51回全国大会審査員紹介

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 全国大会の審査・講師はプロから4名、演劇部顧問から3名という構成になっています。この写真は審査員控え室で会長の永嶋達夫先生と共にぼくのカメラで写した貴重な一枚です。鴻上尚史さんは劇作家で演出家。早稲田大学在学中に、劇団「第三舞台」を結成、その劇は切符が手に入らないほどの評判を呼びました。ゴールデンアロー賞、紀伊国屋演劇賞、岸田國士戯曲賞などを受賞、著書も多数、テレビラジオでも活躍中です。
 内山勉さんは舞台美術家。俳優座、前進座など数多くの名作の舞台美術を担当しておられます。話していてびっくりしたのですが、平成11年に浜田市で上演された岩町功原案・演出の「我が夢は波濤の彼方に ~八右衛門と三兵衛」の舞台デザインを担当されたということです。舞台に設置された大きな帆掛け船がとても印象的で今でもはっきりと浮かびます。ちょっとした装置も効果的でした。
 オーハシ ヨースケさんは身体詩パフォーマー、俳優、プロデューサーとして海外でも活躍中です。「早大劇研」で演技を研鑽。三輪えり花さんは慶應義塾大学卒で劇団昴に所属する演出家で俳優、大学や研修所でオペラやバレエの講師などをされ広く活躍中です。

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51回全国高校演劇大会観劇記

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青森中央高校が演劇最優秀」「悔いない演技 実結ぶ」部員や顧問の喜びを伝える東奥日報。舞台写真は撮影できないので新聞の写真を紹介します。青森中央高校は青森市の中央にある創立101年を迎える伝統校。平成11年には、山形大会へ「生徒総会」で出場しています。この時は井上ひさしさんが講師でぼくも山形まで観に行きました。「生徒総会」は昨年出雲高校が浜田の県大会で上演しています。八戸市公会堂で全国大会が行われるのは2回目です。昭和51年に22回大会が行われています。

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空調服知ってます?

あんまり更新ないのもアレなので、関係ないことでもどんどん書いてしまおうかと。
まあ、実験中ですから良いでしょう。
ますますテーマが見えなくなりますね。

ところで表題の件についてですが・・・。

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島根演劇ネット2005年度総会に参加しました。

代表は遠く青森にいますので、代理としてメンバー二人で総会に参加しました。
集まった各劇団の話を聞いて、いい刺激になりました。

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劇団ギミック公演「桜の森の満開の下」を観劇

桜の下舞台装置
 2005年(平成17年)6月26日(日)出雲のビッグハートで、坂口安吾原作、高橋賢耳さんによる潤色・演出の「桜の森の満開の下」を見ました。文芸評論家の奥野健男が「エロチズムとグロテスクが統一された、むごたらしい美の極致とも言うべき、恐ろしい最高の傑作」と評したこの短編がどのように舞台化されるか楽しみにして幕が開くのを待ちました。なにしろ次々と女や自分の何人もの女房を刀で首をはねる山賊の話です。

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Yプロジェクト公演「幸せのタイミング」

Yプロジェクト「幸せのタイミング」

 2005年(平成17年)5月8日(日)八雲村の「しいの実シアター」で松江市の劇団Yプロジェクトの劇をみた。この前は外国劇だったが今回は原案Yプロジェクトで、脚色・演出は劇団代表の坂井陽介さん。坂井さんによると数人で話し合い、それを坂井さんが脚本にしたという。脚本もよく出来ていて、劇も癖がなくすっきりとして、さわやかなコメディに仕上がっていて、楽しくみることができた。

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第6回Milky-wayコンサートを大田市民会館で楽しむ

組曲石見銀山

 7月16日(土)大田市民会館で市内の合唱グループのコンサートがあり招待券をいただいて聞きに行きました。石見銀山の歴史と民話から舞踏劇「鶴」を3月に公演しましたが、その中で4曲コーラスで歌われました。作詞は洲浜、作曲は大田の大畑世利子さんです。その後頼まれて一曲作詞しました。コンサートで組曲「石見銀山」と題して大田市少年少女合唱団、大田高校合唱部、フレンズ・ウエーヴ、サウンド・コラージュのみなさんが歌いました。衣裳を着け、動きのある振り付けもあって楽しく聞くことができました。
 曲は「石見銀山世界の宝」「早春の仙の山に立つ」「世界へ開く銀の町」「銀を求めて」「銀の道」などです。目的は劇中歌として作詞したので、歌としての独立性があるかどうか心配な点もありましたが作曲の力でしょう、それぞれの歌がとても新鮮な感じがしました。

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「劇の森にいて劇が見えずー高校演劇28年ー」

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「島根の高校演劇~追録15年誌」(129ぺーじ)が出版されたのは2003年です。洗練された表紙、読みやすい編集、貴重な記録と写真、関係者や卒業生の回想など手際よく整理されています。編集委員は大島宏美、細田欣一、木村文明、伊藤靖之の先生です。中村隆実さん、松本領太君も執筆しています。この本からぼくのものを若干追加して載せました。
 1985年(昭和60年)には「島根の高校演劇40年のあゆみ」(172ぺーじ)が出ています。戦後から40年の各校の上演記録、卒業生や先輩顧問の貴著な回想と写真など立派な本です。編集委員:岩町功、洲浜昌利、開藤哲朗、野崎宏明、洲浜昌三、三方元、大島宏美のみなさん。開藤、野崎先生はすでに故人です。岩町先生が津和野高校校長だった時、津和野の旅館に泊まり込みで編集会議を開いたのを思い出します。
 この2冊は島根の高校演劇を考える時、無くてはならない本です。演劇に青春を打ち込んだ若者達の熱気が伝わってくるのもこの本ならではの特徴です。

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