H28,5 松江の劇団「Yプロジェクト」復活公演!

Yプロジェクトから案内がきました。「稽古場消失からの復活!!新たなスタート!」昨年秋、予期しない火災に遭ったこと、しまね演劇ネットからお見舞したことはお知らせしましたが、今回、再スタート公演として、松江市民活動センターで二本の劇を上演します。「過去へのこだわりから一歩踏み出す二つの物語」です。
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代表の坂井陽介さんは、「多くの皆さんのご支援や激励をいただいたことで、劇団の歩みを止めることもなく活動を継続できていることに深い喜びを感じています」と述べておられます。

5/14(土)18:30開演
5/15(日)10:30~、14:00  2回公演

若い人たちが、生き生きとした舞台を見せてくれることでしょう。がんばってください。劇研「空」

H28 第1回「石見演劇フェスタ」実行委員会(報告)

4/23(土)浜田の石央文化ホールで実行委員会が開かれました。竹中館長挨拶、出席者(15名)自己紹介、役員について、各団体の出演確認、予算案、上演日程などが話し合われました。
上演予定日は平成29年2月4日(土)です。

出演予定は(現時点の未定も含め)次の9団体です。NPO創作てんからっと、劇研「空」、石見くにびき18座、山陰久佐松竹座、ドリームカンパニー、劇団かわもと塾、明誠校校演劇部、浜田高校演劇部、劇団ユニット演戯人。

今回はウラジオストクの芸術大学から参加がある予定です。昨年浜田の「創作てんからっと」がウラジオストクへ行き、プーシキン劇場で上演しました。島村抱月の劇団「芸術座」のロシア公演100年を記念した演劇の交流で、チェーホフの『結婚の申し込み』等を上演しました。岩町先生の話では、その時に大学の教授と懇談し、演劇の交   流の話しがあり、今回実現する可能性が出てきたのです。おもしろそうですね。
DSC07198左の切り抜きは昨年9月21日に山陰中央新報に掲載された記事です。遠景写真にしていますから字は読めません。読みたい人は新聞を購入してください。(え?まだ売ってる?)または、図書館で読んでください。

第2回実行委員会は8月27日です。脚本も提出することになっています。

H28,4/27の「朗読で楽しむ名作 創作」について(お知らせ)

4/13日、予定通り市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作 創作」を19:30から実施しました。初会でしたが、予告通り今後の運営の仕方を話し合いました。結果をまとめると次の通りです。

①古典や小説、随筆などの名作と地域を素材にした作品から選ぶ。
②作者が大田市近辺に在住の場合は来て朗読していただく。
③朗読したい人たちが順番に朗読する。
④朗読を聞きたいだけの人もあるので、そういう人の参加も大歓迎。

次回4/27(水)は次を朗読予定です。
1.「伊豆の踊子」(CDなども聞く、朗読の基本も配布)
2.最新詩集「たまどめ」(高橋留理子著)から詩を2編
H28「たまどめ」高橋留理子
高橋さんは大田市内に在住でこの3月に詩集をコールサック社から出版されました。
物語性のある感動的な詩もたくさんあります。第⒊回文化講座(5/11)の時には
出席して朗読したり、感想などを聞きたいと思っています。OKをいただいています。
朗読したい作品があれば、いつでもお知らせください。興味がある人はどなたでもどうぞ。

H28 大田市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作・創作」4月より(2)

大田市民会館カルチュア-講座は3講座あります。大野典子先生の「書道教室」、大畑茂樹先生の「アコースティクギター講座」、そして劇研「空」代表 洲浜の「朗読で楽しむ名作・創作」です。「空」のメンバーと協力して実施します。
大田市民会館
昨年までは「発声と朗読の基礎ワークショップ」という名前で実施しましたが、検討した結果、「朗読をお互いに楽しみながら学ぶ」という内容にしました。チラシをつくりましたので紹介します。興味がある人があれば大いにPRしてください。誰でも何時でも参加自由です。ワークショップの場合は欠席があると訓練の継続や積み上げができませんが、今回は自由な形式にしました。次をクリックしてください。PDFのチラシが開きます。申し込み書もついています。

