千葉高演劇部「また夏がきて」を県大会で上演11/26~28

 平成22年10月31日に地区大会が千葉市の南部青少年センターで行われ「また夏がきて」を上演した千葉高校は代表に選ばれ県大会に出場することになりました。県大会は千葉県教育会館センターホールで開催されます。手紙によると26日(金)~28日(日)のどこかで上演されるそうです。

 台本を同封して丁寧な上演許可願いの手紙が届きました。最近は脚本をそのままコピーする学校が多いのですが、千葉高校演劇部はきちんとパソコンで打ち込んでプリントアウトし製本した台本を送ってこられました。劇に対する真摯な姿勢がうかがえます。この台本は「高校演劇」(高校演劇劇作研究会発行)と「高校演劇Selection 2001下」(晩成書房発行)に載っています。写真で紹介しましょう。

 どんな舞台になるかわくわくします。千葉まで飛んで行って観たい気は満々ですが、ちょっと千葉は遠い。近くにいる人!代わりに観に行ってくだされ。許可を得てビデオでも撮って見せてくだされ。in vain と木霊が返る。

 千葉高校演劇部のみなさん!感動のある舞台を創ってください。ご健闘をお祈りします。

 この劇は昨年10月11日春東京農業大学第一高校演劇部がアゴラ劇場で上演しました。20年8月には山口の田部高校が上演しています。中国大会へ出たら観に行こうと狸の皮算用をしていましたbut in vain。18年9月14日には秋田県立二ツ井高校演劇部が能代市民文化会館で上演。15年には岩手県の杜陵高校、16年には北海道の紋別北高校、東陵高校、栃木県の宇都宮南高校など。

 「母のおくりもの」や「星空の卒業式」(福野高校は県代表として中部地区大会へ)、「峠の食堂」、「ワラン・ヒアって何ですか」(松江農林高校が中国大会へ)、「僕たちの戦争」(新潟県の高田北城高校が関東大会へ)、「卒業写真」などが上演されています。記録としてまたいつかまとめてみましょう。これらの作品は大田高校の演劇部員たちが演じたも記念すべき作品です。

 ではここでその記念すべき写真を古い古いアルバムから取り出して一枚紹介しましょう。撮影者の影響を受けてピンボケ気味ですが出演した人たちにはよく分かるでしょう。いつか年度ごとにまとめてみようと考えてネガフイルムをデジタル化する機械を買いました。そのうち写真をいれて記念冊子を作っていきたいそのうち、そのうち、どっちがはやいかな。

みんなどうしているかな。ゆいさんは分かっているけどね。このときには中国大会へ行けなかったね。その代わり大田市民会館で行われた中国大会の事務局としてみんな汗を流して頑張った。SS高校演劇最後の年でした。                          

 

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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