「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

R5,「しまね文芸フェスタ2023」は大田市で開催予定(9/17)

松江で島根県文芸協会理事会が3月7日に開催され、今年度の事業報告、決算、来年度の事業計画、予算案を審議しましたので、お知らせします。予定に組み込んでおいてください。

来年度の文芸フェスタは9月17日、大田市の「あすてらす」で開催予定です。担当は短歌部門、講師は永田和宏先生の予定です。先生には平成31年に松江で「短詩型における家庭と時間」というタイトルで講演して頂きました。感銘を受け、今でもよく覚えています。楽しみにしている人も多いことでしょう。

前回、文芸フェスタを大田で開催したのは2014年、矢崎節夫先生に「みんなちがって みんないい」という題で講演して頂きました。先生は金子みすゞ研究の第一人者。貴重な話を聞きました。その時の写真です。

島根県文芸協会は俳句、短歌、川柳、詩、散文の5部門で構成され、2つの行事を開催しています。県民文化祭の一環である「しまね文芸フェスタ」の開催と、文芸作品を公募表彰、「しまね文芸」の発行です。県文芸協会の発足は昭和47年(1972年)ですから半世紀に渡る長い歴史があります。

令和4年度は県民会館中ホールで開催しました。コロナ禍でもあり、観客も限られていましたが、今年の9月はどうでしょうか。
ついでに令和4年度の開会式の様子を紹介します。

午前中は開会式と講演、午後は会場を別々にして分科会です。
(ブログ:詩の散歩道 しまね文芸フェスタ 島根県詩人連合20230322洲浜)

 

 

R5,サンレディー大田「ふれあいホール」災害備蓄倉庫案について

大田市の公共施設見直しが進んでいます。7箇所あった公民館は27地域の「まちづくりセンター」に機能が移転されました。現在最終段階にあるのは、サンレディー大田、おおだふれあい会館、大田まちつくりセンターの問題です。昨年12月24日に「大田市働く女性の家を考える会」から、利用者会議開催の案内が劇研「空」代表にきました。40名近い出席者がありました。
活発な意見が交わされました。ホールは災害備蓄倉庫に転用するという想像外の計画でした。高校演劇や劇研「空」などで過去に14回ホールを使用しましたが、このホールの特徴などまとめてみました。ついでに舞台写真などの一部を紹介します。

(平成16年劇研「空」第2回創作劇公演「また夏が来て」大田高演劇部員とのコラボでした。冒頭の写真は夜のサンレディ)
 (上の写真 大田なかよし学級の発表会。石見銀山の脚本を頼まれて書きました。みなさん熱心に発表され感動的でした)
(平成27年大田高瓶陵会総会、創作劇「石見銀山旅日記」大畑さん夫妻の演奏や和樹さんの歌、民謡、プロの福原美佳さんの講談など多彩な舞台でした)

サンレディー大田は1992年(平成4)に開館。今年で30年経過。ふれあいホールも併設され、設備が整い客席が格納できる多目的ホールなので、展示、集会、研修、軽運動、部活動、舞台発表、各種イベントなど多様な利用が可能な大変便利のいい中規模のホールです。

客席の定員は約546人とても便利な移動観覧席。全席格納できるので、広い平土間になり、いろいろなイベントに使えます。
舞台は、緞帳はありませんが、間口10,5m、奥行き6,7m、花道、第4バトンまであり、照明設備、照明器具、音響映像設備、平台24、箱足70、ピアノ、展示パネル70枚等々、必要なものはほとんど揃っています。
(「一日限りの相生座」音楽、劇、舞踊、語りなど市内の多くの団体や個人が参加した楽しい舞台でした。満員御礼)

その上に、音響、照明のベテラン職員が二人いるのは大ホール並で、大変恵まれています。山陰地方でも最近新築された中ホールは電動式客席移動形式が多い。多くの市民に多種多様な使い方をしてもらいたいからです。30年前に大田市で、このホールができたとは先見の明があったといえます。当時の文化協会会長、勝部義夫さんはプロの演劇、映画人でしたが、「何度も要求したが緞帳だけは作ってもらえなかった」と言われたのを覚えています。ホール建設などではベテラン専門家の意見が最優先です。
しかし大田市の公共施設見直しが進み、このホールについては次のような計画が実施に移されつつあります。