H28 チラシ大田市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作・創作」

朗読は、文字を音声で表現する芸術です。詩、随筆、童話、古典、名作、戯曲などをお互いに朗読し、聞いて楽しみながら「発声と表現の基本」を学びます。知人やあなたの創作作品も大歓迎です。誰でもいつでも参加自由です。

日 時:水曜日19:30~20:30(月2~3回、水曜日を基本。9月末までの予定です)

①4/13  作品選定や運営方法など話し合い
② 27 「伊豆の踊子」で朗読の基本を学ぶ
③5/11  作品選定・金子みすゞの詩など
④ 18  芥川竜之介「トロッコ」・創作童話
⑤ 25 「平家物語」・詩・「きちょむさん」
⑥6/ 1   作品選定会・『石見銀山旧記』
⑦ 15  創作朗読劇・茨木のり子の詩
⑧ 29  実況中継アナウンス・宮沢賢治の詩
⑨ 7/13  作品選定会・自作詩・
⑩  27 『源氏物語』・随筆・創作
⑪ 8/17  日本文学の名作冒頭朗読・詩
⑫   31       〃
⑬ 9/ 7 名作古典の冒頭を朗読・随筆
⑭  14         〃      ・民話
⑮  28   郷土の作品

★以上は予定で変更もあります。朗読したい作品や希望、推薦があれば何時でもお知らせください。月初めの会で検討しテキストをつくります。 10月以降は9月に作成します。

場 所:大田市民会館2F会議室
対 象:朗読に興味がある人、朗読したい作品がある人、朗読を聞きたい人、見学等どなたでも
参加料:1回ごとに100円(会場費、資料代)(小中高生は不要)
講 師:洲浜昌三(劇研「空」代表、全国高演協顧問、県詩人連合 日本詩人クラブ、日本劇作家協会会員)作者等招くこともあります。劇研「空」のメンバーも朗読や合評に参加します。
問い合わせ:TELL 0854-82-3040 メール   suhama3@gmail.com

 

H28 川本町にアポロ宇宙船スカイラブ3号

3月13日に川本の邑悠ふるさと会館で「邑智の地芝居」15周年公演がありました。ホールの前にアポロ宇宙船があり、模型にしては良く作ってるな、と思って近づいてよく見ると、なんと!本物じゃん!なんで川本にあるんや?PRなどされてないのか、全く知りませんでした。段をのぼると内部も見ることができます。これが宇宙を飛んだのですね。
川本にアポロ宇宙船祖式の三差路に美事な書の看板がありました。芸術的な書が道路端に展示されているのを見たのは初めてです。勢いのある春風に踊るような字は、ただ者の仕業ではありませんね。美事ですね。達人です。祖式もやりますね。月に1回くらい新しい作品が掲示されていると、通るのが楽しみになります。名物になります。
DSC07158大田市民会館文化講座の「朗読で楽しむ名作・創作」については、問い合わせや申し込みがあるようで、早くチラシを作らないといけないのですが、遅れています。とりあえず日にちだけでもお知らせします。4月は13日、27日です。13日にはどんなものを朗読するか、進め方などについて準備の話し合いをします。27日からスタートです。朗読したい本や創作があれば是非お知らせください

H28 第6回大田市写真展に173点の作品

今年も大田市民会館ロビーで写真展が開かれました。大勢の人たちが集まる大田の秋の彼岸市(19~21日)に合わせての開催ですから、ベストチャンスで多くの人たちが三々五々鑑賞に訪れました。出品作品は173点。記録更新中です。
H28 6回大田市写真展作品の前を歩いて行きながらいい作品や、ベテランの作品の前に来ると自然に足が止まります。技術もさることながら狙いがしっかりしているからでしょう。
DSC07166邇摩高16点、大田高写真部11点の写真もありました。若者らしく伸び伸びとしていて、善し悪しを気にせず気楽に(?)写したところがおもしろく、ぼくの足を止めてくれた写真もありました(What do you mean ?)

