キムラ フジオ詩集「ふるさとは そこにあったよ」

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 この詩集は長女の小川京子さんによって編集され益田の白想社から平成18年2月に出版された。たまたま9月に益田のグラントワの売り場で見つけて買った。いま思い出しても
木村さんほど詩人らしい人はいない。時がたつほど、木村さん自身が詩だったという気がしてくる。

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「石見詩人」118号を読む

「石見詩人」118号
 「石見詩人」は昭和29年、益田市で創刊された石見では唯一の詩誌で、現在同人は16名。発行されると集まって合評会を開いています。編集者は高田頼昌氏(698-0004益田市東町17-15)で、頒価は500円。読んでみたい人はどうぞ。同人も常に募集しています。
 次ぎに掲載するのは119号に掲載した批評文です。面白くもないので読む必要はありませんが、石見詩人紹介の一端としてここに載せてみました。

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肥後俊雄詩集「どん底」発行

詩集「どん底」
 浜田市日脚町の肥後さんが第三詩集を8月20日に発行されました。構えず自然体で今の思いを大切にして言葉にされた作品27編を掲載。すべて手作りです。

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日和聡子さんの講演をきく

日和聡子講演
9月4日大田高校文化祭で卒業生の日和聡子さんが「文学の風景」と題して50分講演。
その後、文芸部員4人の詩をホリゾントに投影して朗読。日和さんが感想を述べました。生徒会のいい企画でした。文化の高い大田高校ならではの催しでした。(写真は少し暈かしています。N0,暈けました。)

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安水稔和氏を迎えてーしまね文芸フェスタ2005-

平成16年度の島根文芸フェスタは神戸の詩人安永稔和氏を講師に迎えて9月11日に県民会館で開催された。

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第4回中四国詩人会・松江大会を終えて

中四国詩人会の第4回大会を松江市で開きました。劇研「空」は招かれて朗読をしました。講師は倉橋健一氏。約80名の詩人が参加し有意義な大会になりました。中四国詩人賞の授賞式も行われました。当日の概要を記してみました。

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第5回中四国詩人会徳島大会の案内

昨年は松江で開催され、劇研空も朗読で特別出演しました。今年の第5回は徳島市です。10月1日(土)13時から。講師は原 子郎氏で宮沢賢治に関する講演です。

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「しまね文芸フェスタ2005」の案内

 9月(11日)「しまね文芸フェスタ2005」が松江の県民会館中ホールで開かれます。開会式の後10:30から1時間半、詩人安水稔和氏の講演があります。演題は「私たちに何が書けるかー言葉の記憶ー」。安水氏は1931年神戸の生まれで神戸大学文学部卒。詩や評論の著書が20冊以上。菅江真澄の研究からの著作も多く詩集「記憶めぐり」で地球賞、「秋山抄」で丸山豊記念現代詩賞、「生きているということ」で土井晩翠賞、「椿崎や見なんとて」で本現代詩歌文学館賞を受賞。講演、著作、ラジオドラマ、作詞など多方面で活躍中です。今回は島根県詩人連合が担当で
安水氏にお願いして松江へきてもらうことになりました。講演は無料で誰でも自由に入場できます。どうぞ聞きにきてください

 

 

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日和聡子さん中原中也賞を受賞

日和聡子さん

島根県邑智郡三郷町(旧邑智町)生まれで大田高校出身の日和聡子さんが2002年(平成14年)第7回中原中也賞を受賞しました。2004年11月には新しい詩集「風土記」を紫陽社から出版し好評です。「文学界」の扉に詩を書き、「現代詩手帳」では「女性詩人34人集」に選ばれるなど注目されています。今も現代詩手帳に毎号作品を書いています。ますます期待の詩人です。

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「山陰詩人」150号刊行と島根の詩誌

平成13年4月9日山陰中央新報掲載。150号を記念し、同時に島根の詩の現状についても書いた記事。タイトルは「松江から全国へ発信 同人の詩集60冊を越える」。

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