大田市の検討結果:「ホールは、音響や空調が耐用年数を過ぎ、災害用備蓄倉庫として使う。ホアイエや舞台部分には市役所分庁舎のうち情報企画課を移転する。2026年度利用開始を見込んでいる」(新聞や市の資料より)
(写真の向こう側が、ふれあいホール、手前の建物がサンレディー大田(ここは大田まちつくりセンターになる)、その手前に農林福祉会館(パストラル)があったが解体された。その跡地におおだふれあい会館を建設し、おおだ人権センターとする。案です。)

1月15日3時から、話し合いが計画されています。このホールを使用してきた文化、芸術、音楽、演劇団体などは今後どのようにすればいいのか・・・肝心なこのことが不明です。市内にはホールがたくさんある、と書かれていましたが、それぞれ規模や機能は違います。建物だけの問題ではなく内部の施設や機能が重要です。
このホールで上演したり関係した14の舞台発表をPDFで紹介します。必要なら参考にしてください。
2022,01, 資料 「サンレディーふれあいホール」の災害備蓄倉庫案について・過去の上演12回 jtd
(ブログ:劇研「空」地域情報 お知らせ 20230111すはま)

R4,「山陰文藝」56号、ー多彩な力作ー

11月1日、「山陰文藝」56号が発行されました。5月、11月、年2回の発行を編集長の額さんは厳守。熱心に作品を集め編集されています。今号は充実した作品も多く、感動した作品も多数あり、読み応えのある充実した号になっています。県内では最も会員が多い伝統のある総合文芸同人誌です。
この号から大田の渡邉さんは短歌と詩、加藤さんはエッセイで参加され個性的で味のある作品を寄せられました。「布都外伝(5)」という題で古代出雲のを舞台にした意欲的な連載小説を書いておられる沢村俊介さんも大田の出身です。「松江藩主 松平斉貴」を書かれた内藤丈二さんの作品はよく調査して書かれた貴重な記録です。短編小説が今回多いのですが、胸を打つ感動的な作品にもたくさん出会いました。

石見地方を舞台にして、詩を小説の中には取り入れ、ユーモアーも生かして生きる喜びや哀しみを描こうとした「坂の上の家」(洲浜作)の出だしの部分を紹介しましょう。
同人会員を募集しています。興味のある人はどうぞ。大歓迎です。生きてきた「喜び苦しみ哀しみ」を文芸という形で記録するのも意義のあることと思います。
「山陰文藝」会員募集についてIMG_20221219_0001

県内の主な書店には、置いてあるはずです(定価1000円)。大田市中央図書館には、古いナンバーが数冊しかありませんでしたが、取り寄せて50号から最近のものを寄贈する予定です。
次号の〆切は2月末です。1月には総会も予定されています。
(ブログ:詩の散歩道 詩集や本の紹介  20221219洲浜)

R4,「しまね文芸フェスタ2022」県民会館で開催(9/23)

第20回島根県民文化祭の文芸部門「しまね文芸フェスタ」は23日(秋分の日)県民会館で予定通り開催されます。一昨年はコロナ禍で中止、昨年は無観客で動画・「島根の風物~詩と映像~」を撮影し「しまねっこCH」で発信しました。

詩部門を担当して、2年間コロナに翻弄されましたが、今年は散文部門が担当です。「山陰の古事記の謎解き旅」と題して多羅尾整治氏が講演されます。午後は分科会です。詩部門は「自作時朗読と詩和会」。朗読する詩を15部持参してください。
散文部門では、会長、額さんの「小説・随筆をどう書くか」という問題提起の後、創作について話し合いです。

(ブログ:しまね文芸フェスタ  詩の散歩道  お知らせ 20220916すはま)

