しまね文芸フェスタ大田市で開催

文芸フェスタポスター
 18年9月10日(日)大田市「あすてらす」で「島根文芸フェスタ2006」が開催されます。大田市出身の佐藤洋二郎さんが「表現する喜び」と題して講演され、高橋一清さんと対談されます。無料で誰でも参加できます。どうぞ聞きに来て下さい。

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はぐるま座 童話劇「天狗の火あぶり」公演

はぐるま座「天狗の火あぶり」
 2006年7月24日サンレディー大田で詩の朗読と童話劇が上演されました。約300人が鑑賞しました。はぐるま座は山口市を拠点に活動し、創立54年の伝統を持つ劇団で、現在2班に分かれて全国公演中。島根では10箇所で公演し大変好評だったようです。親子券(3千円)もあったので、幼児や小学生も多かったのですが、詩の朗読にも静かに耳を傾けていました。

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大田市静間で佐藤洋二郎氏の講演をきく

佐藤洋二郎氏
 平成18年7月9日、静間町公民館で「静之窟フォーラム」があり、大田市出身の佐藤洋二郎さんが「神話に育まれたふるさと大田」という題で講演されました。佐藤さんには「沈黙の神々」(松柏社)という本があり全国の神社を巡ってその由来や神話との関係を洞察し自由に論じたエッセイがあり、それを読むと神話や言葉の歴史や背景にとても精通しておられるのが分かります。大田の静之窟(しずのいわや)はその本の冒頭に書かれ、出雲神話との関係で独創的な説を書いておられます。

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第2回「朗読を楽しむ」 気軽に参加してください

「第2回朗読を楽しむ」パンフ表紙
 聞く人も朗読する人も参加料500円です。会場費や印刷代など実費負担です。空のメンバーも例外なしです。前売り券は発行していませんので、どれくらい参加者があるか予測不可能です。どうぞ気軽に参加して朗読してください。次ぎにパンフレットの一部を紹介します。

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浜田市民劇団「酔族漢」公演「DNDで恋をして」を観る

浜田市民劇団「酔族漢」
 18年5月21日、石央文化ホールで酔族漢の創作劇を観ました。4回目の公演です。石見の劇団ですから一度は観たいと思っていたのですが、やっと実現しました。新聞によると団員3人に加え市内の演劇好きが集まり
17名が舞台に立った、とあります。笑いも起こる自由でのびのびとした舞台でした。劇を作る視点から劇を観るのが習性になってしまっているためか、脚本、演出、演技など考えさせられることが多い劇でした。

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大田名画シアター「3丁目の夕日」を見る

3丁目の夕日
 5月20日、市民会館でまたいい映画を見ました。大田名画シアターのお陰です。ぼくが金も持たず夢だけを持って上京したのが昭和34年。次の年が強烈な安保闘争。激しい政治理念の物理的な衝突。しかしそれは政治だけではなく、文学でも音楽でも映画でも正に高揚期でもあったのです。みんな貧しく、夢と理想だけが先走っていた時代。オート三輪車が走り、洗濯機、テレビ、冷蔵庫が広がり初め、新幹線ができ、東京オリンピックのための建築ラッシュなど経済が復興しはじめた時代でもありました。その時代を背景に温かい人間関係が感動的に描かれた映画でした。脚本、演出という面からも学ことが多々ありました。

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石見銀山に過去最高の観光客・春近し三瓶山

仙の山を望む.jpg
平成18年5月4日、来客を連れて大森へ行きました。なんと駐車場は全て満杯。1キロくらい離れたふれあいの森公園へ行くとそこも満杯。遠く離れた大田第三中学校へ行けという指示。そこからシャトルバスに乗って大森の町へ。この日は過去最高の1万人の来訪者だという。来年夏に迫る世界遺産登録の効果です。

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イレギュラーボーナス公演「人生ゲーム2006」

人生ゲームラストDSCF0015.jpg
 亀尾佳宏作・演出でイレギュラーボーナスが旗揚げ公演で、米子と出雲(2日間)で上演しました。松江工業高校の演劇部が上演した劇を作者が手直し追加した脚本です。言葉遊びで成り立っているような面白い劇ですが
底流に「何のために勉強するのか」という真剣な問いかけがあって、ラストではそれに答える作者のキーワードも組み込まれていて、ふっと胸を突いてくる熱い劇です。とても楽しく観劇しました。

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松本一直氏講演「吉永藩は地域の何を残したか」

松本一直氏講演
 第53回「未来塾」講演会へ行ってきました。松本さんは現在は出雲市知井宮にお住まいですが、大田市の出身で、写真家でもあり郷土史研究家でもあります。大田の吉永藩(1万石)は江戸の初期(寛永20年)に会津藩(40万石)から加藤明友が来てから始まったのです。39年間大田にいて滋賀県の水口藩(2万石)へ移っています。研究が不十分なことが多く、とても興味がある郷土の研究課題です。松本さんは加藤氏の徳川幕府の要人(保科正之など)や会津藩のこと、大田市の治水工事のこと、殖産振興策など加藤しが大田に残した実績を具体的に語られました。写真のプロだけにパソコンの映像を使って説得力のある話しでした。大森銀山の研究はかなり進んでいますが、江戸初期に同時に存在した吉永藩についてはほとんどわかっていません。しかし松本さんによれば、大森代官は200石で吉永藩は1万石。格が違うそうですし、吉永藩は多くの人材を会津から連れてきて地域に貢献するとともに、大森銀山にも援助しているそうです。

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大田市文化協会 組曲「石見銀山」をCDに

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2005年3月、大田市文化協会設立30周年記念で音楽舞踏史劇「鶴」を市民会館で上演しました。100名近い協力者によって実現した舞台で、1300席の市民会館は満員の盛況でした。劇中で5曲のオリジナルの歌
が(大畑世利子作曲、洲浜昌三作詞)コーラスでが歌われました。それらをCDにしたものです。

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