34回島根県高校演劇大会 加茂町ラメールで開催

 第34回島根県高校演劇発表大会が今年もラメールで開かれます。10月30日、31日(日)です。この日は浜田でも第3回「石央地芝居大会」が開催されます。浜田の岩町先生から観劇にきて欲しいと依頼がありましたが、ラメールの県大会へ行くことが決まっていましたので残念ながら浜田へはいけません。

 昨年も県大会では野村みさ子先生と講師として参加しました。最優秀賞だった三刀屋高校の「オニんぎょ」(顧問の亀尾佳宏先生作)は倉敷市の芸文館で行われた中国地区大会でも最優秀賞を受賞し、今年8月に宮崎市で開催された全国大会へ出場し大健闘しました。

 今回の県大会では創作は浜田高校、三刀屋高校、松江商業、出雲高校です。上演時間と演目は次の通りです。無料です。どうぞ観劇にきてください。

創作音楽劇「琴の鳴る浜」の再演 来春3月13(日)

 10月12日に市民会館で、「琴の鳴る浜」第一回実行委員会が開かれ、日程や予算関係などを審議しました。

 昨年の公演の反省を中心議題にして、4月23日に実行委員会が開かれたとき、再演希望が多いので、その方向で準備することは決定していましたが、しまね文化ファンドの助成が決定本格的に動き始めることになりました。

 初演の反省に基づき脚本にも手を加え音楽も増やすことになりました。劇研空の皆さんにはまだ正式に連絡していませんが、新聞でも発表されましたので、ここに書くことにしました。来月の初旬に初会合を開く予定です。近日中に連絡します。

 次の記事は山陰中央新報に発表されたものですが、参考までにここで掲載させていただきます。

第3回ゆめのつばさコンサートで「琴の鳴る浜」劇中歌を合唱

このコンサートでは大田市から三つのグループが出演しましたので、チラシから紹介します。

 

琴浜合唱団は、創作音楽劇「琴の鳴る浜」で歌った歌を合唱しました。

満席の聴衆に感動!17回ミルキーウエイコンサート

 7/4(日)大田市民会館で合唱と管弦楽を聴きました。大田市には11の合唱団があるようです。第1部ではそれぞれの合唱団が工夫した衣裳を着けて5,6分合唱。風花の子ども達は数年前の「学校ネズミ」から歌いました。大田市の作詞家、佐々木寿信さんの作詞、すずき しげお氏の作曲になる同様をコミセンコ-ラスが歌いました。とてもきれいな声が印象に残りました。

 佐々木さんは最近詩集と短歌集を出版され寄贈を受けましたのでそのうちブログで紹介します。伝統のある花音のコーラスも力強い響きがありました。それぞれが力量を持った合唱団ですが、どんな曲を歌うかによって胸に響くものが違ってきます。選曲は難しいですね。

それぞれのコーラスを舞台風景として紹介します。

 Ⅱ部は3月に市民会館で上演した創作音楽劇「琴の鳴る浜」から「ここは石見 琴が浜」を山陰フィル管弦楽団の演奏で感動的に歌われました。男性のコーラスが入ったのがとても力強く、管弦楽のきれいな演奏とともにとてもスケールの大きな曲になりました。指揮は作曲された長坂行博先生、尺八は森山重富さん、花音でも歌われた合原三令さんが琴を演奏されました。

指揮の今岡先生が楽しいトークの中で「琴の鳴る浜はとても曲が美しい。このような伝説に基づいた舞台が市民の手で生まれるということはこの地域の文化の力を感じます」と言われました。

Ⅱ部ではNHKの「おーい、ニッポン」の中で歌われた曲、出雲大社、螢、花火、だんだん、さだまさしの案山子、元気をだして、なども全員で歌われました。Ⅱ部は大田市や島根から生まれた歌が多く、とても心に響き胸が熱くなりました。解説もなく普通の歌をただ歌って舞台を下りる、というだけではコンサートのコンセプトが観客に伝わってきませんが、このような選曲と舞台の工夫はとてもすてきです。

