H28 大田市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作・創作」4月より(2)

大田市民会館カルチュア-講座は3講座あります。大野典子先生の「書道教室」、大畑茂樹先生の「アコースティクギター講座」、そして劇研「空」代表 洲浜の「朗読で楽しむ名作・創作」です。「空」のメンバーと協力して実施します。
大田市民会館
昨年までは「発声と朗読の基礎ワークショップ」という名前で実施しましたが、検討した結果、「朗読をお互いに楽しみながら学ぶ」という内容にしました。チラシをつくりましたので紹介します。興味がある人があれば大いにPRしてください。誰でも何時でも参加自由です。ワークショップの場合は欠席があると訓練の継続や積み上げができませんが、今回は自由な形式にしました。次をクリックしてください。PDFのチラシが開きます。申し込み書もついています。

H28 チラシ大田市民会館文化講座「朗読で楽しむ名作・創作」

朗読は、文字を音声で表現する芸術です。詩、随筆、童話、古典、名作、戯曲などをお互いに朗読し、聞いて楽しみながら「発声と表現の基本」を学びます。知人やあなたの創作作品も大歓迎です。誰でもいつでも参加自由です。

日 時:水曜日19:30~20:30(月2~3回、水曜日を基本。9月末までの予定です)

①4/13  作品選定や運営方法など話し合い
② 27 「伊豆の踊子」で朗読の基本を学ぶ
③5/11  作品選定・金子みすゞの詩など
④ 18  芥川竜之介「トロッコ」・創作童話
⑤ 25 「平家物語」・詩・「きちょむさん」
⑥6/ 1   作品選定会・『石見銀山旧記』
⑦ 15  創作朗読劇・茨木のり子の詩
⑧ 29  実況中継アナウンス・宮沢賢治の詩
⑨ 7/13  作品選定会・自作詩・
⑩  27 『源氏物語』・随筆・創作
⑪ 8/17  日本文学の名作冒頭朗読・詩
⑫   31       〃
⑬ 9/ 7 名作古典の冒頭を朗読・随筆
⑭  14         〃      ・民話
⑮  28   郷土の作品

★以上は予定で変更もあります。朗読したい作品や希望、推薦があれば何時でもお知らせください。月初めの会で検討しテキストをつくります。 10月以降は9月に作成します。

場 所:大田市民会館2F会議室
対 象:朗読に興味がある人、朗読したい作品がある人、朗読を聞きたい人、見学等どなたでも
参加料:1回ごとに100円(会場費、資料代)(小中高生は不要)
講 師:洲浜昌三(劇研「空」代表、全国高演協顧問、県詩人連合 日本詩人クラブ、日本劇作家協会会員)作者等招くこともあります。劇研「空」のメンバーも朗読や合評に参加します。
問い合わせ:TELL 0854-82-3040 メール   suhama3@gmail.com

 

H28 川本町にアポロ宇宙船スカイラブ3号

3月13日に川本の邑悠ふるさと会館で「邑智の地芝居」15周年公演がありました。ホールの前にアポロ宇宙船があり、模型にしては良く作ってるな、と思って近づいてよく見ると、なんと!本物じゃん!なんで川本にあるんや?PRなどされてないのか、全く知りませんでした。段をのぼると内部も見ることができます。これが宇宙を飛んだのですね。
川本にアポロ宇宙船祖式の三差路に美事な書の看板がありました。芸術的な書が道路端に展示されているのを見たのは初めてです。勢いのある春風に踊るような字は、ただ者の仕業ではありませんね。美事ですね。達人です。祖式もやりますね。月に1回くらい新しい作品が掲示されていると、通るのが楽しみになります。名物になります。
DSC07158大田市民会館文化講座の「朗読で楽しむ名作・創作」については、問い合わせや申し込みがあるようで、早くチラシを作らないといけないのですが、遅れています。とりあえず日にちだけでもお知らせします。4月は13日、27日です。13日にはどんなものを朗読するか、進め方などについて準備の話し合いをします。27日からスタートです。朗読したい本や創作があれば是非お知らせください

