みたい人は購入するか、1/23,1/25日の石見版を図書館で見てください。こういう舞台での子供さんたちの経験が、内面を豊かにし、いろいろな場面で必ず活きてくることを確信しています。みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 詩の散歩道 地域情報 観劇 すはま)

H29, 作陽高校演劇部 最優秀賞 全国大会へ

第55回高校演劇中国地区大会は、2017年12月23,24日、下関市民会館で行われ、最優秀に作陽高校の「待ちの風景」(山崎公博 作)が選ばれました。来年8月長野県上田市で開催される全国大会へ出場します。

優秀賞3校は、広島市立商業「八月五日」(黒瀬貴之 作)、岡山工業「やっぱりパパイヤ」(阿部 順 作)、三刀屋高校「まちこのこまち」(亀尾佳宏 作)でした。
(会場とても広い。約1400席。2階席がないので後部席は舞台から遠い)

電車の都合で全部は観劇できませんでした。作陽高校は立体的な舞台装置がとても効果的で劇を引き締め、イメージを広げ、劇を凝縮していました。ラストのすばらしいシルエット劇でも装置が役者の動きを立体化、効果的にし素敵でした。二人の会話も生きていました。広島市立商業は、多分近年では初出場だと思います。粗削りなエネルギーが魅力でした。これは大切です。最近みんな演技がうまくなり、うまさが類型化しパターン化していていました。うまければいいというもんではありません。岡山工業は演出が見事でキャストが登場人物を過不足なく的確に表現していて統一感がありました。
三刀屋は舞台や客席を自由に使って意欲的な演出の劇でした。出だしのマチコの語りも魅力的で、合唱とともに動く集団演技もステキでした。大健闘しましたが、劇が集約型というより拡散型でしたので、作陽高校と対照的でした。テーマは拡散するより、「深く井戸を掘れ、そうすればいろいろな水脈に出会う」というほうが、一時間の劇ではインパクトが強くなる気がします。松江工業も健闘しましたが、ラメールでは舞台が狭いので、目の前で役者の動きが身近に感じられましたが、この広い舞台空間ではどうしても劇が遠い風景のようになります。また、場面が多いので展開が細切れになる印象が残りました。山口県光高校の「彼方此方、知り吾」(緋岡 箒 作)はまさに「激」でした。目の前の平和な日常の中で激しい戦争場面が同時展開されるのです。実験的ともいえる刺激的な舞台でした。
帰りは新山口から津和野→益田→浜田→と乗り換え、江津止まり!時刻は23時30分!大田までの電車なし!激しい風雨!寒い!タイヘンデシタ。
みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 詩の散歩道 高校演劇)