第Ⅲ部は山陰フィル管弦楽団の演奏です。ハチャトリアンの「仮面舞踏会」、チャイコフスキーの序曲「1812」、ブラームスの名曲など今岡正治先生の指揮で久しぶりにクラシックの生演奏を堪能しました。アンコールが鳴り止まず4度も出てきて演奏されました。

島根の音楽のレベルは全国的にもとても高いことで有名です。今岡先生は仁多中学校の先生と上の紹介には書かれています。こういうレベルの人達が演奏者、指揮者、指導者も含めて島根にはどこにでも普通のようにいるのです。山陰インフィル管弦楽団が島根で果たしている文化的な力は音楽だけではなく大きなものがあります。

久しぶりに心と脳を洗われた思いを持ちながら市民会館を出ると、琴の鳴る浜に出演してくれた子ども達が「アア、スハマセンセイダ!」と言って寄ってきました。またやりたいです、と楽しみにしているようでした。劇研空会報13号へ感想を7人とも出してくれました。95%完成しているのですが、まだ彼女達に渡してないので、「ごめんよ、そのうち会報は写真をいっぱい入れて送るけ」とまた弁解して会館を後にしました。弁解力だけは上達していきます。

7/4 大田市民会館で第17回ミルキーウエイコンサート開催

 主催は大田市合唱連盟。毎年工夫して開催し17回の歴史を重ねました。今回の大きな特徴は山陰フィル管弦楽団の演奏があることです。ハチャトリアン、チャイコフスキー、ブラームスの曲を演奏します。

 もう一つの目玉演目は、この3月に大田市民会館で上演した創作音楽劇「琴の鳴る浜」の中から合唱曲「ここは石見、琴が浜」が歌われることです。山坂先生が山陰フィル管弦楽団用に楽譜を書かれたのだろうと思います。作詞は劇研空代表洲浜です。合唱は大田少年少女合唱団、大田高校合唱部、フレンズ彩、サウンドコラージュ、女性コーラス花音、大田マイシティコールなどです。

 2年前、石見銀山の世界遺産登録を記念したミルキーウエイコンサートでは谷口榮一先生から頼まれて石見銀山の歴史の語りや石見銀山をテーマにした自作詩を朗読しました。

 今回のコンサートぜひ大田市民会館へ足を運んで素晴らしい音楽を楽しんでください。きっと満足されることと思います。

 久しぶりに書いてみました。簡単なようで思うようにいかず時間がかかりました。曲目をスキャンナーでとったのでここへ入れようとしたのですがなんどやってもうまくいきませぬ。正に実験中です。

 

多彩な作家81人を収録 『人物しまね文学館』刊行

 平成8年10月から約1年半にわたって山陰中央新報文化欄で毎週掲載されていた人物評伝が立派な本になって刊行されました。柿本人麻呂から現在活躍中の作家や文人など81人を収録しています。

 新聞では1200字前後、人物によっては⒉週掲載、されました。

 原稿用紙約3枚で偉大な業績を残している作家をまとめるのはとても大変な仕事です。評価が偏ったり、普遍性がなく個人的過ぎたら、その作家に泥を塗ることになりますし、あまりにも表面的、一般的過ぎる評伝ではおもしろくありません。事実関係で間違わず、正当な評価をし、新しい独自の視点からも評価し、いかにして生涯像を浮かび上がらせるか。みなさん苦労されたにちがいありません。

 執筆者は島根県内で活躍中の文学関係者35人です。新聞連載中から切り抜いて保存していますが、ほとんどの評伝が素晴らしいできばえです。コンパクトにしかも的確に人物を紹介してありますので読んでもおもしろいのですが、辞典として利用しても大いに役立ちます。

