感動を残し馬路公演終わる

2011年10月8日(土)音楽と朗読による創作劇『琴の鳴る浜』が旧馬路小学校体育館で行われ深い感動を観客の心に残して終わりました。劇では2度上演していますが、1時間に短縮して朗読用に書き直してからの上演は初めてです。新形式への挑戦でしたがとても好評でした。そのうちアンケートなどのまとめが出ると思いますが、ひとまずお礼をかねて舞台風景写真を中心に報告します。

 天井や十文字幕の上の白壁にこのような照明がエフェクトマシーンで投射されていたことを出演者は知らなかったのではないでしょうか。ホリゾント幕はありませんし照明も困難ですからタムラさんはこの広い空間を利用されたのでしょう。観客には思わぬ効果を与えたのではないかと思います。

市民会館から椅子を持ち運び客席は150席用意してありましたが満員でした。パンフレットもなくなって、出演した劇研空のメンバーにもありませんでした(うれしざんねん)。

会場準備が大変だったことでしょう。照明器具50基ばから、太いケーブルを10数本、平台、スタンド、カーペト、照明や音響の操作卓、大きな衝立などなど運搬し設置し、解体し運搬し格納し・・・・・。

終わると数人の人たちが話しかけてこられました。言葉だけというのは想像力が働いてとてもよかった、とか、感動しました、とか、すっきりしてよかった、他でもぜひ上演して欲しいとかいろいろでした。

終了してから後片付けをしましたが、トラックに積んで市民会館へ5回運ぶという大仕事でした。終わったら12時を過ぎていました。

合唱のみなさん、演奏されたみなさん、劇研空のみなさん、そしてスタッフのみなさん、地元の馬路のみなさん、本当におつかれさまでした。ありがとうございました。

 

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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