「昌ちゃんの詩の散歩道」カテゴリーアーカイブ

R8,節分に英語で鬼と豆まきの詩「Go, Little Bean Warriors!」

毎年2月の節分が近くなると、このブログ(stagebox,sakura)に書いた「鬼だぞ」「がんばれ、豆戦士」を読む人が増えます。
ここでは、英文に訳した「がんばれ、豆戦士!」を紹介します。

Go, Little Bean Warriors!   by Shozo  Suhama

“Come on now, sing out loud as you toss your beans.
Let’s drive those ogres away.
One more time—big voices, everyone!”

Demons out! Good luck in!
          Patter, patter, patter—beans fall like rain.
          The demons quietly slip away. ※

With white headbands tied tight,
eyes shining like warriors sworn to protect their homeland,
the small children shout with all their might.

  “Wooo! I’m an ogre!
           I’ll gobble up naughty kids!
           Gyaaa! I’m the Red Ogre!
           Where are the crybabies hiding?”

When two ogres leap into the room,
the battle line collapses instantly.
The brave male warrior is the first to flee.
A female warrior crouches in fear, unable to move.
A handful of bean-fighters stand their ground,
hurling their beans with heroic resolve.
Screams and sobs echo across the battlefield.

Come on, children—
sing that song!
All together now, with big voices.
You practiced it so many times!

がんばれ まめ戦士!    洲 浜 昌 三

「さあ 元気よく歌いながら豆をまいて
オニを退治しましょうね
もう一度大きな声で練習しましょう」

  おには そと ふくはうち 
          ぱらっ ぱらっ ぱらっ ぱら  まめのおと 
          おには こっそり にげていく 

頭に白い鉢巻きをキリリと締め
ふるさとを守る戦士のように目を輝かして
幼い子どもたちは声を張り上げる

ウオー! オニダゾ ワルイコハ タベルゾ!
          ギヤオー! アカオニダゾ ナキムシハ ドコダ!

二ひきの鬼が飛び出してくると
戦陣はたちまち総崩れ
真っ先に逃げていく男性戦士
恐怖でその場にうずくまる女性戦士
一歩も退かず勇敢に立ち向かう数名の豆戦士
悲鳴や泣き声が戦場に響きわたる

さあ 子どもたちよ
あの歌を歌うんだ!
みんな一緒に 大きな声で
何度も練習したじゃないか!

子どもたちが幼稚園へ通っていた時に見た情景です。
元気に鬼退治の歌をみんなで歌ったあと、鬼になった保護者が
恐ろしい声をあげて入ってくると、総崩れですが、勇敢に立ち向かっていく子どもたちや泣き出す子どもたち・・・まさに戦場です。
(ブログ:詩の散歩道  詩作品紹介  英文詩 20260203洲浜昌三)

R8,しまね文芸フェスタ終了、入賞作品「島根文芸」58号発行

1月24日、江津市で、文芸作品入賞者表彰式と、しまね文芸フェスタの講演、各部門の交流会があり、無事終了しました。今年度は川柳部門が担当で、講師は新家完司氏。五感を生かして受け止め、考察して作句する大切さを具体的に作品を提示しながら話されました。午後の分科会では詩の部門は有原、川辺、洲浜と入選者の恩田さん、ジュニアーの横田さん他が参加され、入選作品の朗読のあと感想をお互いに述べ合いました。とても熱心に質疑応答して詩について語り合いました。表彰式が午前でこの交流会が午後でしたので、例年より参加者が少なかったのですが、来年は開催日を別にしたほうがいいのではないかと思いました。「パレットごうつ」のホールは可動式の椅子です。大田のサンレディホールは舞台も照明も設置されたもっと素敵なホールでしたが、今は市の物置き場です。ジュニアの作品は2冊の本に掲載されています。学校の先生が授業で取り組まれて生まれた作品がほとんどですが、先生方の熱心なご指導に感謝します。短歌は357首、俳句53,川柳132,詩357,散文8篇の応募がありました。とても新鮮で素敵な作品です。本は千円です。島根県の文化国際課に申し込めば購入できます。来年度は詩部門が担当です。さ~て、どのように開催するか事務局長と話し合いました。島根出身の詩人に当たってみるか、という案も出ました。詩の講演でどのくらい人が集まるか。今年度は約80名前後だったと思えますが、ほとんどが短歌、俳句、川柳の高齢者です。10年前の谷川俊太郎さんをお呼びしたときのようにホールが満員!それは夢のまた夢。会場は出雲の予定ですが出雲には詩人連合の会員はゼロ。さ~て、どうするか。知恵を絞らないといけませぬ。チエが出てくるかチが出てくるか。グッドアイデアがあれば教えてください。開催予定は9月です。
(ブログ:島根県詩人連合 文芸フェスタ 20260127洲浜昌三)

