R2,新企画「令和に新たに拓く石見のステージ」(事業案)

3月初旬、石央文化ホールから文書がきました。表題の準備会を4月18日に開催したい、という案内です。新型コロナ拡大中で中止になりましたが、改めて、具体的な文書がきました。5月末に会を開きたいということと、2月7日の公演に参加有無のアンケート調査用紙が同封してありました。

平成24年から29年まで「石見演劇フェスティバル」として8団体くらいが参加して盛大に開催され,「空」も参加してきましたが、昨年度は浜田開府400年記念演劇が上演され、中断された形になっていました。ある意味では、その復活ともいえます。実行委員会案は、12団体8個人で構成されています。

さてさて、「空」はどうしますか。劇研「空」がスタートしたのは、平成12年(2000)。ということはjust twenty years old。劇の初演は『素敵な家族』(洲浜作)「あすてらす」の舞台でした。みんな若く新緑のように燃えていました。

初演後の記念すべき唯一の写真です。みんないい顔!はるか遠くへ行ってもう会えない人、故郷を離れた人、どうしているか分からない人、多忙を極めている人・・。単独ではできないので、例のごとく「○○○○人、この指止まれ!」でやるとどうかな。止まる鳥は4羽か5羽かな。「劇団」ではなく、「劇研」としたのは、大学にも同じ名前の素敵な劇団があったのもヒントになったけど、「劇の研究」(創作、劇評など)なら2,3人になってもできる、と終末を考えて命名したのですが、演劇団体を持続するのは、困難が多い。

さてさて、コロナコロナで、ネコロガッテいてもエネルギーはしぼんでいくだけです。いい案があれば、検討したいものです。

目下、感染者は鳥取3、島根は24人。岩手ゼロ(すごいね!なんで?)災害や大事件、大事故が発生した時、プライバシイの問題が浮上し、難しい時代になりました。しかし、感染源をしっかり確認することは最も重要です。そういう意味で、松江で最初の感染者、そして居酒屋経営者の勇気ある公表には感謝しなければなりません。これこそ、みんなのための真の勇気です。県は感染経路を把握しているので、効果的な対策ができます。こういう時、行政の見識、力量が問われます。
(ブログ 劇研「空」お知らせ 地域情報 演劇だより 20200506洲浜)

R2、雲南市民演劇『花みちみちて街』にヤマちゃん

ええ?これだれ?いい男だけど・・・ええ!ヤマちゃん!? 2月26日の新聞をめくっていて飛び込んできた写真。やっぱりそうだ。わが劇研「空」の山本くんと脚本、演出の亀尾さんでした。練習は順調に進んでいるようです。

公演は3月28日(18時~),29日(11時~と15時~2回上演)雲南市木次町のチェリヴァホール。前売券は一般2000円、大学高校は1000円です。

「桜で飯が食えるか!」と怒鳴りつける頑固職員役だそうですが、
今回は台詞も多いので実力発揮!本番を楽しみに生きていきます。
(ブログ stagebox  劇研「空」地域情報 演劇だより 20200227すはま)

R1,石見銀山テレビで『琴の鳴る浜』放映(6/15,16)

3月10日、大田市民会館で上演された創作音楽劇『琴の鳴る浜』が銀テレで15,16日の夜8時から放映されます。待っておられた人も多いことと思いますので、お知らせします。この公演は石見銀山テレビ開局10周年記念として、銀テレからも絶大な支援を頂き、DVDも作成していただきました。

DVDができた、という話をしたら、ある人は「都会へ出ている子供や知人へ送りたいので3本欲しい」と言われました。確かに、ふるさとを離れて何年もたった人には、絶好の贈り物かもしれませんね。同じ音楽劇でも前回は劇として演出しましたが、今回はかなりミュージカル風の演出になっています。それぞれ特徴がありますが、その違いも味わってみてください。
(ブログ Stagebox 劇研「空」お知らせ、地域情報 20190615suhama)

R1,益田で こまつ座『化粧二題』公演(6/23)

6月23日15時から益田市グラントワで、こまつ座128回公演があります。井上ひさし作、鵜山仁演出。俳優は内野聖陽さん、有森也実さんの二人ですが、一人芝居です。グラントワから劇研「空」へチラシの案内がきましたので紹介します。行きたいねえ~。

