ミユージカル『サロメ』大田市で上演

サロメ上演後の懇談会
2005年8月21日、大田市民会館で上演された『Salome』はとてもすすばらしい舞台でした。大田高校卒業生で演劇部にもいた山田岬君も出演、大田市子供ミュージカル「風化」の子供たちもプロに混じって出演しがんばりました。舞台写真は撮影禁止なので、上演後の懇談会で写しものを掲載しました。

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芝居屋「劇団子」 『THE WAY』をみる

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平成18年2月19日(日)ビッグハート出雲で創作劇『THE WAY』(井川きり作、日士眞輔演出)をみました。11回目の公演ですが劇団子の劇をみたのは初めてです。とてもシンプルな舞台でしたが、照明や音響をうまく使って場を表現し、役者も癖がなくとても好感がもてました。プログラムによると8月5,6日にこの劇のミュージカル版を益田市のグラントワで上演するそうです。

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三刀屋高校「三月記」最優秀賞、18年全国大会へ

 亀尾佳宏作「三月記」が中国地区高校演劇大会で最優秀賞を受賞しました。三刀屋高校の生徒さん、亀尾先生、おめでとうございます!!!!!三刀屋は初の全国大会出場、亀尾作品は二度目です。脚本については感想をこのブログで書きました。しかし残念ながら僕は劇を見ていないのです。劇を見た人でここを訪れた人がもしありましたら、ぜひ感想を聞かせてください。

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亀尾佳宏作 脚本『三月記』を読む

17年度の高校演劇島根県大会で上演された『三月記』を読みました。読みたいと思っていたら、以心伝心、電信で届いていました。ありがたいことです。とてもいい脚本だと思いました。高校演劇の狭い世界を少しだけ越えているのが魅力です。普遍性や真実性があり、文学性が高く、読み応えがあります。次ぎに感想を簡潔に書いてみます。あくまでぼくの感想です。

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浜田高校県大会へ

9月20日(火)大田市民会館で行われた高校演劇石見地区大会で浜田高校が最優秀賞を受賞し地区の代表で県大会へ出場することになりました。県大会は10月28,29日(土)ラメールで開催されます。石見地区大会の様子を簡単に紹介しておきます。

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高校演劇松江地区大会

松江地区大会は9月23,24(土)県民会館中ホールで開催されます。9校参加です。「きらめき団」が15:30から劇を上演するようです。松江地区は卒業生や保護者の姿も見えます。部員は友達や後輩や親戚、知人に声をかけて一人でも観客を増やして欲しいものです。各校の上演脚本は次の通りです。

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51回全国大会審査員紹介

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 全国大会の審査・講師はプロから4名、演劇部顧問から3名という構成になっています。この写真は審査員控え室で会長の永嶋達夫先生と共にぼくのカメラで写した貴重な一枚です。鴻上尚史さんは劇作家で演出家。早稲田大学在学中に、劇団「第三舞台」を結成、その劇は切符が手に入らないほどの評判を呼びました。ゴールデンアロー賞、紀伊国屋演劇賞、岸田國士戯曲賞などを受賞、著書も多数、テレビラジオでも活躍中です。
 内山勉さんは舞台美術家。俳優座、前進座など数多くの名作の舞台美術を担当しておられます。話していてびっくりしたのですが、平成11年に浜田市で上演された岩町功原案・演出の「我が夢は波濤の彼方に ~八右衛門と三兵衛」の舞台デザインを担当されたということです。舞台に設置された大きな帆掛け船がとても印象的で今でもはっきりと浮かびます。ちょっとした装置も効果的でした。
 オーハシ ヨースケさんは身体詩パフォーマー、俳優、プロデューサーとして海外でも活躍中です。「早大劇研」で演技を研鑽。三輪えり花さんは慶應義塾大学卒で劇団昴に所属する演出家で俳優、大学や研修所でオペラやバレエの講師などをされ広く活躍中です。

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51回全国高校演劇大会観劇記

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青森中央高校が演劇最優秀」「悔いない演技 実結ぶ」部員や顧問の喜びを伝える東奥日報。舞台写真は撮影できないので新聞の写真を紹介します。青森中央高校は青森市の中央にある創立101年を迎える伝統校。平成11年には、山形大会へ「生徒総会」で出場しています。この時は井上ひさしさんが講師でぼくも山形まで観に行きました。「生徒総会」は昨年出雲高校が浜田の県大会で上演しています。八戸市公会堂で全国大会が行われるのは2回目です。昭和51年に22回大会が行われています。

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劇団ギミック公演「桜の森の満開の下」を観劇

桜の下舞台装置
 2005年(平成17年)6月26日(日)出雲のビッグハートで、坂口安吾原作、高橋賢耳さんによる潤色・演出の「桜の森の満開の下」を見ました。文芸評論家の奥野健男が「エロチズムとグロテスクが統一された、むごたらしい美の極致とも言うべき、恐ろしい最高の傑作」と評したこの短編がどのように舞台化されるか楽しみにして幕が開くのを待ちました。なにしろ次々と女や自分の何人もの女房を刀で首をはねる山賊の話です。

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