R8,「しまね文芸フェスタ’26」パレットごうつで開催(1/24)

今年は「しまね文芸フェスタ」は1月24(土)開催となり、雪が心配されましたが、案の定、雪です。県の事務局からの電話では、予定通り開催するそうです。9時半に関係者打ち合わせ、9時45分~受付、10時15分~文芸作品入選者表彰式、11時10~12時30分川柳の新家完司氏の講演です。
午後は1時30分~15時まで部門別交流会です。詩の交流会では、入選者の詩の朗読を聞き、お互いに感想を述べあって意見交換します。
この寒さと雪のなか、どれだけ参加していただけるか不安もありますが、ぼくは係のなで9時半までに行く予定です。この写真は11月の現地実行委員会の時に写した日本晴れのパレットごうつです。明日はこのように急に晴れるかも?江津駅前にあります。駐車場はミルキーウエイホールもあります。
(ブログ:しまね文芸フェスタ島根県詩人連合 20260122洲浜)

R8,英文詩集『Echoes of the Landscape』by Shozo Suhama

昨年10月、表題の英文詩集が電子版とPOD版になって出版されました。詩集『春の残像』が出版されたのは2018年でしたが、その詩集を英語版で出したいという22世紀アートの企画提案があり実現したものです。英訳に当たっては翻訳された英文にぼくも相当手を入れました。アマゾンや楽天ブック、22世紀アートなどで読んだり、電子ブックとして注文できます。

詩集の中から「石見銀山 五百羅漢」を紹介します。

Iwmi Ginzan:The 500 Rakan

Cross the stone arch bridge,
and you’ll find a quiet rocky cavern of Rakan-sama.

“My father and mother, husband, and wife, and beloved children
sleep peacefully.”

These stone Buddha figures were carved in the Edo period,
filled with people’s deep prayers.

As for “Rakan”-the dictionary defines it
as“ a saint who has attained the highest enlightment.”

And yet, there’s a Rakan glaring, eyes bulging, shouting,
“What the hell are you all doing?!”

One twisting his mouth, grumbling about “my damn wife,you see,”
One crying out to the heavens,“Help me, please, I beg you!”
One holding his knees tightly, mumbling, “I don’t care anymore.”
One scratching his head, “Hmm, guess I’m going senile?”

Among the many venerable ones in quiet meditation,
are a few Rakan whose enlightement seems far off.

Perhaps the stonecutter of Fukumitu in the land of Iwami
casually carved out their honest feelings.
一緒に邇摩高校で勤務した美術家の北雅行先生の版画もたくさん掲載されています。

英文ですから外国の人が対象ですが、日本のなつかしい風景や合理化、機械化の中で失われていく大切なものなど、大地から木霊(こだま)してくる「人の思い」を味わって頂ければ幸いです。
(ブログ:詩の散歩道 石見銀山五百羅漢 英文詩 20260116洲浜)

R7,第31回 Xmasコンサート・大田市合併20周年記念(12/14)

恒例のXmasコンサートが大田市民会館で開催されました。歴史を重ねて31回です。最初に音楽協会会長、谷本隆臣さんの挨拶がありました。音楽協会が結成されたのは平成4年(1992)。大田ウインド・オーケストラの指揮者で今年11月に83歳で他界された谷口栄一先生も大きな貢献をされました。谷本さんからも言及されました。(撮影禁止なので写真なし)