H31 音楽劇『琴の鳴る浜』初の荒通し稽古(1/13)

新年になって初めての稽古が1月11~13日、大田市民会館大ホールの舞台で行われました。13日(日)には、音楽の生演奏(琴、尺八、びわ、バイオリン、チェロ、ピアノ、ギター、シンセサイザー)で、東京から来られた演出家・三浦さんの指導のもとに合唱や演技の荒通し稽古が行われました。
風邪や仕事などで来られない人もありましたが代役で、1時間47分(だったかな?)の荒通しは無事終わりました。あと2ヶ月半ありますが、この時期にここまで進んでいれば見通しはgoo(dは無声化)ですね。子供たちは完全にセリフを覚えていて、三浦さんも感心しておられました。台詞が入っているので動きがとても自由で自然でした。
音楽は24曲(だったかな?)もあり、舞台の動きに合わせて演奏しなければいけないので、大変だろうな、とおもいましたが、すべて長坂先生の作曲。素晴らしいメロディーで、胸が熱くなるときもありました。そのうちPRも兼ねて、人麻呂の歌を一曲動画で紹介するかも。「この中にプロの松浦さんが入って演技し歌われると、豊潤で感動的な舞台になりますね」と三浦さんへ言いました。三浦さんは、「いろいろ注文を出しても、みんな前向きに受け止め工夫してくださるので、それがとてもうれしい」と言われました。確かにそうですね。言われた通りに演技するのではなく、その人の内面から出てくる創意工夫がないと人物は活きてきません。三浦さんの言葉は、とてもうれしい言葉でした。
前回2度の公演のときは、いろいろな条件があり、劇中心の音楽劇でしたが、今回は、ソプラノ歌手・松浦麗さんが主役として参加されるので、かなりミュージカルの要素を取り入れた舞台になります。

上の花の写真は「琴の鳴る浜」と何の関係もありませぬ。遠景舞台写真1枚では淋しいので庭の花を移し(写し?)ただけです。
(ブログ 劇研「空」 お知らせ 地域情報 活動報告 20190117すはま)

H31 「琴の鳴る浜」チケット販売、練習予定(1月~本番)

音楽劇「琴の鳴る浜」は、11月11日に結団式を終え、金、土、日を中心に練習を重ねてきました。大田市内のあちこちにチラシが置いてあり、ポスターも完成しました。12月中旬からチケットの販売も開始。チラシを郵送してPRしていますが、チケットが欲しいという人が市内や県外からもTELがあります。連絡していただくと、郵送します。代金は当日窓口払い、という方法もあります。一回限りの公演ですから、好評につき完売!という事態も考えられます(オドシサクセン?)
次の写真は、結団式後の練習風景です。結団式には、佐藤万里さん、三浦克也さん、主役・琴姫役のソプラノ歌手・松浦麗さん、作曲、演奏、指揮の長坂行博さん、原作台本と作詞の洲浜昌三も出席して、挨拶をしました。
1月から3月の本番までの練習予定をお知らせしておきます。

音楽劇 「琴の鳴る浜」1月~3月の稽古予定
1月
1/11(金)19時~21時 大ホール(役者)
1/12(土) 9時~21時 大ホール(役者)
1/13(日)9時~16時 大ホール(全員)
1/18(金)19時~21時 市民センター(役者)
1/19(土)19時~21時 市民センター(役者)
1/13(日)9時~16時 大ホール(全員)
1/26(土)19時~21時 大ホール(役者)

2/1(金)19時~21時 大ホール(役者)
2/2(土)19時~21時 大ホール(全員)
2/3(日)19時~21時 大ホール(全員)
2/11(月)10時~17時 大ホール(全員)
2/15(金) 9時~21時 大ホール(全員)
2/16(土)10時~21時 大ホール(全員)通し稽古
2/17(日)10時~16時 大ホール(役者)リハーサル(交流会)
2/21(木)1 9時~21時 大ホール(役者)
2/26(火)大ホール舞台準備
2/27(水)19時~21時 大ホール(役者)

3/1(金) 19時~21時 大ホール(全員)
3/2(土)10時~21時 大ホール(全員)リハーサル
3/3(日)10時~16時 大ホール(全員)リハーサル
3/4(月) 大ホール
3/5(火)19時~22時 大ホール(役者)
3/6(水)19時~21時 大ホール(全員)
3/8(金) 9時~21時 大ホール(全員)
3/9(土)10時~21時 大ホール(全員)通しリハーサル
3/10(日)本番!開場14:30  開演15:00

