H23 7/24 四国高校演劇祭で『また夏きて』上演

2011/07/24(日)香川県の四国中央市民会館で第12回四国高等学校演劇祭が開かれます。5校が上演しますが、14:50から『また夏がきて』(洲浜昌三作)を丸亀高校演劇部が上演します。上演校は次の通りです。都合がつく人はぜひ観劇にでかけてください。

第12回四国高等学校演劇祭  7月24日 (日)
会場:四国中央市民会館川之江館 大ホール10:40~ 開会式
11:00~ 土佐女子高等学校 「お泊り会議」竹内真穂・浜口寛子
12:30~ 徳島県立海部高等学校「murmurcasebook」吉田道雄
13:40~ 愛媛県立東温高等学校「最終試験場の九人」畑澤聖悟
14:50~ 香川県立丸亀高等学校「また夏がきて」洲浜昌三
16:00~ 愛媛県立川之江高等学校「心ここに在らず」(仮) 越智優
17:10~ 閉会式

この台本は1999年に大田高校演劇部が上演し、季刊誌『高校演劇』に掲載され晩成書房の『高校演劇selection2001下』に収録されて出版されました。毎年数校から許可願いがきますのでどこかに魅力があるのでしょう。昨年は千葉の高校が地区代表になりその上の大会へこの脚本で出ています。成人劇用に大幅に書き換えて『サクラさんのふるさと』とし、数年前に劇研空がサンレディで上演し好評でした。

大田高校で上演した時はぼくの最後の年で中国大会事務局も担当していて大田市民会館で中国大会を開いたチョータボーな年でした。そして演劇部員が少ないときでした。男性がどうしても必要なので森谷くんを口説き落とすのにあの手この手の心理作戦を使ったものです。いまどうしているかなぁ。劇で全国や外国も飛び回っていたミサキ君は昨年大田へ帰りました。そのうちやりますよ。ユイさんはこのときの部長。今も一緒に劇研空で一緒にやっています。上の本には扉に舞台写真があります。なにがなんだかわかるひとにしかわかりませぬが、パチリ!

晩成書房からでているこの本は定価2000円です。買い置きが残っていますので欲しい人には二分のいちでおゆずりします。

中四国高校演劇祭からそれてしまいました。どのように演出され、どのように演じられ、どんな反応があるか知りたい!のですがいけませぬ。感想を聞かせてくれる人はいないけどいれば(?)うれしいですね。

丸亀高校演劇部のみなさーん!頑張らなくてもいいので、肩の力を抜いて伸び伸びと楽しんでくださーい!(あっ?あのこえは!)大会の成功をお祈りします。

 

大田高出身の福原美佳さん『キュリーキュリー』へ出演

2011/07/16、東京の青年劇場にいる福原美佳さんから青年劇場のニュースや上演チラシ、「みか月だより」が届きました。美佳さんも出演しますので紹介します。

この劇は青年劇場が長期間全国で公演している人気のある感動的な舞台です。美佳さんはすはま君が大田高校へ川本高校から転任してきて演劇部顧問になったとき3年生で演劇部員でした。卒業して青年劇場へ入り活躍しています。

チラシには美佳さんの写真も出ています。なんかだんだん若返っているんじゃない?美佳さんは隠れ劇研空メンバーです。いつか朗読などを一緒にやりたいと話したこともあります。平成7年(1995)8月10,11日に島根県高文連高校演劇部門の夏期講習会を大田のサンレデ-で開いたとき青年劇場の西沢由朗さんを講師にお願いしましたが、助手として美佳さんにも来てもらい実際の演技指導などをしてもらったこともあります。あのときは2日で90人以上の演劇部員が参加してくれました。

あのごろは大田高校にも邇摩高校にも、川本、矢上、江津、など石東地区にも演劇部があったよなぁ。大昔の話しだよね。もうとっくに廃部!ああ寂しい言葉だね!

東京近辺に住んでいる美佳さんの同級生や大田の出身者はこの劇を観にいってほしいですね。そういう人がいればぜひ勧めてください。

おーい、がんばれよ、みかさーん!かくれげきけんそらめんばーの力を舞台でみせてやってくれ!