第一部は男性7名の「ヴォーカル デスコース」による力強い4曲。つづいて女性14名の「サウンド・コラージュ」(伊藤裕子指揮、山口美希ピアノ、嘉田いずみ振り付け)による美しい声で2曲。大田混成合唱団(18名)は茶谷垣内 隆さん指揮、竹下千歳さんのピアノで優雅に動きながら4曲披露されました。
「ジュニアーミュージカル 風花」中村玲子さんのピアノ、山内理緒さんの振り付けで2曲、歌いながら踊られました。幼い子どもさんを含め11人の集団舞踊は静かな動きですがとても見事でした。澄んだ歌声もステキでした。山ちゃん、岩さま、よかったですよ。一部の最後は女性コーラス「花音」曽田牧子さんの指揮、竹下千歳さんのピアノ。今年島根県代表で北海道へ行った「花音」は、20名で2曲。最後は「マツケンサンバⅡ」でお客さんの手拍子を受けながら楽しい一部の締めくくりました。Ⅱ部はデビュー15年になる近藤夏子さん。楽しいトークを挟んで作詞作曲された歌やお母さんとの合唱など、実にパワーフルな舞台で30分があっという間に終わりました。大阪を中心に活躍中だということはよく知っていますが、大田高以来、初めて舞台での姿を拝見しました。
次の写真は、昨年(令和6年)の舞台です。

Ⅲ部は大田第一中学校のアンサンブル。金管6重奏、木管8重奏、金管5重奏。若々しい演奏、みごとでした。

最後は「大田ウインド・オーケストラ」。原田 正さんの指揮で3曲のあと、全員舞台へ集合して宮根誠司作詞、近藤夏子作曲の「0854-8」と僕が大好きな「昴」!場内に響き渡る演奏と合唱に圧倒されました。圧巻の舞台とはこのことでしょう。

上の写真はカラオケではなくて、始まる前のカラブタ(空舞台)です。その上は、終わってからのブタフケ(舞台風景)です。何故かカメラに残っていました。
出演者のみなさん、今年も素晴らしい舞台をありがとうございました。来年も楽しみにしています。よいお年を。
(ブログ:地域情報 詩の散歩道 劇研空20251215洲浜昌三)

R7, 第7回 ハイブリッドウインドオーケストラ定期演奏会(11/30)

石見西部を中心に活動し注目されているハイブリッドオーケストラの演奏会が県立大学浜田キャンパスの講堂で開催されます。
11月2日、鳥取市民会館で音楽朗読劇「鳥取城落城と吉川経家」を公演しましたが、その時「岩国ウインドアンサンブル」の指揮をとられた田中健一さんが今回の指揮者です。チラシを頂いたので紹介します。

以前から「石見音楽文化振興会」については注目していました。「石見の地でこんな素晴らしい活動を思う付く人がいるんだ。すごい!職について働きながら、同時に好きな音楽を生かして活動できる。それを制度としてバックアップする」理想です。新聞も切り抜き保存しました。

検索してみると次のような紹介文がありました。

         島根県西部「いわみ地方」を中心に音楽でまちを明るくしていくこと、人の心に少しばかりの潤いをつくることを願って私たちは活動しています。
       私たち石見音楽文化振興会は2015年11月に江津(ごうつ)で設立されました。江津という名称は語源を辿ると「港」を意味し、江の川流域から発展していったまちです。元来様々な物資や文化がここ江津市に集まっていたと考えられています。
       音楽ファンの方々や音楽プレイヤーの方々とともに、このまちに音楽文化をつくり、育てることを目標に現在活動中ですが、近年はとなりまちの浜田市にも私たちの活動の幅が拡がり、協力企業様も増えてきています。江津市という「港」から船が出港するかのごとく、音楽をこの地から発信し続けていくこと。これが私たちの役割です。
          私たちは自由なる創意の中、音楽の未知なる可能性を醸成し、自他ともの喜びを常に追求していきたいと考えています。あらゆる音楽活動と音楽教育、国際音楽交流を通して豊かな文化の創造と繁栄に貢献していきます。石見音楽文化振興会 代表理事 田中 健一

