Monthly Archive for 12月, 2017

H29, 作陽高校演劇部 最優秀賞 全国大会へ

第55回高校演劇中国地区大会は、2017年12月23,24日、下関市民会館で行われ、最優秀に作陽高校の「待ちの風景」(山崎公博 作)が選ばれました。来年8月長野県上田市で開催される全国大会へ出場します。

優秀賞3校は、広島市立商業「八月五日」(黒瀬貴之 作)、岡山工業「やっぱりパパイヤ」(阿部 順 作)、三刀屋高校「まちこのこまち」(亀尾佳宏 作)でした。
(会場とても広い。約1400席。2階席がないので後部席は舞台から遠い)

電車の都合で全部は観劇できませんでした。作陽高校は立体的な舞台装置がとても効果的で劇を引き締め、イメージを広げ、劇を凝縮していました。ラストのすばらしいシルエット劇でも装置が役者の動きを立体化、効果的にし素敵でした。二人の会話も生きていました。広島市立商業は、多分近年では初出場だと思います。粗削りなエネルギーが魅力でした。これは大切です。最近みんな演技がうまくなり、うまさが類型化しパターン化していていました。うまければいいというもんではありません。岡山工業は演出が見事でキャストが登場人物を過不足なく的確に表現していて統一感がありました。
三刀屋は舞台や客席を自由に使って意欲的な演出の劇でした。出だしのマチコの語りも魅力的で、合唱とともに動く集団演技もステキでした。大健闘しましたが、劇が集約型というより拡散型でしたので、作陽高校と対照的でした。テーマは拡散するより、「深く井戸を掘れ、そうすればいろいろな水脈に出会う」というほうが、一時間の劇ではインパクトが強くなる気がします。松江工業も健闘しましたが、ラメールでは舞台が狭いので、目の前で役者の動きが身近に感じられましたが、この広い舞台空間ではどうしても劇が遠い風景のようになります。また、場面が多いので展開が細切れになる印象が残りました。山口県光高校の「彼方此方、知り吾」(緋岡 箒 作)はまさに「激」でした。目の前の平和な日常の中で激しい戦争場面が同時展開されるのです。実験的ともいえる刺激的な舞台でした。
帰りは新山口から津和野→益田→浜田→と乗り換え、江津止まり!時刻は23時30分!大田までの電車なし!激しい風雨!寒い!タイヘンデシタ。
みなさん、おつかれさまでした。(ブログ 詩の散歩道 高校演劇)

H29,第55回 高校演劇中国地区大会(下関市民会館で)

2017年度の中国地区大会は12月23、24日、下関市民会館で開催されます。各県代表2校(山口は3校)が出場。昨年に続いて島根県代表は松江工業高校、三刀屋高校です。島根県大会では素晴らしい劇でした。楽しみです。各県代表校と演目、上演時間を知りたい人は次のPDFを開いてみてください.

H29,高校演劇中国地区大会発表校 下関市民会館_

岡山から岡山工業高校が出場します。顧問は森脇 健先生。大田高校では演劇部員でした。大学生だった平成16年に、劇研「空」が市立図書館で「朗読を楽しむ」を開催したとき、参加してくれました。岡山工業で毎年素晴らしい劇を生徒さんとともに創っています。下関で会えるのが楽しみです。
松江工業は伊藤靖之作「ハダカノ王様」で23日13時~、三刀屋高校は亀尾佳宏作「まちこのこまち」24日13時~、岡山工業は「やっぱりパパイヤ」23日14時20~の上演です。
それぞれの劇は同一視点で比較できない独特のうまさと面白さ魅力があります。下関市民会館は平成10年の大会で行ったことがあります。講師は文学座所属の松本祐子さん、青森中央高校の畑澤聖悟さん。講評も楽しみです。山口は隣の県なのに、交通が不便なのがガンです。昔は下関行きの深夜列車があったのにね。(ブログ 詩の散歩道 高校演劇 すはま)

 

H29,第15回島根県民文化祭 文芸表彰式(12/10)

県民文化祭文芸部門の表彰式が10日松江で行われました。7月から俳句、短歌、川柳、詩、散文5部門で作品を公募。入選作品は招待作品とともに「島根文芸」に掲載されています。50号です。創刊号から書棚にありますが、長い歴史を重ねてきました。
素晴らしい作品が載っています。ちょっとだけ短い作品を紹介してみましょう。

知事賞:「インク跡かすかに残る旧姓の物差し使い娘のゆかた裁つ」( 津和野門脇さん)
金賞:「友達という呪縛を逃れ独りゆく青石畳ひんやりとして」(松江 陶山さん)
俳句知事賞:「放たれて青田の空へこふのとり」(出雲市 若林恒子)
スカッとします。旧かな使いが生きていますね。久しぶりにお会いした若林さん。昔と変わらずハツラツとしておられました。
俳句と詩の表彰式の風景です。場所は松江の職員会館ホール。写真では見えませんが、受賞者以外にたくさん関係者が後ろの席に座っておられます。
詩部門では応募が21編。残念ながらジュニアー部門の応募作品はありませんでした。来年はぜひ応募してほしいものです。

表彰式後は、部門別の会でした。詩では、選者だった閤田さん、川辺さん、有原さんと役員として参加した洲浜を含め合計12名。入賞者に作品を朗読していただいて鑑賞し感想を述べ合いました。それぞれ特徴と味のある作品でお互いに学び合えるいい会になりました。作品を紹介するスペースがないのが残念ですが、読みたい人は、島根県文化国際課文化振興室へ申し込めば千円で購入できます。来年もありますので、興味のある人はぜひ応募してください。(ブログ 詩の散歩道 島根県詩人連合 すはま)