大田市民会館の今年度の文化行事を掲載したチラシは既に配付されていますが、裏面に「地域ステージ」の6つの公演が載っています。すでに終了した公演もあります。劇研「空」は、コロナ禍のため活動を延期していましたが、6月からスタートします。先ず、チラシの「地域ステージ」をご覧ください。
カルチャー教室「朗読で楽しむ郷土の作品」の予定です。月に2回実施します。月の最初は、主として朗読劇「あの夏校舎は原爆病院だった」を中心に行います。月の後半では、各自が読みたいものを持参して(約10分以内)朗読してもOKです。更に郷土の作品をプリントして持参しますので、それを輪読します。随筆、歴史文献、小説、民話、詩など、郷土の作品でなくてもOKです。場所は市民会館会議室、19時30分~21時、開催日は水曜日で次の通りです。
6/8, 6/22, 7/6, 7/20. 8/3, 8/24, 9/7, 9/21, 9/30(リハ)
10月1日は第11回朗読を楽しむ」の発表会です。
コロナ禍で2回延期しましたが、今度は無観客でもやります。第一部は自由参加です。1昨年は、講談、難波利三さんのエッセイ、詩の朗読、自作品の朗読など予定していました。再スタートです。目下、ギターで創作曲を歌いたいという希望が出ています。どうぞ、気楽に参加してください。創作大大大歓迎です。チラシを作るために〆切を7月10日にします。郷土から生まれる創作をみんなで応援し楽しみましょう。
(ブログ:劇研「空」 お知らせ 地域情報 劇研「空」活動報告 20220431洲浜)
カテゴリー: 劇研『空』だより
R2,今年もよろしくお願いします(劇研「空」
2020年1月6日、穏やかな新年です。こんなに暖かくて雪が降らないと、夏が思いやられます。考えてみれば(考えなくても)劇研「空」が発足したのは、平成12年6月でした。20年になるんですね。当初は頑張って意欲的に創作劇を上演しました。プロデュース、創作、練習場所確保、練習、演出、チケット販売…大変でした。
平成13年「あすてらす」で創作『素敵な家族』、大森で詩の朗読と創作民話劇『出口がない』
平成15年大田市民会館で『星空の卒業式ーあの夏 校舎は原爆病院だったー』
平成16年サンレディ大田で創作劇『サクラさんの故郷』
平成17年大田市民会館で大田市文化協会30周年を記念して創作を依頼され、舞踏劇『鶴』を上演。
平成22,23年、市民会館で創作音楽劇『琴の鳴る浜』を二度上演、馬路小学校体育館でも朗読劇として上演しました。
『石見銀山歴史物語』や『石見銀山旅日記』なども瓶陵会総会や、浜田の石央ホール、台本を少し変えながら、あちこちで上演しました。
その後も、創作朗読劇や名作、古典、詩の朗読を毎年つづけてきましたが、「空」独自の本格的な劇は上演していません。場所、時間、経費、人材、等々困難なことも多く、朗読というやりやすい形式に安住してきました。
写真は昨年市民会館で公演した第10回「朗読を楽しむ」の中の朗読劇『長州軍侵攻と石見銀山最後の代官』の場面です。
さて、今年はどうするか。毎月市民会館で開催している「朗読講座」では、僕が朗読教材を選び印刷して持参していましたが、今年から各自が朗読したいものを選んで朗読する、ということになりそうです。時間は夜7時半からでしたが、高齢者は大変です。昼は若い人は無理だし、難しいですね。
目下決定していることがあります。先日、静間公民館から講演依頼があり出かけました。いろいろ話し合った結果、僕の講演ではなく、劇研「空」の『長州軍侵攻~」を朗読することを提案しました。大歓迎でした。詩や短歌の朗読も考えています。特に静間出身の作品も取り上げる予定です。2月11日です。そのつもりでいてください。
みなさん、今年もよろしくお願いします。
(ブログ劇研「空」活動報告、お知らせ、演劇だより、20200106 すはま)
R1,第2回「朗読で楽しむ郷土の作品」(6/12)
予定通り12日(水)19:30~21:00大田市民会館会議室で行います。テキストは「ヘルン先生」「ひろがるカライモ」です。1983年歴史教育者協議会が岩崎書店から発行した『おはなし歴史風土記』の島根篇です。
島根のキャリアのある歴史の先生8名(荒木、池田、池橋、大西、小林、野津、東森、藤沢)が編集者です。歴史的に事実やポイントをしっかり押さえ、しかも物語として面白く読めるようによく考えて作られた短編です。参加予定者には送りました。それ以外の人には当日お渡しします。
26日には、「乙女峠のクリスチャン」と小林俊二先生の「去就や如何せん」(石見銀山最後の代官・鍋田三郎右衛門、「島根文芸」入選作品より)を予定しています。
(ブログ 劇研「空」stagebox お知らせ 20190611すはま)
アのある先生
H28,6 劇研「空」会報18号できました
やっとこさどっこいしょで、待望の(誰が?)劇研「空」会報18号が完成しました。充実した中味の濃い冊子です(自分でいうな!)。22ページも(?)あります。平成27年度の記録集です。表紙の遠景写真です。
表紙の囲に何か字のようなものがありますね。目次? That’s right!