R4,第68回高校演劇全国大会、三刀屋高出場

中国地区大会で最優秀賞を受賞した三刀屋高校は7月31日から東京の「なかのZERO」で開催される全校大会に出場します。作品は亀尾佳宏作『永井隆物語』。事務局からフライヤーが届き、参加するかどうか問い合わせがきましたので、紹介します。
R4,フライヤー とうきょう総文フライヤー (2) (1)三刀屋高 

予約制なのでもう間に合わないと思いますが、コロナ感染者がまた急増しています。どうなることでしょう。三刀屋高演劇部の発表は8月2日9時40からです。三刀屋高校の皆さんの健闘を祈っています。
(ブログ:詩の散歩道 高校演劇 お知らせ 20220712洲浜)

R3,第2回「大田とびっきり寄せ」サンレディ大田(12/12)

12/12(日)「サンレディ大田」主催で落語があります。大田の、さかなや句楽さん、学家文学さん、鶴屋吹珍さん、学家孝学さん、それに我が劇研「空」の新屋忖度さん、浜田の沢悠佳さん、くもぎの玉ちゃん、更に大森小学校児童の特別出演という豪華な顔ぶれで~す。13時30分開演です。
ある集会で句楽さんや文学さんなどの落語を聞いたことがあります。堂に入った話ぶりで安心して聞け、楽しかった。小学校などでも導入されていますが、教育的にもいい試みですね。コロナ禍続きで、集団で作る劇などは多くの制約や困難に遭遇していますが、個人で創意工夫して練習し、一人で発表するという個人プレーは時代に合っているともいえそうです。しかも時代はお笑いブーム。真面目で暗いものは敬遠される時代です。(‥チンモク)
「サンレディ大田」の時機に叶った取り組みですね。どうぞ、楽しい時間を過ごしてください。忖度さ~ん!肩の力を抜いて伸び伸びと!楽しみにしています。11日は島根文芸入賞者の表彰式で松江へ行きますが、12日は必ず行きますぞ!
(ブログ:劇研「空」お報せ 地域情報 昌ちゃんの演劇だより 20211203すはま)

R3,「しまね文芸フェスタ」グラントワで無観客、動画撮影(9/23)

午前中リハ、午後から撮影、4時過ぎに終わりました。観客を想定して構成した舞台で、無観客は残念ですが、一か月後に、動画配信で多くの人たちにも見ていただければ幸いです。テーマは「しまねの風物~詩と映像」。オープニングは「マンマ・ヴォチェ益田」の県民歌「薄紫の山脈」からです。

詩は映像を投影しながら16篇朗読しました。山陰中央新報益田市局記者のインタヴューを受け、新聞に掲載されましたので、紹介させていただきます。24日の記事です。

益田の詩人原 敏(田原敏郎)さんの石見弁の詩「ひゃこる」を朗読する岩谷和枝さんの写真です。

全体は三部構成になっています。冊子の表紙から紹介します。 合唱:益田民話合唱「夕日を招く長者」より「紙芝居 よっこし       ょ」「田植えの歌」島根県民歌「薄紫の山脈」(合唱団「マンマ・ヴォチェ益田」)
詩の朗読: 「しまねの風物~詩と映像~」16編の詩朗読と映像(朗読―島根県詩人連合会員・劇研「空」・風花)
創作民話朗読:「サヒメの大使命~海を越え石見の大地へ」石見地方の伝承を基に創作朗読劇。映像35枚、音響、歌で構成
(作・洲浜昌三、朗読・大田市演劇サークル劇研「空」・ジュニアミュージカル風花

長時間、ご協力をいただいたみなさん、ありがとうございました。おつかれさまでした。完成を楽しみにしましょう。
(ブログ:劇研「空」昌ちゃんの詩の散歩道 島根県詩人連合 しまね文芸フェスタ 島根県文芸協会  20210925 すはま)

