12015年6月30日に134号が発行されました。同人も少なくなりましたが、昭和29(1954)年にキムラフジオさんによって創刊された歴史のある詩誌です。編集者の高田賴昌さんは年2回発行を維持してがんばっています。平成9年(1997)に103号を出した時には同人は約31人。今号では約10名です。
どうしたことか珍しく山陰中央新報が文化欄で紹介記事を写真入りで掲載しました。ずっと以前は、島根の同人誌が発行される度毎に文化欄のコラムで紹介していました。現在では俳句、短歌、川柳、詩の同人誌の紹介は全く載りません。文化活動に対する見方や姿勢が反映されているのでしょう。
今号で詩を発表しているのは、くりすさほ、栗田好子、宮川菊代、わたなべ恵、閤田真太郎、岩石忠臣、しゅんじこばやし、高田賴昌、洲浜昌三のみなさん。随筆は岩石、閤田、洲浜、高田のみなさんが書いています。
ここではエッセイを一篇紹介します。「いつでも誰でもどこでも無料で ー ブログ 詩の散歩道」洲浜昌三。このブログが、どのようにして始まったか、どんな現状かなど5ページにわたって書いています。同人が少なくなり本も薄くなってきたので、前回から意識的に長いエッセイを書いています。今までは長いものを書くと印刷費が増えるので遠慮していました。今は応援団です。
高田敏子さんの言葉、参考になりました。