H28,第16回中四国詩人賞 咲 まりあ詩集『わたしの季節』

今年度の選考委員会は、7月2日10時から岡山国際交流センターで開かれました。事前に送付された詩集は6冊。最初に各委員が6詩集について率直な感想や意見を述べ意見を交換しました。
最終的に3詩集にしぼって選考するために、1回目の投票では1人3冊を推薦。『わたしの季節を』は全員が推薦しました。他の3詩集が同数だったため再度投票。さらに再投票して3詩集にしぼり、最後は各自の持ち点(3,2,1点)で投票しました。選考委員は5名(岩﨑ゆきひろ、萱野笛子、木村太刀子、洲浜昌三、牧野美佳、選考委員長に洲浜を互選)

『わたしの季節を」咲 まりあ

『わたしの季節を』は、自己を誠実に見つめて生まれる悩みや挫折等を通して、自己発見や自分探しの過程や世界が、無駄のない絶妙な言葉で表現されています。イメージも鮮明で表現に切れ味があり、単純に見えて重層的な裏があり奥の深い詩がたくさんあります。10月1日の中四国詩会、米子大会で表彰式があります。次は冒頭の詩と詩集最後の詩です。

詩 咲まりあ

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詩集は三宝社(広島市東区3-12-9、℡ 082-899-4317)から出版され1500円。咲さんは同人誌『折々の』の同人で広島市南区大洲にお住まいです。この同人誌は松尾靜明さんが発行者で、同人の八木真央さんは今年度の福田正夫賞を受賞しておられます。八木さんの詩も強く印象に残っています。おめでとうございます。

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