今年の「しまね文芸フェスタ」は9月23日益田市グラントワです。島根県文芸協会の5部門が順番に担当しますが、コロナ禍のため昨年は中止、今年も詩部門が続いて担当します。チラシが完成しました。県内の公的な場所には置いてあります。
島根詩人連合会員の「島根の風物」を書いた詩を、映像を投影して朗読します。作者自身の朗読もあり、劇研「空」の朗読もあります。目下、詩の選択や作者の了解を進めているところです。「マンマ・ヴォ―チェ益田」の合唱、劇研「空」の創作民話劇朗読も予定しています。15時からは5部門の分科会です。その内容はチラシの裏面に書いてあります。次の通りです。
舞台発表ですから細かい下準備が必要です。7月20日ごろまでには「舞台進行プラン」を作成するつもりです。新型コロナ禍で今後どうなるか。気になるところですが準備は進めます。ご協力ください。
(ブログ:詩の散歩道 島根県詩人連合 お知らせ しまね文芸フェスタ 20210628 すはま)
「「島根文芸」53号、島根県民文化祭、島根県詩人連合、」タグアーカイブ
R2,第18回県民文化祭 文芸部門『島根文芸』53号刊行
今年度の入選者表彰式が12月12日、松江で開催されました。県民や島根出身者を対象に7月から9月まで、俳句、短歌、川柳、詩、散文の作品を公募、入選作品が立派な本になり刊行されました。
表紙は県総合美術展デザイン部門で知事賞を受賞された大田敦美さんの作品です。素敵なデザインです。本が新鮮に見えます。
応募点数は短歌(一般326首、ジュニアー58首)
俳句(410句、156句)
川柳(509句、181句)
詩(20篇、8編)
散文(20篇、2編)
本には入選作品や選評、招待者作品と巻末に本年度の島根県文芸部門の「一年の歩み」が掲載されています。県内の主な図書館や学校には配布されています。どうぞ読んでみてください。購読希望者は島根県文化国際化へ申し込んでください。
表彰式での会長あいさつです。全員マスクです。今年は久しぶりに山陰中央新報が文芸欄で入賞者を紹介してくれました。応募者を増やし文芸活動を活発にするために運営委員は苦労しています。多くの人にPRすることは最大の課題です。そういう意味でありがたいことでした。切り抜きを紹介させていただきます。
表彰式後の詩の分科会では、入賞された皆さんに朗読していただき、感想などをお互いに出し合いました。事務局長で審査委員の一員だった川辺 真さんと洲浜が参加しました。知事賞の升田孝司さんの「春のゆくさき」は、視点や表現の深さや巧みさが新鮮でベテランの味のある完成度の高い作品でした。金賞の佐田光子さんの詩は女学生で神戸大空襲のとき、石門の内側と外側で生死が分かれた悲痛な体験を記録風に書かれた貴重な作品でした。左近司さんの詩は感性を生かした省略と飛躍が躍動した難解な詩でしたが、感性を生かした新鮮な現代詩で応募作品中異色でした。
来年度も詩部門が担当します。9月には益田で「文芸フェスタ2021」も予定していますが、新型コロナのこともあり、内容は未決定。次回の運営委員会で話し合います。文芸作品は次回もたくさんの人に応募してください。
(ブログ:島根県詩人連合 島根文芸フェスタ 詩の散歩道 詩集や本の紹介 20201216 すはま)