2月25日大田市民センター4階で「みんなで楽しく歌って・・・うまくなる」というワークショップが開催されました。大田市の委託を受け文化協会が主催。定員50人でしたが、子どもたちを含め90人以上の参加者があり、藤原先生の指導で三曲を歌いました。伸び伸びとした明るい雰囲気の中で、ベテラン指導者の的を射た助言に明るい笑いも絶えず、充実した2時間でした。僕は受付係でしたが少し一緒に歌いました。藤原君は僕が大田高校に赴任した時の二年生。合唱部部長、生徒会長でした。打てば響く楽しいクラスでした。僕は演劇部顧問でしたが、1984年に僕が創作劇「エメラルドグリーン~おれたちのふる里~」を書き、劇中歌として藤原君に作曲をお願いしました。この曲はその後の創作劇「また夏がきて」の中でも劇中歌として使用しました。季刊脚本雑誌「高校演劇」や「高校演劇selection」にも掲載されたので、全国あちこちの演劇部やサークルなどで上演されています。昨年令和5年には愛知県の高校が上演しましたので、劇中歌作曲者・藤原君にもお知らせしましました。更に昨年、日本劇作家協会が誰でも読めるように戯曲アーカイブ、電子版を作成しましたが、その中に「また夏がきて」も入っています。藤原君との高校時代のコラボがこのような形で発展するとは「縁は異なもの味なもの」・・・嬉しい発展ですね。
縁といえば、藤原君のお父さんは医者で歌人、素晴らしい歌集も受贈しました。アソカ幼稚園のPTA会長でしたが、文集「アソカ」に詩を依頼され毎号書きました。
閑話休題;一昨日、久しぶりに規生君と再会し昔話に花が咲きました。藤原先生は世界的な活躍をしておられます。その一端をチラシから紹介します。
今後計画している市民参加の創作音楽劇にも協力して頂く予定です。このようにし、この故郷で育った世界的な音楽家がふるさとの子供たちや市民の文化活動の推進者として活躍して頂けるのは最高の姿ですね。素晴らしい文化芸術活動の循環です。
(ブログ:地域情報 詩の散歩道 20240227洲浜昌三)