浜田開府400年を記念して創作されたミュージカル「群青 濱田誕生 そして明日へ」は、10月11,12日、石央文化ホールで開催され、両日で1500人を超える人たちが観劇。浜田の歴史を振り返り、ふるさと浜田の現在と明日を考える得難い機会になった。脚本、演出は浜田出身の木島 始さん、作曲は高橋慶吉さんですが、キャストは全員浜田市を中心にした近辺の市民です。
上の写真は演奏席です。指揮は合唱指導もされた山崎 勝先生。今回新聞の劇評を依頼されゲネと本番を観劇しました。ミュージカルですから歌ありダンスあり群舞、劇、語りなど多彩で躍動的な2時間半の舞台でした。
今まで浜田で上演された創作劇やミュージカルは10本近くあると思いますが、ほとんど観劇しています。中心になって企画、運営してこられた岩町 功先生の熱意と創作意欲には頭が下がります。島村抱月を長年調べ執筆、舞台化してこられました。名著『島村抱月』は、新聞やこのブログでも紹介しました。そういう種を蒔く人があって花が咲いた舞台の集大成ともいえます。この石見で、浜田の一連の創作舞台、そしてオペラ『石見銀山』、音楽劇『琴の鳴る浜』など独創的で素晴らしい舞台が生まれるということは素晴らしいことです。
関わられたすべてのみなさん、おつかれさまでした。
新聞の字は小さく読みにくいので、PDFでも紹介します。興味のある人はどうぞ。
(ブログ 詩の散歩道 演劇だより 観劇記 20191118 すはま)