劇研「空」は、吉川礼子、松本由香里が舞台に立ちます。松本、山本は実行委員です。洲浜は今回無役ですが、裏の裏役としてPRとチケット販売に協力します。チケットが欲しい人は、空のメンバーも販売しています。どうぞ声をかけてください。
(ブログ 劇研空 お知らせ 活動報告 20190111すはま) 

 

H30,音楽劇「琴の鳴る浜」出演者募集〆切(7,31)

鳴き砂で有名な大田市仁摩町馬路の琴が浜が、平成29年10月に国の天然記念物に指定されました。これを記念して、音楽劇「琴の鳴る浜」を再再演することになり、実行委員会ではチラシを市内回覧や新聞折り込み等でPRしてきました。参加募集〆切は7月末、あと数日です。
かなり希望者は集まっているようですが、募集定員約70名(大人50人、子供20人)にはもう少しのようです。

この音楽劇は平成22年3月に大田市民会館で初演。大変好評でしたので翌年3月に再演。更に市民会館主催で、脚本に少し手入れして朗読音楽劇として旧馬路小学校体育館で、その年の10月に上演しました。

今回の公演は以前と違うのか、という質問をよく受けますので、違いを紹介しておきます。大きな違いは東京から3人のプロが脚色、演出、主演として参加されることです。チラシにもありますように原作は洲浜昌三ですが、脚色は佐藤万里さん、演出は三浦克也さん、主演は仁摩町出身で、オペラ「石見銀山」にも出演された松浦 麗さんです。佐藤さんと三浦さんは大田市のミュージカル「風花」で長い間指導して来られましたので、ご存知の方も多いことでしょう。プロの指導を受け、プロのソプラノ歌手と共演できるのですから、滅多にないチャンスです。興味のある人は、チラシの裏にある「参加申し込み書」に記載して市民会館まで申し込んでください。

パソコンで検索して、以前に書いた「琴の鳴る浜」を読む人が増えましたので、平成31年版「琴の鳴る浜」について紹介しました。参考までに前回のone sceneを写真で紹介します。この時の小学生のみなさんは、高校生?大学生かな。お琴さんは大阪で二児の母。懐かしい舞台の風景が次々と浮かんできます。

地域の伝説は、素敵な音楽や劇、小説、詩、舞踊に昇華することがあります。宝の種です。今回の取り組みが、更に地域の芸術文化の豊かさに貢献することを信じて応援したいものです。
劇研「空」は、前回までは演出、役者などで劇部分の中心を担いましたが、今回はまだ未定です。8月になったら実行委員会で具体的になっていくことでしょう。
(ブログ 劇研「空」 お知らせ、地域情報 すはま)

H30,6 「㏠限りの相生座」公演、成功裏に終わる

 

2018,6,23、 サンレディ大田で「㏠限りの相生座」公演が無事終了しました。当日券もなくなり、臨時の客席を用意しましたが、立ち見の人もあり、ホールは満員になりました。ロビーには昔の大田や相生座の写真、年表も掲示。懐かしそうに語り合いながら見ておられました。当日の写真は一部しかありませんが、簡単に紹介します。
実行委員長・和田由美子さんの挨拶に続いて、相生座の歴史を写真を投影しながら劇研「空」の山本さん、松本さんが掛合で紹介しました。
アナウンスは劇研「空」の田中和子、吉川礼子さん。特別ゲストとしてプロの松尾崇さんのトランぺット演奏。松尾さんは、大正2年に相生座を創設された杉岡福三郎さんのお孫さん。数ヶ月前に分かったという不思議な因縁です。民謡「要の会」の安来節、毛利敏則さんのハーモニカで懐かしい「カチューシャの歌」「赤城の子守歌」「宵待ち草」を楽しみました。華やかな舞台を写真でどうぞ。「幹舞s」の「元禄花の兄弟」変化に富んだストリーのある生き生きとした舞台で大いに楽しみました。大田小唄保存会のみなさんの踊りです。幻の5番が見つかったとか。今後大いに歌い踊ってほしいとのことでした。衣装も目を引きます。
美郷吾郷清吾会の地芝居「へちまの花」です。大いに笑わせ、後半では涙を流させる。地芝居ならではの義理人情の世界。笑いや拍手、掛け声も飛び、お客さんを感動させました。石見には地芝居の伝統が今も息づいていて、地芝居の劇団が数団体あります。貴重ですね。日本ではほとんどなくなった節劇もあります。
フィナーレで出演団体を紹介する劇研「空」、カンカン帽子の松本さん。アンケートもたくさん書いていただき、とても好評でした。当時の舞台そのものではありませんが、当時の舞台を懐かしく回想できるような舞台でした。「とても感激したよ」と帰り際に言われたお客さんもありました。