R3,9/1 「しまね文芸フェスタ2021」中止、全体会は動画収録

9/23、益田市グラントワで開催するため準備をしてきましたが、島根でも新型コロナ・デルタ株の勢いが増している現状を考え、県事務局と相談して大会は中止、「しまねの風物~詩と映像~」と題して舞台発表を予定していた全体会は、無観客で動画撮影することに決まりました。開会式、分科会も中止です。当日10時からのリハは、「マンマ・ヴォ―チェ益田」から予定通り行い、直後に動画撮影し、次に詩の朗読リハ、動画撮影、創作民話朗読「サヒメの大使命」リハ、動画撮影という順番になる可能性大です。詩の朗読者で、参加できない方はお知らせ頂ければ助かります。詩作品、作者朗読者、写真などについて資料をPDFで紹介します。必要な人は開いて読んでください。
R3、9,3 一覧表 写真チェック「文芸フェスタ詩の,朗読」、A4横書き 「しまね文芸フェスタ」「しまねの風物~詩と映像」詩の朗読.$td
約20ページの冊子(朗読作品掲載、発表団体紹介)は予定通り作成し、関係者や団体に配付します。今年も中止になり、コロナに不振り回されています。いざ、コロナ!という時、外部に迷惑が掛からないように、益田の合唱団と劇研「空」の舞台発表ですっきりと通り抜けようと企画しましたが、関係が多岐にわたり、思った以上の手間と時間がかかります。動画は、松江で「琴の鳴る浜」を撮影して頂いた法澤さんにお願いしました。舞台に通じておられるベテランです。こうなれば無観客の遥か彼方の仮想視聴者に向かってベストを尽くしましょう。
(ブログ:詩の散歩道 島根文芸フェスタ 島根県詩人連合 マンマ・ヴォ―チェ益田 劇研「空」20210903 洲浜)

R3,『写真が語る 石見の100年』8月出版予定

5月頃から3回、『写真が語る 石見の100年』PRのチラシが新聞に折り込まれていました。写真600枚に解説が付き、A4版大型上製本280ページという豪華版で、「いき出版」が8月に発行します。次の写真はどこかわかりますか。

なんだ、ちゃんと書いてあるじゃん。では、現在の風景を紹介します。昨日の写真です。

新築された大田市立病院です。時代の回転は猛スピードです。昭和の風景など時のブルドーザーが踏みつ潰ぶしていきます。街中の家もあちこちで解体され、いつの間にか広い駐車場になっています。高齢化、少子化、過疎化・・・あとを継ぐ者がいない家は潰すしかありません。20年たったら風景は更に一変しているでしょう。今回の写真集は9,990円。監修は岩町功先生です。先生に頼まれて今回も一部の写真解説を担当しました。どの写真解説も歴史的考証がしっかりしていて役に立ちます。今までに次のような「石見の写真集」が出版されています。
この写真集に新たな石見の貴重な歴史的風物が加わります。山陰中央新報の久利販売所(0854-82ー4998)でも扱っています。図書館でも読めるはずです。懐かしいだけでなく、過去から学び新たな想像・創造が生まれてくるかもしれません。
8月26日に発刊された『写真が語る 石見の100年』が届きましたので表紙を紹介しましょう。279ページの圧巻です。

(ブログ:詩集や本の紹介 昌ちゃんの詩の散歩道 地域情報 お知らせ 20210812 すはま)

R3,市民会館文化講座「劫火のヒロシマ」を読みます(7/28)

『劫火の「ヒロシマ」』は平成3年に島根県被爆者協議会温泉津支部(発行責任者・富吉脩)によって発行された、被爆体験記です。その一部を今回は朗読します。
広島平和記念資料館が発行している資料集から広島陸分病院大田分室の記録も読んでみます。それぞれ貴重な記録です。
場所は大田市民会館会議室です。19時30~21時予定。
10月23日の第11回「朗読を楽しむ」(市民会館中ホール)では、この原爆病院大田分室を構成して朗読したいと考えています。どうなりますことか。お楽しみに。
(ブログ:劇研「空」 詩の散歩道 お知らせ 朗読を楽しむ 20210728 すはま)