H28,3/18 ビッグハート出雲で若者3人の創作劇

3月18日(金)19時からビッグハート出雲で出雲校卒業生数人で企画した劇が上演されます。題は『僕たちは、劇の中で』作者は舞台にも立つ「いとうけいすけ」さん。チラシが手に入りましたので紹介します。都合がつけば出雲までひとっ走りしませんか。(not on foot but by car)
H28 チラシ 「僕たちは劇の中で」なぜ特別にこの劇を紹介するんだ?と思うでしょう。深い訳があります。チラシの下の方をよくみると、「いとうけいすけ、会田基樹、土江真貴人、大国工」とあります。これだけで舞台風景が浮かぶ人は高校演劇のツウです。

島根の厚い壁を突破、中国の高い壁も突破して2年連続(平成25、26)長崎、茨城と全国大会へ出場した時の出雲高校演劇部のメンバーです。会田さんには昨年サンレディで上演した「石見銀山歴史ものがたり」に特別出演して神屋寿禎を好演していただきました。「役になる」ではなく「役を演じる」ことの大切さを改めて舞台で見せてくれました。

というわけで高校演劇も応援するのが目標の中にある劇研「空」としてはこの新鮮な若者達の快挙に盛大な拍手を送らねばなりません。遠くで拍手するだけでは何の役にも立ちませんので、ぜひ出雲へ車を走らせて、現場で拍手したいものです。

パルメザンチームの劇現場で拍手と握手をしてきました。上の風景写真は劇が終わって3人の役者が挨拶をして退場するところです。雰囲気だけでもと思い紹介しました。舞台には紙切れがいっぱい散らかっています。それは劇作家が原稿を書いては捨て書いては捨てた紙です。

劇作家と劇作家によって書かれた(書かれつつある)登場人物との葛藤や苦悩を描いた劇で抽象的な劇でしたが、新鮮でとても刺激的な劇でした。久しぶりに若者らしい意識の先鋭なしかも懸命に何かを求めて苦しむ前衛的な劇を観ました。それぞれの人物の変化や劇の変化や発展がもっと出ていたら更に明確な1つのメッセージが伝わってきたかも知れません。とはいえ意欲的な舞台で役者も熱演でした。おつかれさまでした。

この4人の演劇集団は「parmesan」(パルメザン)という名前です。この夏にも、いとうけいすけ作・演出で新作の公演が予定されているようです。

このブログで今回の劇の上演をを紹介しましたが、多くの人がvisit to readされびっくりしました。お役にたてれば幸せです。

H28,2/27,28 第23回「サンレディフェスタ」です

「サンレディ大田」は「働く女性の家」という別称で、いろいろな女性グループが利用して活動しています。「地域を知る」「男女共同参画」「子育て支援」「健康」「技能修得」などを目的に、講座や主催事業も多く、男性も参加出来る講座もたくさんあります。
H28、2 23回サンレディフェスタ

主催事業は石見銀山講座やヨガ、生け花、料理、囲碁、気功、など約20項目あり、自主事業では、女性のための盆栽、料理講習会、映画、講演など8項目。平成26年度の例でみると1万8千人以上の人たちが利用しています。興味がある人はぜひ参加してください。人と人との交流の中で活力が生まれてきますよ。

28日には12時から、舞踊、ダンス、朗読、詩吟、カラオケ、民謡、銭太鼓、大正琴などの舞台発表もあります。空のみなさん都合がつけば行ってください。

劇研「空」は過去何回も「ふれあいホール」で劇を上演しました。昨年の8月は「石見銀山歴史ものがたり」を瓶陵会総会記念行事で上演しました。照明、音響のスタッフのみんさんにはいつもお世話になっています。いい舞台になるように創意工夫を発揮して演出に最大限協力していただき感謝しています。