下のコピーは翌日の山陰中央新報です。読みたい人は買って読むか図書館でどうぞ。当初から3回大きく取り上げていただき、お陰様で遠隔地からの貴重な情報も寄せられました。高齢者の中には、相生座が大田の文化や娯楽の中心として存在した懐かし思い出を持っておられる人がたくさんおられます。
今回の企画が、一種の余芸大会にならないように、企画には気を使いました。実行委員長が最後に挨拶された言葉の中に、次のような一節があります。「先輩たちが活き活きと力強く生きて来られ、残してくださった功績を、今を生きる私たちは語り継いでいかねばなりません。私達から次の世代へとバトンを繋いでいきたいと思います」

この言葉のように、何かのきっかけ、刺激になればいいですね。ご来場ありがとうございました。みなさん、おつかれさまでした。
(ブログ 劇研「空」 地域情報 「空」活動報告 すはま)

H30 大田市の文化活動 芝居小屋「相生座関連」年表

 

「一日限りの相生座」は6月23日(土)13:30~サンレディ大田で行われます。舞台発表と同時に、実行委員会では相生座の歴史を記録に残すために、写真を捜し、新聞や本で調べ、聞き取り等して資料を集めてきました。まだまだ不十分で不正確なところがたくさんありますが、一応年表を作ってみました。これを見て間違いを教えていただいたり、新たな資料を持っておられる人の協力をいただければ、と思います。
上の写真は『雪女風土記』の上演ですが、年月日、上演場所が分かりません。上演後に写した写真です。写真は近所の松原政子さんから借用したものです。松原さんは長い間、日本舞踊を踊ってこられました。衣装がたくさん保存してあり、踊り方の書付ノートも数冊、昔のレコードもたくさんあるそうです。「捨てないでくださいよ」と娘さんに言っていますが、残念ながら、保存場所がありませぬ。今回の地震で古いものは次々と処分されているそうですが、貴重な文書などもきっと捨てられていることでしょう。モッタイナイ。ドコカホゾンバショハナイカ。
相生座でもこのような股旅物の踊りが上演されたことでしょう。松原さんは、相生座を管理していた「だるま劇団」から、入団の誘いを受けたそうです。劇団からカツラを貰われたそうです。(現在ワガヤで預かっています。)

では、相生座に関連する年表をPDFで紹介します。明治6年に大田南村、岡ノ前に天神劇場があった、とあります。へえ~!、その資料などが出てくればサイコー!ですけどね。

H30,6 年表 縦書6P 大田市の文化活動 芝居小屋「 相生座関連」年表jtd

H30,5 益田市グラントワで「ますだ演劇祭」開催(5.20)

初の「ますだ演劇祭」が5月20(日)グラントワで開かれます。出演は、浜田高演劇部、シニア劇団石見国びき18座、明誠高演劇部、市民演劇集団ドリームカンパニー。特別ゲスト出演として雲南市の西藤将人さんが1人芝居を演じられます。チラシ、ポスターが届きましたので紹介します。演目は書いてありません。

この実行委員会は、石見芸術劇場「グラントワ」が主催した舞台美術講習に参加した人たちが、劇の公演もしたいということで発足したそうです。益田には演劇集団「ドリームカンパニー」があり、堅実な活動を続けていました。先の島根演劇コンクールでは、スタッフ賞、主演男優賞、特別審査女優賞を受賞し大いに気を吐きました。さらに数年前から明誠高校演劇部が意欲的な活動を続けています。そういう動きがグラントワの理解や支援を受けて今回の演劇祭になったのでしょう。それぞれ特徴がある演劇団体です。どんな舞台が観られるか楽しみです。(ブログ 劇研「空」お知らせ 地域情報 すはま)