H27 8/14 上演までの予定 『石見銀山歴史ものがたり』

印刷してお知らせしていますが、遠くにいる人のために、ここにも練習予定を紹介しておきます。予定ですから追加や変更はありますので、常に確認してください。

その前に記憶と目の体操です。これはどこでしょう?大田市の繁華街、中心街です。当てても何もありません。

DSC06490

7/29(水)大畑音楽スタジオで音楽と合わせて練習19時30分~
8/ 3(月)川合町セン 19時30分~
8/ 5(水)市民会館会議室19時30分~
8/ 6(木)(大田文化プロ懇親会)19時30分~
8/10(月)川合町セン 19時30分~
8/12(水)サンレデイ照明など仕込。19時~打ち合わせのあと初練習(美佳さん参        加の予定。可能な人は是非きてください)
8/13(木)午後13時から部分練習(練習計画をつくる)19時~全員必ず集合練習。
8/14(金)8:30には開館。調整と部分練習 10時30分~11時40上演

以上は確認した練習日程だけです。それ以外の練習も当然あります。衣装や音響、装置などいろいろ仕事があります。wanted!です。日に日に近づいてきます。セリフはしっかり体に染みこませましょう。

H27,8/14 「石見銀山歴史ものがたり」サンレディで上演

8月14日に大田高校卒業生会・瓶陵会総会が開かれます。昭和60年3月の卒業生が幹事となって運営されます。恒例の記念イベントはサンレディのホールで10時30分から開かれます。
DSC06629
今年は同期卒業生の福原美佳さんが東京の青年劇場で活躍していますので、彼女の舞台を計画されて、劇研「空」に相談がありました。美佳さんとも連絡を取り合い、劇研「空」とコラボレーションをすることになりました。以前にもいろいろ形で上演してきた「石見銀山旅日記」「石見銀山歴史ものがたり」に手を加え、美佳さんが講談や語りで登場することにしました。美佳さんは昭和59年にぼくが大田高校へ赴任したときの3年生で演劇部員でした。

「石見銀山歴史ものがたり」は、平成17年に大田市文化協会設立30周年記念で「鶴」を上演しましたが、それを発展させた構成劇です。平成20年には瓶陵会総会記念イベントで天領太鼓と朗読(洲浜)、ギター演奏(卒業生の杉原俊範さん、渋谷新堀ギター音楽院院長)、そして劇研「空」、幹事のみなさん、民謡は藤村英苑さんなどで上演しました。上演が終わって写した写真です。
DSC06630今回はこの天領太鼓と語りの部分を福原美佳さんが講談と語りで演じます。また大畑音楽教室の繁樹さん、世利子さんの生演奏、大畑和樹さんの独唱、「要の会」の高野さん、塩見さんの民謡など楽しい舞台になるはずです。寿禎さん役を wanted していましたが、出雲高で全国大会出場、現在広島大学在学というゴウダクンに演じてもらうことになりました。楽しみですね。お互いに離れていて、一緒に練習する時間は取れませんので、上演前の12日、13日に集中してやります。

誰でも観劇できます。無料です。どうぞ気楽においでください。

H27,大田市民会館文化講座7月の「発声と朗読の基礎」予定です

5,6月の「発声と朗読の基礎ワークショップ」では発声の基礎練習はしながら、川端康成の「伊豆の踊子」を読みました。テキストは「現代文の朗読術入門」で、NHK出版から出ています。CDもついているのでとても便利です。いいテキストです。

「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨脚が杉の密林を白く染めながら、すしさまじい早さで麓から私を追ってきた」

この冒頭の一文をどのように読みますか。講座で勉強してきた次の様な読み方を、うまく取り入れて朗読することで、聞いていることばや流れが明確になりすっきりします。その読み方とは:

「間のとりかた」「日本語は2拍1音」「文節読み」「意味句読み」「後かけ読み」「音の高低」「テンポ」「呼吸のタイミング」「語句をすっきり止める」等々。

ここでコマーシャルです。昨夜も9人が集まって朗読の練習をしました。7月4日の本番もあとわずかです。どうぞ気軽に足を運んでください。(あしでからだをはこんでください?)
DSC06528
7月の予定です。カルチャー講座は8日、23に開きます。19時30分から1時間です。
「詩の朗読」のワークショップをやります。9月22日に向けて実践です。
講座の後半は、空」が「石見銀山歴史ものがたり」の練習をします。カルチャー講座でもこの台本を朗読練習に取り入れるかもしれません。