時間があったら足を運んでください。

H28,3/13 川本で「邑智の地芝居」15周年記念大会

2016年3月13日(日)、川本町で今年も地芝居大会が開かれます。15周年になるんですね。高原の「星が丘一座」、美郷町の「吾郷清吾会」、川本の「劇団かわもと塾」が時代劇を上演します。「日貫劇団」と「山ゆり会」は舞踊を披露します。
DSC07110劇研「空」のメンバーも依頼を受けて今年も「劇団かわもと塾」が上演する『水戸黄門』に出演します。上演はトップで10時からだそうです。
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上の演目発表は順不同です。地芝居が石見地方に残っているのは貴重です。早春の一日、観客と一体になったなつかしい地芝居を観に出かけてみてください。

H28 講談「はだしのゲン」(神田香織さん)熱演

2016年2月8日、神田香織さんの講談がありました。大田市民会館中ホールは200人以上の人たちで満員、立っている人もいました。約2時間の一人舞台ですが、さすがはプロ、若々しい姿と緩急のあるキリッとした語り口は美事で、惹き付けられました。
DSC07109前半の導入で、何故講談を始めるようになったかを絡めながら、講談の歴史などを紹介をされたのもとても参考になりました。「はだしのゲン」を講談で語り始めた動機にも大きな出会いと体験があり、それが裏打ちとなっていて講談の感動を深くしと思いました。

神田さんは福原美佳さんのお師匠さんです。青年劇場にいながら数年習いに通ったと言っていました。

昨年8月、サンレディ大田で、劇研「空」は福原美佳さん(大田高卒)と「石見銀山歴史ものがたり」で共演しました。美佳さんは講談ができるので、台本も講談と語りを中心にして構成。福原さんは美事に演じてくれました。神田さんに美佳さんのことをひとこと言おうかと思いましたが、終演後はサインで忙しそうでしたので余計なことは言わず無言で通り過ぎました。この公演の主催は「平和フォーラム大田地区結成準備会」。最後に力強い挨拶がありました。

H28 「ふるさと教育実践交流会」(お知らせです)

1月24日(日)13:30~16:00、大田市民センター4階集会室で表題の会が開かれます。タイトルは「ふるさと大田を伝えよう」。ふるさと教育とは?各地域の実践例などが報告されます。講師は島根大学教授、仲野 寛先生。対象者は:社会教育関係者、学校関係者、ふるさと教育指導者、そして二重アンダーラインを引いて、ふるさと教育に関心のある方なだどなたでも!とあります。「空」のみなさん、都合がつけば参加しませぬか。きっと参考になります。
DSC07073劇研「空」は今までに、朗読劇や音楽と朗読、詩の朗読指導などで小中学校へ出向いたことが5回くらいあります。そのうちの一回は次世代育成事業で、島根演劇ネットを通して事業計画をだして青原小学校で実施しました。青少年への芸術文化教育はとても重要です。現場ではどの様なことが行われているのか。それを知るいい機会だと思います。現場の実情、先生方の考え、問題点、今後のあり方などを十分知り、何を、どのように指導するかを考える参考にしたいと思います。

18日が締め切りとなっていますが、当日でも可能だといわれました。

H28 第7回「私の町の新春コンサート」 サンレディ大田で

2016/01/10、大田市出身の若い音楽家13人のフレッシュな新春コンサートがサンレディ大田で開かれました。10人は音楽大学や高校に在学中、3人は音楽大学を卒業して演奏や指導者として活躍中です。大田市音楽協会の主催ですが、若い音楽家に地元で発表の場を提供し励ましていこうという思いが伝わってきました。
DSC07071開演前に、音楽協会の大沢さんが挨拶をされました。その中で、石見銀山世界遺産登録10周年に向けて、大屋神楽とオペラのコラボ舞台を計画中で、男性オペラユニット・LEGENDの吉田さんに脚本を依頼しているとのことです。4月から公募する予定だそうです。10周年だから強力なバックアップもあるのでしょう。

大沢さんによれば、大田市音楽協会の会員は約170人だそうです。うらやましい!大田でも音楽分野では多くの有力な指導者やそれに続く人たちもたくさんおられます。演劇などとはツキとスッポン。このコンサートもほぼ満員でした。