代表理事は田中さんです。H2年大田高卒、吹奏楽部員です。鳥取公演で中心になって運営した白石健一郎さんも同級で吹奏楽部員。当時ぼくも大田高にいましたが、授業は担当していませんでしたの、昨年の3月に二人が来宅されるまで知りませんでした。
素晴らしい活躍は、新聞でも紹介されました。切り抜いていました。加藤先生も受賞です。
11月30日は、集落の行事が予定されていて浜田へ行けませんが、すばらしい演奏を空想で楽しみます。みなさんの情熱と若々しい活躍は地域のエネルギーになります。

(ブログ:地域情報 詩の散歩道 20251119洲浜昌三)

R7,「しまね文芸フェスタ」講師は川柳、新家完司氏(1/24 パレット江津)

平成7年度の文芸フェスタは江津で開催され、講師は川柳の新家氏です。近日中に現地実行委員会が開催される予定です。
午前中は島根文芸入選者の表彰式があり、その後11時10分から講演。午後は5分野の分科会です。昨日(10月15日)松江で詩部門の選考会が開かれました。事務局長の川辺さん、理事の山根さん、理事長の洲浜が出席し時間をかけて選考しました。ジュニアーの部は357篇の応募がありました。一般の部は20篇弱でしたが、読み応えのある作品もかなりありました。1月24日には表彰式のあと、入選者と合評会を開きます。
来年度文芸フェスタの担当は詩部門です。さて、どのような全体会にするか・・・いいアイデアがあれば提案してほしいな。前回はコロナ禍で大会は開かれず、詩人連合と大田市演劇サークル劇研「空」が共同し、「しまねの風物詩」と題して益田のグラントワで動画撮影をして発信しました。今でも島根県のYouTube「しまねっこCH」で見ることができます)
以前は200~300人の文芸愛好家が集まり著名講師の講演に耳を傾けましたが、最近では若い人で詩や小説の創作をする人が少なく、高齢化とも相まって、文芸関係の講演は困難な状態です。前々回のように、谷川俊太郎さんとの対談で県民会館は満員!・・それは夢のまた夢として、100名を越える全体会にしたいけど、グッドアイデアが出るかどうか、楽しみです。
(ブログ:しまね文芸フェスタ 詩の散歩道 20251016洲浜昌三)

R7,「小泉八雲におけるポエジー」と入澤康夫の詩「ことば・ことば」

小泉八雲の怪談から7篇を取り上げて第14回「朗読を楽しむ」で発表するために、いろいろ調べていると、貴重なものが出てきました。平成16年に「小泉八雲没後百年記念」で入沢さんが八雲のポエジーについて講演されました。その時の6枚の資料の冒頭に「ことば・ことば」という詩が載っています。

ことば・ことば  入沢康夫

「愛する者同士にことばはいらない」といふ
それも ことば
「ことばよりも こころだ」といふ
それも ことば

「ことばは 神だ」といふ
「ことばなんか おぼえるんじゃなかった」といふ
それも ことば これも ことば

「これ」も ことば
「それ」も ことば 「も」も ことば
そして「ことば」も やっぱり ことば

ありとあらゆることば その向こう側に
いったい何があるか 知りたいかい

きみにだけ 教えてあげよう 内緒だよ
地霊(グノーム)みたいな黒いこびとが一人
悲しい顔をして しゃがみこんでいるのさ

入澤さんは、ハーンの「家庭の祭壇より」の一部を掲載しておられます。次はその文章の一部抜粋です。
「・・・わらわれの行為は、ことごとく、われわれの内部にある死者の行為ではないか・・・われわれの良心というもの、これだって、さまざまな善と悪を持った、無尽蔵の過去の経験の、受けつぎ受けついできた総和のほかの何者であろうか?・・・」

意識下、無意識の世界・・・そこからポエジーは生まれてくるとということです。ハーンの怪談にも言えることです。
入澤さんは、松江市北堀町の生まれで八雲とは家が近くでした。詩人の大御所とまでいわれた大詩人ですが、残念ながら、2018年10月15日に他界されました。

詩集『わが出雲 わが鎮魂』は『出雲国風土記』に基づいて書かれた名作です。いつか、この詩集の朗読をしたい、というのが夢でした。入沢先生の歓迎会で酒席を共にしたとき、「あの詩は難解だといわれています。確かに難解ですが、ぼくは朗読すれば面白いと思っています」と言ったら、なんと!!数日後に、サイン入りの詩集とテープが僕宛に届きました!