誰でも参加OK, 無料、無審査、善し悪しはお客さん次第。というのも盛会の理由なのでしょう。パンフレットには173名の作者と作品名が書いてあります。「いいな、おもしろいな、きれいな波紋!ベテランは安定してるな、石見の上海?どうして写したんだろう?なつかしい風景!」等々、印象に残った作品には○、◎、寸感を書いていますが、もちろんここには書きません。top secret です。展示会の遠景風景を載せさせていただきました。来年も楽しみにしています。大田市文化協会主催です。

(劇研「空」の地域情報。地域の文化、芸術、舞台発表など紹介しています)

H28 「邑智の地芝居」15周年公演(観劇記)

3月13日、川本の「悠邑ふるさと会館」で今年も「邑智の地芝居」の公演がありました。15回になるのですね。新聞にも掲載されていましたが観客は約400人。アドリブあり、掛け声あり、拍手や笑いあり、おひねりあり、楽しい一日でした。

劇団かわもと塾は恒例の「水戸黄門 ~かわもとまちへ~ 」を上演。川本へやってきた水戸黄門が大森代官の悪行を暴くというストーリーです。
川本塾の劇
例年は堤さんの意欲的な創作でしたが、今年は作者名はありませんでした。劇研「空」のリョウタくん、カズユキくん、レイコさんも客演で舞台へ立ちました。人物は多彩で冒頭の場面など意表を衝く斬新な展開もあり、どうなるかと思わせましたが、ちょっとドタバタした印象もありました。多彩な枝葉の楽しさによって一本の太い幹の姿が薄くなったかな、と思いました。日々多忙な中での新作上演は大変ですね。来年も楽しみにしています。

星が丘一座は「森の石松~お民の度胸~」伝統があるからでしょう。発声も演技も展
星が丘一座の劇開も安定していて、安心して観ておれます。アドリブがたくさんあり、観客を笑わせながら一体感をつくり出し舞台を展開していくところにベテラン役者の妙味を感じました。古い昔の人情劇ですが、アドリブで遊び心のある現代感覚を劇の中に持ち込むことによって、面白い空間が生まれてくるのを感じました。観劇しながら、これは何だろうと考えていました。話芸の妙味も味わいました。

吾郷青吾会は「赤垣源蔵~羽織の別れ~」登場人物は少ないのですが、丁寧にじっくり演じてクライマックスでは感動を呼びました。
吾郷清吾会の劇滑舌や発声がよく、セリフの感情の込め方にも抑制がきいていて、赤垣源蔵の「思い」がじんわりと滲むように伝わってきました。女中お杉の女形をはじめ、みなさん好演でした。源蔵さんはミカさんと同じ職場だとか。いつか大田でも公演して欲しいな。

日貫劇団もとても芝居がうまいのですが、今回は「舞踏」でした。川本の山ゆりの会は「歌と舞踏」で舞台を飾られました。

終わって、15周年記念大会大抽選会!!舞台にはたくさんの景品が並べられ、次々と当選番号が発表されました。まぐれで当たるかも!と最後まで期待せず期待しながら座席に座っていましたが、当たることはありませんでした。

みなさん、おつかれさまでした。

H28,3/18 ビッグハート出雲で若者3人の創作劇

3月18日(金)19時からビッグハート出雲で出雲校卒業生数人で企画した劇が上演されます。題は『僕たちは、劇の中で』作者は舞台にも立つ「いとうけいすけ」さん。チラシが手に入りましたので紹介します。都合がつけば出雲までひとっ走りしませんか。(not on foot but by car)
H28 チラシ 「僕たちは劇の中で」なぜ特別にこの劇を紹介するんだ?と思うでしょう。深い訳があります。チラシの下の方をよくみると、「いとうけいすけ、会田基樹、土江真貴人、大国工」とあります。これだけで舞台風景が浮かぶ人は高校演劇のツウです。

島根の厚い壁を突破、中国の高い壁も突破して2年連続(平成25、26)長崎、茨城と全国大会へ出場した時の出雲高校演劇部のメンバーです。会田さんには昨年サンレディで上演した「石見銀山歴史ものがたり」に特別出演して神屋寿禎を好演していただきました。「役になる」ではなく「役を演じる」ことの大切さを改めて舞台で見せてくれました。

というわけで高校演劇も応援するのが目標の中にある劇研「空」としてはこの新鮮な若者達の快挙に盛大な拍手を送らねばなりません。遠くで拍手するだけでは何の役にも立ちませんので、ぜひ出雲へ車を走らせて、現場で拍手したいものです。

