大田市出身の舞台芸術家を招いて実施する公演です。六嶋さんは大田高校卒、現在宇治市にお住まいです。1回目は平家物語の一人語りでした。昨年は源氏物語りから、今年は「藤壺」の巻です。野中久美子さんが能管の演奏をされます。いつもすばらしい演奏に惹き付けられます。六嶋さんは源氏物語りをとても分かりやすい語りにして解説もまじえながら語られます。難しいと思っていた源氏物語が、身近に感じられるようになることまちがいなしです。どうぞおいでください。
大森座で行われますが、席に限りがあるために整理券が必要です。市民会館内にある文化協会で発行しています。問い合わせてください。
六嶋由美子さんの公演、終わりました。源氏物語は人物関係がわかりにくいのですが、とてもうまく語りで説明されました。二人とも衣装も新調されたそうで、かっこいい!という声もありました。
ステージと客席はほぼ同じ平面なので、舞台に立たれた二人の上半身しか見えないのは残念ですが仕方ありません。能管は庭で演奏するという案もあったようですが、雨でできませんでした。庭なら背景の竹林も美事に取り入れて雰囲気もでますし、何より全身が見えます。音は室内のスピーカーで聴けます。これならちょっとした劇もできそうですね。
懇親会もありました。「京都弁の柔らかい口調が何とも言えずいいですね」と言うと、「京都の人は、何弁ですか、といわれます。自分でも何弁かよくわかりません」とのこと。石見生まれの人柄から生まれた六嶋弁なんでしょうね。
7月4日には劇研空の「第6回朗読を楽しむ」にはるばる来ていただきました。よかったですよ、と感想をいただきました。ありがとうございました。
みなさん、おつかれさまでした。