7月1日は「吉川経家最後の手紙」の練習です。15日、29日は「石見銀山歴史ものがたり」の練習です。

H27 「大田文化プロネット」次回は7/2です

「大田文化プロデユースネットワーク」は、2015年4月2日に設立総会を開き発足しました。会長は吾郷浩之さん、副会長は市民会館館長、宅和陽基さん、約20名の集まりです。毎月第一木曜日を会合日に決めて19時から市民会館で自由な話し合いをしてきました。 5月は市民会館の各種設備見学と説明、6月は小林さんが、「大田町橋南橋北歌合戦」の企画について話されて、議論しました。

7月2日(木)は林さんとスハマクンが「琴の鳴る浜」のプロデユースから演出、上演などについてスピーチをしたあと、話し合います。一つの劇を上演するまで、どのような構想や運営が必要か、過去の事例が具体的に提示されますので、今後の参考になると思います。

DSC06461 (かえるってなんであいきょうがあるんだろう。やさしいめかな、あかんぼうのようなてやあしかな。おとなしそうなすがたかな。つついてもぴよんぴよんとにげるだけ。むかってこないもんね。いつもしぜんのなかでじこかんけつしてる)

8/6(木)は納涼会予定、)9/3 は若狭さんのスピーチ、10/1は三遊亭円楽さんの独演会で、場内スタッフとして実習(?)

大田の文化について発言したい人、興味がある人はどうぞメンバーになってください。各分野の多彩な人たちの考えや批判、提案、構想、夢、意見がないと、面白い企画やイベントは生まれません。(え、かえるさんがさんかしたい?)

H27,7/4 第6回「朗読を楽しむ」大田市民会館中ホールで

昨年は8月末に行いましたが、今年は日にちが取れず、7月4日(土)に実施します。昨年は、詩人・まどみちおさんの特集をしましたが、今年は、第1部で谷川俊太郎さんの特集をします。9月22日に県民会館で開催される「しまね文芸フェスタ」で谷川さんとの対談があり、その中で、劇研「空」のメンバーが谷川さんの詩を朗読します。その一端を皆さんにも楽しんでいただこうというわけです。今年も大田市少年少女合唱団にお願いして、谷川さん作詞の「鉄腕アトム」と「世界の約束」(ハウルの動く城)を歌ってもらいます。第2部ではさまざまな朗読の語り口を楽しんでください。

第Ⅲ部では「鳥取から石見不言城の子どもたちへー吉川経家最後の手紙ー」を朗読劇形式で発表します。これは10月24日に温泉津で行われる第3回吉川経家全国交流会(タイトルは違うかも)で劇研「空」が朗読劇として上演する短縮版です。

参加費としていますが、朗読として参加する人も会場費や必要経費を負担するためです。昨年の第5回も皆さんに楽しんでいただき、とても好評でした。自作の詩やエッセイ、短編小説、記録、名作など、みなさんに知って欲しい、聞いて欲しいという作品をどうぞ気軽に朗読してみてください。みんなで「朗読を楽しむ」場になればいいですね。
DSC06449        (新緑の季節。若葉が燃え上がるようです。庭の石楠花も明日は花嫁)

舞台発表として上演しますので、事前に何回か集まって朗読し、お互いに感想を述べ合い、批評し合つています。さらに作品に手を入れたり、映像を投影して、作品を立体化し面白くする工夫もして発表します。

チケットも整理券も発行していません。どれだけ来られるか、予測もできません。10数人では(涙)ですが、200人も来られたら座席がありません。去年並に80人前後なら謝謝謝です。チラシは市民会館や公共の場所に置いてあります。興味がありそうな人には、ぜひPRしてください。

H27,6/21 温泉津 清水大師寺で「奉納ライブ」「朗読」

2015/06/21(日)14:30から、温泉津の清水大師寺で「寺・奏・音」というタイトルで平家物語の朗読と音楽のライブがあります。意欲的に文化活動にも力をいれておられる渡利ご夫妻の企画です。今年は高野山開創1200年。 その記念公演です。チラシを紹介します。

DSC06507

「Yaneka  Petter Berndalen」は以前この天空のお寺カフェで演奏し、このブログでも紹介しました。下のチラシには詳しく紹介してありますが、小さくて読めませんので読める人だけ読んでください。(どういう意味だ!)