あしぶえ『セロ弾きのゴーシュ』45周年公演

あしぶえが創立45周年を迎え、特別記念として『セロ弾きのゴーシュ』を公演しています。6/23日の山陰中央新報が大きく取り上げていますが、代表の園山さんが1989年創立以来のことを語っています。この劇は20年を超えるロングランで、2万8千人を動員したそうです。数年前に松江の県民会館で観劇しましたが、プロといってもいい完成度の高い舞台です。絶対に観る価値があります。

観劇に行くつもりでしたが、いつものように行事が重なります。7/9.10は中四国詩人会理事会で岡山へ、7/24ならOK、と思っていたら香川の丸亀高校が『また夏がきて』を川之江会館大ホールで(四国高校演劇祭)上演する予定だとか。一度自分が書いた脚本がどのように料理されるか見てみたいと思っていたので、行きたくなりました。どうするか未定ですが、都合がつく人は県民会館へ是非行ってください。川之江会館へ行くのも止めません。

電話は0852-54-2400 FAXは0852-54-2411  インターネットでは「あしぶえ」で検索すると出てきます。

10年前の創立35周年記念では祝賀会が開かれ多くの人たちがお祝いに出席しました。ぼくも出席しました。松江の24人劇場のときも一度観にいったことがあります。創立時から、数え切れない苦労を重ね、地域に根ざし、多くの人たちに支えられて大きくなってきた歴史の厚みが感じられます。

45周年、おめでとうございます。- 劇研空一同

朗読と音楽『琴の鳴る浜』馬路公演計画中です

平成23年6月21日、『琴の鳴る浜』の実行委員会が市民会館で開かれました。事業報告、決算報告、監査報告があり、総て了承されました。アンケートの結果はとても好評でした。チケットは950枚ばかり売れていましたが入場者は663人でした。日曜日で他の行事と重なったことや、東北大震災の影響などもあったと考えられます。市民会館入り口でカンパをお願いし、被災地へ約20万の義援金を送ることができましたが、多くのみなさまにご協力いただきました。改めてお礼を申しあげます。

(左の写真は馬路です。琴が浜の白い砂が見えます)

実行委員会では今年度の新たな公演を企画しています。それは地元の馬路で音楽と朗読による『頃の鳴る浜』を上演することです。地元馬路もOkということです。

開催日:平成23年10月8日(土)19:00 場所:旧馬路小学校体育館     入場料:500円

音楽伴奏練習日:9月24日(土)夜 市民会館中ホール           事前総合練習: 9月25日(日)午後   〃

台本はまだ脱稿していません。演奏や合唱を主体にして朗読でつないで行く形になると思います。そのうち詳細を会報などでお知らせします。

馬路では高齢舎が多いので、どれくらい観客が集まるか心配しておられました。PRして仁摩や温泉津、大田からも来てもらえるといいですね。音楽中心のいい舞台になりそうです。

上の写真は琴が浜にある琴姫の記念碑にある説明です。劇では社会的背景も取り入れて複雑な構造にしていますが、ここに書かれているのは単純素朴です。これもまたいいですね。

第10回島根演劇ネット活動報告 

2011年5月29日松江市八雲町のしいの実シアターで平成23年度の総会が開かれました。当日は劇研空は都合がつかず委任状を提出しました。後日事務局の小岩崎さんから総会資料が送ってきました。すべて紹介は出来ませんが、活動報告だけを参考までに掲載します。空のみなさん、読んで参考にしてください。

各団体ともに困難な中で精一杯頑張っています。あしぶえは3年に一度の八雲国際演劇祭が開催された年でもあり、分厚い資料も総会へ提出されました。貴重な資料です。Yプロも頑張って意欲的な公演活動をしました。空は創作音楽劇『琴の鳴る浜』と『経家最後の手紙』を報告しました。

今年度の空の活動計画はそのうちお知らせします。音楽と朗読による『琴の鳴る浜』を馬路で上演する計画が進行中です。ある程度まとまったら正式にお知らせします。

会議では今年度の行事計画も話し合われました。ワークショップの話しも持ち上がっています。あしぶえは7月までに数回の公演を計画しています。更にレベルアップした舞台をぜひ観たいものです。