テープに録音してあったのは、「交響詩 わが出雲」(諸井誠作曲 入沢康夫詞 合唱・二期会合唱団 管弦楽・NHK交響楽団 指揮・森 正)。聞いて、圧倒されました。
(ブログ:詩の散歩道 小泉八雲 入沢康夫 20250921洲浜昌三)

R7,第23回 島根県民文化祭「文芸作品募集」あなたの作品をどうぞ〆切9/12

今年度の文芸作品募集は、7月1日から~9月12日。入賞作品は本に掲載されます。昨年の応募作品数は次の通りです。(  )内はジュニア数です)短歌365(359)俳句446(296)川柳442(134)詩15(211)散文18(7)

ジュニアーの部では小中学の先生の関心や指導が大きく左右します。学校で取り組んで応募される例が多くなりました。嬉しいことです。20年近く島根県の高文連文芸作品コンクールで小説と随筆の選考を頼まれていますが、今年は目下50篇近い作品を日々読んでいます。今日読んだ小説の中にも素晴らしい作品が数編ありました。いつも力作がたくさんあります。高校生も応募してほしいものです。昨年の作品集の表紙です。僕の担当は詩ですが、今年も選考に参加します。若い人たちで文芸活動をする人が少なくなりましたが、応募して島根の文芸活動に活を入れてほしい。高校生にも期待しています。全面が茶系統で字も読みにくいチラシですが、詳しいことは県のホームページ「島根県民文化祭」を見てください。
(ブログ島根文芸作品募集 島根詩人連合 20250815洲浜昌三)

R7, 詩「あの雲の下」~80年前8月6日の朝 不思議な雲を見た~

1940年8月6日朝8時15分・・・家の前の庭でノブちゃんと「陣取りごっこ」をしていた。幼児時代の記憶はほとんど薄れ、空白になっているが、この場面だけは、はっきりと蘇り動画のように動き始める。80年前の痕跡、アリバイ証明と平和を祈念して以前書いた詩を紹介したみたい。

    あの雲の下    洲浜 昌三

さわやかな八月の朝
二人で陣取りごっこをしていた
中国山脈の盆地の小さな村の庭

ドォ ~~~~ン
突然 大地から湧き出たような鈍い音が響いた

家の中へ駆け込み
二人で 庭の片隅にうずくまった
五歳のぼくと 四歳のノブちゃん

雲ひとつない上平山の上空に
灰色の雲が滲むように広がっていった

「入道雲たぁ違うで」
大人も集まってきて 遠い雲を眺めた
異様な音 異様な雲

あのとき見えなかったものが
日ごとにはっきり見えてくる

雲の下の生き地獄
そして 戦争の構図 (詩集「春の残像」より)

昨年の秋、簸川町の須田栄典さんから「戦争中の郷土の様子を伝える教材がほしい」という要望があり、教師の会で県内の戦争関係の記録や証言を集めている」と言われ、メールでやり取りして大田でお会いした。島根から見た原爆の証言を残したいということで「九十九の白木の箱」を紹介。僕の証言と詩も記録集に載せたいと言われた。今年1月の山陰中央新報に大きく報道された。この記録集は、「私たちのふるさとに戦争があった頃」として島根の小学校や教育委員会などに配布されるという。原爆といえば広島中心になるけど、島根からの証言や記録も貴重だ。劇研「空」は、第14回「朗読を楽しむ」(9月27日)を開催し小泉八雲の作品朗読と、創作朗読劇「あの夏 校舎は原爆病院だった」を発表する予定。興味がある方は、どうぞおいでください。
(ブログ:劇研「空」 詩の散歩道 詩紹介 20250806洲浜)