 県内の書店では販売していますし、山陰中央新報関係の販売店などでも販売しています。どうしても入手できないという人はご連絡ください。10冊くらいはいつでもお送りできます。

 

 5月1日には県民会館で文学作品や雑誌などの展示会があり多くの人が来られました。貴重な初版本などもあり大いに刺激になりました。

 午後1時からは「島根の文学風土と文人たち」と題してシンポジュームが行われました。会場はほぼ満員の盛況でした。詩人の入沢康夫さんの講演が先立って行われました。先生は作品を書くときの「距離のとり方」の重要性を話されました。とても示唆に富む話でした。ここでは書く暇がありませんので、いつかどこかで紹介します。

 シンポジュウムの写真だけをここでは紹介しておきます。

 シンポジュームでは溝口島根県知事も来られて挨拶をされました。シンポジュームでは最後までおられ、忙しい中4時間以上も聞いておられました。トップのこういう姿勢はありがたいことです。

 長いを時間かけて展示を準備され、シンポジュウムを成功させられた関係者のみなさんお疲れさまでした。毎月の話し合いや準備会があり直前には毎日準備されました。

 詩の代表としてお手伝いをしなければいけなかったのですが、毎回松江へ行くのは大変で、協力できませんでした。会を引っ張っていく池野会長のような存在や、地道にこつこつと仕事を進められた小川事務局長のような人たちがおられたからこそ実現したものです。

 夕方6時からは入沢康夫先生を囲んで県内の詩人6人で懇親会を開きました。以前も少人数でこういう会を開いたのですが、入沢先生はこの会をとても楽しみにしておられるようです。

 参加者は田村のりこさん、光年の田中螢一さん、川辺真さん、渡辺兼直さん、洲浜昌三さんと入沢先生でした。先生の詩集にサインをしていただきました。兼直さんが安来節を歌い、洲浜さんが石見銀山巻き上げ節を歌いました。

 またやりましょう、といって別れました。その夜は松江に泊まり、翌日は美術館で高句麗の壁画と浮世絵を見て帰りました。(実験中ブログ、いくぞ、えい!)

松江の劇団Yプロジェクトの公演案内

 Yプロジェクトから公演の案内がハガキで届きましたので紹介します。

今回の公演は「Yプロチャレンジシアター3」と名乗る実験的公演で3本の劇を1時間で上演します。会場は松江市西津田1-1-20にあるYプロ演劇工房です。6/5,6、 6/12,13の4日上演されます。

5/1 「人物しまね文学館」展・シンポジュウム 松江で開催

実験です。はじめてここへ投稿します。写真などがどのように出てくるでしょうか。Let’s try!

 13:30~16:50までシンポジュウムです。現代詩詩人の第一人者入沢康夫さんの基調講演が最初にあります。「島根の風土と文学」というタイトルです。どんなことを話されるかとても興味があります。定員は180名です。早めに申し込まないと締め切られそうです。

 県民会館展示ホールでは展示もあります。無料で7日まで展示してありますので松江へ行ったときに是非寄ってみてください。

 初めて投稿しましたが、修平さーん、写真の処理が前よりも簡単でスムーズにいきますね。

Yプロジェクト 「ヘルメット ダンディ]大好評で終了

ヘルメットダンディ
 昨年も上演されましたが好評だったので手を加えて再上演されました。県民会館中ホールへ観にいきました。Yプロジェクトは今とても勢いがある劇団です。若いキャストがたくさん出演し、とても舞台に活気がありました。何のために働くのか、という現代社会の重いテーマに真っ正面から取り組んでいて好感がもたれました。

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「琴の鳴る浜」、銀山テレビで4/11(日)20時から放映

カーテンコール
 銀山テレビがカメラ3台で『琴の鳴る浜』を撮影し、4/10(土)8時~、4/11(日)13時から、夜は20時から放映します。多くの人達と一緒に客席に座って観るときとテレビで観るときはたいぶ違いますが、まだ観ていない人は是非ご覧になってください。

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