DSC06505

さてさて、朗読は「平家物語高野の巻」より、章子さん、勝信さん、山本くんが朗読します。山本くんは劇研「空」のメンバー、章子さんも「いざというときメンバー」、あるいは「できるときはでるメンバー」です。

どんな朗読になるか楽しみですね。是非、日本海を見下ろせるすばらしい「天空のお寺カフェへ」足を運んで、いや、車を運転して行ってください。

「もちろん来てくれるんでしょうね」
「そりゃそうですよ。ところがどっこい」
「またいいわけ?」
「同じ日の同じ時間に松江のプラバホールで合唱祭があんです。合唱を指導してきたのはぼくのアネで、my elder sisiter -in law が 指揮をするんです。昨年から必ず行きますといって招待券ももらっているのです。それから同じ日の同じ時刻に、劇作家・演出家の佃 典彦さんが、「戯曲セミナー私の書き方」という演目のステージクリエーター講座があるんです。島根で二度と聞けない講座でなんです」
「3つ裂き?。で、どれへ行くんだね。もちろん・・・だろうね」

H27,6/19~21 松江で「ステージクリエーター養成講座」

島根県民会館から劇研「空」宛で案内がきました。次回の会合で渡しますが、ひとまず紹介します。今回は演技や発声と、舞台美術、戯曲、演出の4講座があり、それぞれ講師は第一線で活躍されているプロの演劇人で、滅多にない機会です。すでに予定があるかもしれませんが、参加できれば最高ですね。DSC06497小さくてボケ気味で読めないので雰囲気を味わってください。

DSC06498

6/17 19:00~21:00 「演劇は世界に掲げる鏡」福田善之
6/20 10:00~13:00 「嘘のない演技をみつけよう」大方斐紗子
6/20 14:00~17:00 「戯曲セミナー『私の書き方』」佃 典彦
6/20 17:30~20:00  開講式・交流会
6/21 10:00~13:00 「舞台美術ってなあに?」佐々波雅子
6/21 14:00~17:00 「演出の基礎」和田善夫

チラシの下に申し込み書があります。あああ、21日には大切な予定が・・・最近は行事が多く、大切な行事は土日に組まれるので二重にも三重にも重なるんだよね。

 

 

H27 ジュニアミュージカル「風花」特別公演 4/26

平成9年発足以来、ほぼ毎年公演して歴史を刻んできた大田市のジュニア―ミュージカル「風花」が今年も大田市民会館中ホールで公演します。4月26日(日)11時と15時からの2回上演。今年も充実した舞台になることでしょう。練習してきた成果をぜひ楽しんでください。小学生、中学生たちが堂々と踊り歌う姿はとても感動的です。
DSC06408最近の子どもたちは歌やダンスのセンスがとても発達しています。my grand daughters(three years old and five years old)を見てもそのことがよく分かります。保育園でも一昔前よりも、もっと頻繁に、リズム体操をしたりお芝居をしたり歌を歌ったりしています。家でもよく歌いながら踊ったりしています。「レリゴー」などはすぐに覚えて2人で歌い踊っていました。レリゴ―現象です。なんじゃそれ?

019
let it go ですよ。なんでそれが「レリゴ」になるんだ。tの発音と日本語の「ラリルレロ」の発音は舌の位置が同じで、tip of the tongue を upper teethridgeではじいて音を出すでしょう。plosive sound なんです。なんじゃそれ?「破裂音」です。k, g、p、t, d,もそうですよね。だから「レット・イット・ゴウ」を日本人が速く喋ると、「ト」が「リ」になるんです。なんで急に音声学の講義を始めるんだ!関係ないだろ!ごめん!夕べ市民会館のカルチャー講座「発声と表現の基礎」をやったばかりなもんで、思わずタイムスリップして、ときどき50年以上もslipして大学時代の五十嵐新治郎先生の音声学が顔を出してしまった。心配だな。大丈夫か?