パルメザンチームの劇現場で拍手と握手をしてきました。上の風景写真は劇が終わって3人の役者が挨拶をして退場するところです。雰囲気だけでもと思い紹介しました。舞台には紙切れがいっぱい散らかっています。それは劇作家が原稿を書いては捨て書いては捨てた紙です。

劇作家と劇作家によって書かれた(書かれつつある)登場人物との葛藤や苦悩を描いた劇で抽象的な劇でしたが、新鮮でとても刺激的な劇でした。久しぶりに若者らしい意識の先鋭なしかも懸命に何かを求めて苦しむ前衛的な劇を観ました。それぞれの人物の変化や劇の変化や発展がもっと出ていたら更に明確な1つのメッセージが伝わってきたかも知れません。とはいえ意欲的な舞台で役者も熱演でした。おつかれさまでした。

この4人の演劇集団は「parmesan」(パルメザン)という名前です。この夏にも、いとうけいすけ作・演出で新作の公演が予定されているようです。

このブログで今回の劇の上演をを紹介しましたが、多くの人がvisit to readされびっくりしました。お役にたてれば幸せです。

H28 市民会館カルチャー講座「朗読で楽しむ名作・創作」(案)

過去2年間、大田市民会館カルチャー講座として「発声と朗読の基礎ワークショップ」を開き月に2,3回水曜日の夜実施してきました。作成したテキストに基づいて解説し発声や朗読の基本を学んできました。中学生や市外からの参加もありました。成果は中ホールで実施した「朗読を楽しむ」で発表し毎回80人前後の人たちに聞いていただきました。
20150704141453(2)いろいろな反省から28年は「訓練」という性格を薄めて、「朗読するのが好きな人も聞くのが好きな人」も自由に参加できる会にしたいと思っています。朗読を聞いて感想を述べ合い、要望があれば「発声や朗読の基本を学習する」時間を取りたいと思います。講座名は「朗読で楽しむ名作・創作」。郷土に関する作品や創作(短編小説、詩、随筆、短歌、俳句、記録など)は優先したいと思っています。

講師というか世話役は劇研「空」代表 洲浜昌三。「空」のメンバーにもサポートしてもらいます。
◇開講日時:基本水曜日(月2~3回)19:00~
◇場所:市民会館 2F会議室
◇対象:(朗読したい人、聞きたい人)どなたでも。朗読希望者は作品をメールかコピーで事前に送ってください。1回の朗読は10分前後。長い場合は数回に分けて朗読。
◇受講料:1回ごとに100円(場所代、資料作成代等)
DSC06341朗読は文字を音声で表現する芸術です。朗読に興味がある人、聞いて欲しい作品がある人、聞くのが好きな人・・・ 気軽どうぞ。名作や古典、郷土の作品やあなたの創作は大歓迎です。朗読後にみんなで感想などを述べ、必要なら発声や朗読法についても学びましょう。事前に作品を提出していただきテキストを作ります。参加希望者は4月中旬ころまでにお知らせください。質問などいつでもお寄せください。いろいろご意見を聞き、参加者を確認して4月下旬からスタートしたいと考えています。ご協力ください。

H28,2/27,28 第23回「サンレディフェスタ」です

「サンレディ大田」は「働く女性の家」という別称で、いろいろな女性グループが利用して活動しています。「地域を知る」「男女共同参画」「子育て支援」「健康」「技能修得」などを目的に、講座や主催事業も多く、男性も参加出来る講座もたくさんあります。
H28、2 23回サンレディフェスタ

主催事業は石見銀山講座やヨガ、生け花、料理、囲碁、気功、など約20項目あり、自主事業では、女性のための盆栽、料理講習会、映画、講演など8項目。平成26年度の例でみると1万8千人以上の人たちが利用しています。興味がある人はぜひ参加してください。人と人との交流の中で活力が生まれてきますよ。

28日には12時から、舞踊、ダンス、朗読、詩吟、カラオケ、民謡、銭太鼓、大正琴などの舞台発表もあります。空のみなさん都合がつけば行ってください。

劇研「空」は過去何回も「ふれあいホール」で劇を上演しました。昨年の8月は「石見銀山歴史ものがたり」を瓶陵会総会記念行事で上演しました。照明、音響のスタッフのみんさんにはいつもお世話になっています。いい舞台になるように創意工夫を発揮して演出に最大限協力していただき感謝しています。

時間があったら足を運んでください。