大田市静間で佐藤洋二郎氏の講演をきく

佐藤洋二郎氏
 平成18年7月9日、静間町公民館で「静之窟フォーラム」があり、大田市出身の佐藤洋二郎さんが「神話に育まれたふるさと大田」という題で講演されました。佐藤さんには「沈黙の神々」(松柏社)という本があり全国の神社を巡ってその由来や神話との関係を洞察し自由に論じたエッセイがあり、それを読むと神話や言葉の歴史や背景にとても精通しておられるのが分かります。大田の静之窟(しずのいわや)はその本の冒頭に書かれ、出雲神話との関係で独創的な説を書いておられます。

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身近な自然に目を向けよう

 そろそろホタルの時期になりましたね。各地でホタル祭りをしたり、テレビでもホタルの大乱舞を目にします。
 私もこのところ三瓶山の方や、ホタルが出るというポイントをうろついてはホタルを探していました。
 

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石見銀山に過去最高の観光客・春近し三瓶山

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平成18年5月4日、来客を連れて大森へ行きました。なんと駐車場は全て満杯。1キロくらい離れたふれあいの森公園へ行くとそこも満杯。遠く離れた大田第三中学校へ行けという指示。そこからシャトルバスに乗って大森の町へ。この日は過去最高の1万人の来訪者だという。来年夏に迫る世界遺産登録の効果です。

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松本一直氏講演「吉永藩は地域の何を残したか」

松本一直氏講演
 第53回「未来塾」講演会へ行ってきました。松本さんは現在は出雲市知井宮にお住まいですが、大田市の出身で、写真家でもあり郷土史研究家でもあります。大田の吉永藩(1万石)は江戸の初期(寛永20年)に会津藩(40万石)から加藤明友が来てから始まったのです。39年間大田にいて滋賀県の水口藩(2万石)へ移っています。研究が不十分なことが多く、とても興味がある郷土の研究課題です。松本さんは加藤氏の徳川幕府の要人(保科正之など)や会津藩のこと、大田市の治水工事のこと、殖産振興策など加藤しが大田に残した実績を具体的に語られました。写真のプロだけにパソコンの映像を使って説得力のある話しでした。大森銀山の研究はかなり進んでいますが、江戸初期に同時に存在した吉永藩についてはほとんどわかっていません。しかし松本さんによれば、大森代官は200石で吉永藩は1万石。格が違うそうですし、吉永藩は多くの人材を会津から連れてきて地域に貢献するとともに、大森銀山にも援助しているそうです。

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大田市文化協会 組曲「石見銀山」をCDに

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2005年3月、大田市文化協会設立30周年記念で音楽舞踏史劇「鶴」を市民会館で上演しました。100名近い協力者によって実現した舞台で、1300席の市民会館は満員の盛況でした。劇中で5曲のオリジナルの歌
が(大畑世利子作曲、洲浜昌三作詞)コーラスでが歌われました。それらをCDにしたものです。

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大田名画シアター20周年記念トーク

大田名画シアター20周年トーク
20周年記念で上映された映画は井筒監督の最新作「バッチギ」で、市民会館に約80人、というのは寂しい限りでしたが、とてもいい映画でした。映画が終わって大田市文化協会会長の勝部さんと文化庁芸術文化調査官の佐伯さんとのトークが行われました。コーヒーを飲みながら、楽しい話しを聞きました。

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春のち冬

さくら1さくら2
一昨日は温かかったですね。春一番が吹き、黄砂が初観測されました。
ジャンバーも着ずに散歩に出たりして、まさに春到来といった一日でした。
昨日は雨が降り、少し肌寒かったですね。三寒四温といいますから、これも春への第一歩でしょう。

しかし今朝は、…雪が積もっています。
ちょっと差が激しいですね。みなさま体調を崩さないようにお気をつけください。

写真は昨日撮影したさくらです。どちらも満開ですが、どうもサクラでも種類が違うようですね。
ソメイヨシノはまだまだ咲く気配がありません。

ところで、土曜日放送された田舎に泊まろうは見ましたか?
堀越のりが大森の中田鮮魚(ごまどうふ屋といったほうが判りやすいですかね)に泊まりました。
でもあまり大森の町並みは写らなかったような。ビデオでもう一度見てみようかな…。
本人は島根県大森市に泊まったと思っている様子です。

春近し

今日近所の桜が少し咲いているのを見つけました。
他の桜はまだまだつぼみが堅く、咲く気配はありませんが、その桜は陽当たりの良い斜面にあるので、一足はやく春が来たのでしょう。
先週も雪が降りましたし、まだまだ朝は冷え込みます。本格的な春の到来が待ちどおしいですね。