DSC06338閑話休題:Let’s get back to the subject:
ということで、風花は大田市で貴重な役割を果たしています。昨年は行事が重なって行けませんでしたが、楽しみにしています。がんばってください。

 

H27 第6回「朗読を楽しむ」 7/4 参加希望について

今年も大田市民会館の中ホールで「朗読を楽しむ」を開きます。7月4日(土)14時から予定しています。タイトルどおり、朗読する者も聞く者も、お互いに楽しむ会です。気軽に参加してください。大田市民会館のチラシを紹介しましょう。

DSC06407

「朗読は自由参加です(4月末〆切)。ぜひご参加ください」と書かれています。このことについて具体的に説明します。

主催は劇研「空」。昨年は特集として「まど みちお」の詩や歌を取り上げました。今回は「谷川俊太郎の詩、童話」を特集にします。多様な詩や童話などがあり現在作品を選考しながら練習中です。朗読参加希望者は、作品名とともに、4月末日までに劇研「空」までお知らせください。

1.朗読時間は5,6分。それより長い作品のときはご相談ください。
2.朗読する内容は特に問いませんが、次のような作品を優先します。
地域のことを素材にした民話や記録、詩、随筆、文学作品。創作作品は    大歓迎。感動した作品。谷川俊太郎の詩や童話、歌、演奏など。

作品は昨年同様、冊子にします。会場費、冊子作成費、作品使用料など経費がかかりますので、朗読参加者もお客様と同じく500円参加料を負担してください。空のメンバーも、もちろんスハマクンも例外ではありませぬ。みな平等です。

昨年の第5回「朗読を楽しむ」の内容と、アンケートのほんの一部を紹介します。

H26 チラシ裏面「5回朗読を楽しむ」.td

intermission:

DSC05624(今年も桃の花が満開!きれいだね。かわいいね。気品があるね。日本のお姫さまみたい。ユサちゃん、アカリちゃん、カホちゃん、地球の仲間になった記念に植えたんだよ。)

第5回のアンケートの一部です。ほとんどの皆さんに楽しんでいただき、とてもうれしく思いました。(すべてのアンケートは会報17号に載せています。読みたい人があればお届けします)

・楽しい時間をありがとうございました。発声がすごいです。三月に浜田での公演で「海を越えサヒメの山へ」が見られず、今回みることができました。          (60代男子)
・楽しかったですよ。(80代女)
・画も楽しく拝見しました。石銀の温泉や姫逃池 さひめの話は若干聞いていました。伝承する事が大事と思います。大田の原爆病院のことは、もう少し話があっても良いかも。次にも是非参加します(70代男子)

・舞台のしつらえは良いと思いましたが語り手の服装は、もう少し工夫があっても良かったのでは?とも思いました。想像力かきたてられる豊かなステージでした。心が和みました。平和であることの重みも感じました。(60代女子)
・楽しい一時をありがとうございました。(70代)
・私の知らない話もあり楽しませていただきました。孫達にも読み聞かせたいです。次回楽しみにしています。(60代女子)

今年も有意義な時間にしましょう。ぜひ来てください。

H27,4,5月の市民会館講座「発声と朗読の基礎」予定です

4月、5月の大田市民会館文化講座「発声と朗読の基礎ワークショップ」の予定を紹介します。変更することもあります。

4月 - 15,22日
5月 - 13,20,27日

時間は19:30~20:30、会場は2階の第三会議室。会場費、資料代として各自毎回100円です。水曜日です。誰でも参加自由です。大歓迎です。劇研空のメンバーも一緒にやります。講座の後は21:00まで劇研空の劇や朗読の練習、話し会いを行います。

DSC06358(今年も辛夷が咲いたよ。真っ白い蕾が青空に光っている。イーシャオ君、君が生まれた時に植えた樹だよ。枝が真っ直ぐに天に伸びている。きれいだね。勇気凛々だね。)

なんでコブシが飛びだしてくるんだよ、といわれても理由はありませぬ。なんとなくきれいだったので気分転換です。横道にそれました。本題にもどります。

「どんなことをやるんですか?」
「例えば、次のように聞かれたら、どう答えますか」
「日本語の『ン』の発音には2種類あります。『がぎぐげご』の発音の仕方も2種類あります。わかりますか?」
「ええ!?うっそぅ!聞いたこともないぜよ」
「あなたがいつも話してる日本語ですよ」

日本語は無意識で喋っていますから、説明できない人がほとんどです。仕方がありませぬ。上の発音の違いは3月の講座でやったことの一部です。舌の位置や上顎に触れる位置が違うので、音も少し違うのです。

プリントに基づいて、発音の仕方や違い、舌や上顎の位置などを説明し、一緒にテキストを何度も読みながらマスターしていきます。その後、詩の朗読、アナウンス原稿の朗読、小説の朗読などを実際に行います。「理論を知ってすぐ実践」です。

次回は「朗読するときの7つのポイント」をやる予定です。知ってやれば確実で、上達も速く、応用がきき、人に教えることができます。楽しみながらやっています。