5/22(日) 島根県詩人連合総会です

平成23年度の理事会と39回総会が大田市パストラルで開催されます。理事会は10時30分から、総会は13時から14時30分です。

その後は「島根年刊詩集」39集の合評会を開きます。39集の詩を朗読して、お互いに感想などを語り合います。自分の詩がどのように受け止められているか知ることができ勉強になります。昨年は広島から岩さんがひょっこり参加してみんなを驚かせました。合評会は誰でも参加できます。

議題は行事報告、決算報告、今年度の行事予定、予算などです。今回は特別な議題として、続「島根の風物詩」の発行計画について話し合います。

島根県詩人連合は「山陰詩人」「石見詩人」の会員と個人会員で成り立っています。年間会費は一人2千円です。若い人で詩を書く人がほとんどいませんので、これが大きな課題です。詩を書きたい人はいませんかね。

島根演劇ネット2011度紹介 5/29

島根演劇ネット事務局の小岩崎さんから総会の案内がきましたのでおしらせします。

・平成23年5月29日(日)13:30~15:30          ・会場:しいの実シアター                 ・議事:2010年度事業報告、会計報告、監査報告 各団体の活動報告 2011年度事業計画、予算 その他

25日までに出欠と各団体の活動状態を報告する。欠席の場合は委任状を提出。今年度の会費も収めること。

以上ですがみなさん都合はいかがでしょうか。

 

「現代感覚で琴姫伝説を舞台化」山尾さんの新聞評論

平成23年3月に創作音楽劇「琴の鳴る浜」は終わりましたが、公演前に山尾一郎先生が山陰中央新報の文化欄にこの劇の意義について寄稿されました。貴重な教育的観点からの評論です。これを読んでとても感動した、という人にも出会いました。ここで紹介させていただきます。

石見銀山テレビで数回放映され、ある人からは、「公演も観たけどテレビでも最後まで見ました。初演のときよりよくなっていましたね」とのこと。もう一人は書道の大家ですが、「テレビでみました。みなさん頑張っておられますね。石見や大田を元気にするためにますますがんばってください」と声を掛けられました。

DVDを作成中ですが、普通のDVDなら手早く編集し完成できるそうですが、ちょっと高度な編集をしておられます。今回のために特別に高価な付属器具なども購入したそうです。希望者には500円でお分けします。台本も希望があればコピー代500円でお分けします。

平成23年島根文芸フェスタは9/18松江で開催

今年度の文芸フェスタは9月18日(日)松江の県民会館で開催されます。講演の講師は現在日本ペンクラブ会長の阿刀田高先生です。「神話と文学ー古事記とギリシャ神話」(仮題)が演目です。阿刀田ファンも多いことでしょう。ぜひ今から予定に入れておいてください。

今年は散文部門が担当します。4月27日に島根県民文化祭文芸部門の運営委員会が松江で開かれて原案が承認されました。前日の夜には講師歓迎会も計画されています。18日は午前中が講演、午後は部門別交流会です。

昨年は浜田の県立大学で9月4日に開催し、講師に東京大学大学院総合文化研究科教授の小森陽一先生を招き、「21世紀に読み直す鴎外と漱石」という演題で話していただきました。鴎外や漱石への切口がとても新鮮で現代性があり記憶に残る講演でした。前日の夜には講師歓迎会を開き宇津浜田市長も出席されました。詩部門が担当でしたので島根県文芸協会会長の洲浜くんが講師の紹介をしました。

この夏は異常な猛暑つづきでした。小森先生には午後の詩の分科会にも参加していただき、各自が自作詩を朗読し批評し合う中に入って感想などを述べていただきました。

4/24 石見銀山テレビで「琴の鳴る浜」を放映します

平成23年3月に大田市民会館で再演した創作音楽劇「琴の鳴る浜」を石見銀山テレビが放映します。2時からと夜8時からの2回見られます。

昨年の初演も銀山テレビで放映されましたが、今回は2度目なので撮影にも大いに進歩が見られます。2台のカメラで撮影していますので編集にも工夫が見られます。どうぞご覧下さい。

先ほど京都から帰ってきました。結婚式に参列するためでしたが、京都に着いたら電話があり不幸があったとのこと。華やかな結婚式を済ませて急いで帰ってきました。山あり谷ありです。僕らの親の世代が90歳前後。僕らの子供が結婚適齢期。ちょうど重なるのですね。一昨年から何度も同じ経験をしました。