演奏は一部、二部に分かれていました。どんな人たちが演奏したのかいろいろなことを配慮してパンフレットから「遠い風景」として紹介させていただきます。

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舞台写真は演奏の妨げになるので禁止、というアナウンスがありましたので、終わった後の拍手の中での「お礼のあいさつ」ならいいだろうと勝手に解釈してパチリ!これも「遠い風景」です。やっぱり小さな遠景写真でも、文字だけよりは舞台の雰囲気がよく伝わります。みなさん爽やかでcostumeもとても魅力的で素敵な演奏でした。

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13人が次々と登場して演奏する発表会形式でしたが、一組でも二組でもアンサンブル形式の演奏が間にあれば、全体の構成に変化が生まれ単調さが救われたかもしれません。(スッポンの川底でのヒトリゴト。「ダマレ!スッポン!」)新春コンサートは初めて行きましたが、若手音楽家に発表の場を提供し大きく羽ばたいてもらおう、という主催者の気持ちがぼくには十分伝わってきました。みなさん、おつかれさまでした。

(劇研「空」のこのブログは地域の文化活動を広く紹介することも目標にしています。配慮しているつもりですが、なにかあればおしらせください対応します)

H27 「お芋博覧会」で「いもだいかん」紙芝居

2015/12/6,大田市民会館で恒例の「お芋博覧会」がありました。面白い名前ですね。どんなことをする博覧会?

享保16年(1731)石見銀山代官・井戸平左衛門が大森銀山へ着任した時は飢饉の最中で、平左衛門は幕府の米倉を開いたり税を減免して庶民を助けました。さらに薩摩から芋を取り寄せて栽培させ、それが広まって石見では飢饉のとき餓死する者がいなかったといわれています。それにちなんで、サツマイモの栽培をPRし料理などでの活用を促進し町つくりに役立てようとして始まったものです。主催は中央ブロックまちづくり委員会、お芋開発プロジェクト実行委員会です。

「地域間・世代間交流」「地域おこし(活性化)」「次世代を担う地域リーダーの育成」「地域文化の伝承」を目的として開催するとチラシにあります。共催は「大田・川合・久利・大屋まちつくりセンター」、中央公民館、大田市地域振興課、大田市社会教育課。中ホールでは最初に石見神楽がありました。
DSC07026昨年,協力依頼があり、劇研「空」は参加して、詩「江戸から来た人」を朗読しました。今年は、大田市少年少女合唱団が創作曲3曲(伊藤裕子、大畑世利子、作詞作曲)を歌い、劇研空は中央公民館が作成した紙芝居「いもだいかん」を潤色して3人で朗読し、プロジェクターで絵を投影しました。短時間でしたが好評だったようです。
H27 中ホールで発表風花のみなさんも歌と踊りを披露されました。今年の夏には発表会を予定しているそうです。DSC07025

毎年このような催しが計画されていますので、どんな形で協力するか考えないといけませんね。吉川さん、田中さん、松本さん、すはまさん、おつかれさまでした。参加されたみなさんおつかれさまでした。

12/13 大田市民会館で X’mas コンサート

平成27年も残り少なくなってきました。今年もクリスマスコンサートが市民会館で開催されます。トップを切って、大田市少年少女合唱団と劇研「空」が舞台を飾ります。時間は10分。テーマは芋代官。なんで?
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実は6日には「お芋博覧会」が開催され、中ホールで10時30分から石見神楽、11:30少年少女合唱団と劇研「空」のコラボが行われます。合唱団はオリジナル曲「ありがとう芋代官」(伊藤裕子作詞・作曲)など3曲を歌い、劇研空は紙芝居「いもだいかん」を3人で朗読します。12枚の絵はプロジェクターで大きく投影します。この紙芝居は中央公民館やまちづくり委員会が作成されたものですが、劇研「空」が少し潤色して朗読します。
DSC07019楽しい歌がたくさんあります。どうぞおいでください。空のみなさん、次のような時程で行われますので、よろしくお願いします。

12日、18:00~18:40 ステージ練習
13日、11:00~11:20 リハーサル
13日、14:00~14:10 本番

※12日は13:30~浜田で石見演劇フェスタの準備会があります。
※13日は13:30~松江で県民文化祭文芸作品表彰式があります。