◇ 7/04 第6回「朗読を楽しむ」(市民会館中ホール)
◇ 8/14 創作劇「石見銀山歴史ものがたり」(サンレディ大田) 青年劇場女俳優 福原美佳特別出演
◇ 8/30 天領さん祭りに参加、語り、口上、瓦版売り(大森町)
◇ 9/22 谷川俊太郎氏と対談、詩朗読 しまね文芸フェスタ (島根県民会館)
◇ 10/24 朗読劇「吉川経家最後の手紙」 吉川全国交流会、(温泉津)
◇ 12/06 朗読「いもだいかん」 おいも博覧会 (大田市民会館)
6,7ページの風景です。あれ?あれは、タニ、タニ?まさか、unbilievable!
16,17ページはこんな眺め。あれ、青年劇場女優の福原美佳さん?Why?
最後に、編集後記の一部を。「空の未来は明るいか、暗いか。What’s your answer? 夏に向かうので、明るい? 無理をせず身の丈に合った活動をと考えてきましたが、16年やってきて、丈も短くなってきました。増えずに減る大田の現実。考えさせられることが多々あります。『地元に発表の場がある喜び』を消さないように、もうすこし頑張りましょう。会報は記録用ですがPR用にも使ってください」(20160612 洲浜)
H28 第1回「石見演劇フェスタ」実行委員会(報告)
4/23(土)浜田の石央文化ホールで実行委員会が開かれました。竹中館長挨拶、出席者(15名)自己紹介、役員について、各団体の出演確認、予算案、上演日程などが話し合われました。
上演予定日は平成29年2月4日(土)です。
出演予定は(現時点の未定も含め)次の9団体です。NPO創作てんからっと、劇研「空」、石見くにびき18座、山陰久佐松竹座、ドリームカンパニー、劇団かわもと塾、明誠校校演劇部、浜田高校演劇部、劇団ユニット演戯人。
今回はウラジオストクの芸術大学から参加がある予定です。昨年浜田の「創作てんからっと」がウラジオストクへ行き、プーシキン劇場で上演しました。島村抱月の劇団「芸術座」のロシア公演100年を記念した演劇の交流で、チェーホフの『結婚の申し込み』等を上演しました。岩町先生の話では、その時に大学の教授と懇談し、演劇の交 流の話しがあり、今回実現する可能性が出てきたのです。おもしろそうですね。
左の切り抜きは昨年9月21日に山陰中央新報に掲載された記事です。遠景写真にしていますから字は読めません。読みたい人は新聞を購入してください。(え?まだ売ってる?)または、図書館で読んでください。
第2回実行委員会は8月27日です。脚本も提出することになっています。
H27 第6回「朗読を楽しむ」 7/4 参加希望について
今年も大田市民会館の中ホールで「朗読を楽しむ」を開きます。7月4日(土)14時から予定しています。タイトルどおり、朗読する者も聞く者も、お互いに楽しむ会です。気軽に参加してください。大田市民会館のチラシを紹介しましょう。
「朗読は自由参加です(4月末〆切)。ぜひご参加ください」と書かれています。このことについて具体的に説明します。
主催は劇研「空」。昨年は特集として「まど みちお」の詩や歌を取り上げました。今回は「谷川俊太郎の詩、童話」を特集にします。多様な詩や童話などがあり現在作品を選考しながら練習中です。朗読参加希望者は、作品名とともに、4月末日までに劇研「空」までお知らせください。
1.朗読時間は5,6分。それより長い作品のときはご相談ください。
2.朗読する内容は特に問いませんが、次のような作品を優先します。
地域のことを素材にした民話や記録、詩、随筆、文学作品。創作作品は 大歓迎。感動した作品。谷川俊太郎の詩や童話、歌、演奏など。
作品は昨年同様、冊子にします。会場費、冊子作成費、作品使用料など経費がかかりますので、朗読参加者もお客様と同じく500円参加料を負担してください。空のメンバーも、もちろんスハマクンも例外ではありませぬ。みな平等です。
昨年の第5回「朗読を楽しむ」の内容と、アンケートのほんの一部を紹介します。
intermission:
(今年も桃の花が満開!きれいだね。かわいいね。気品があるね。日本のお姫さまみたい。ユサちゃん、アカリちゃん、カホちゃん、地球の仲間になった記念に植えたんだよ。)
第5回のアンケートの一部です。ほとんどの皆さんに楽しんでいただき、とてもうれしく思いました。(すべてのアンケートは会報17号に載せています。読みたい人があればお届けします)
・楽しい時間をありがとうございました。発声がすごいです。三月に浜田での公演で「海を越えサヒメの山へ」が見られず、今回みることができました。 (60代男子)
・楽しかったですよ。(80代女)
・画も楽しく拝見しました。石銀の温泉や姫逃池 さひめの話は若干聞いていました。伝承する事が大事と思います。大田の原爆病院のことは、もう少し話があっても良いかも。次にも是非参加します(70代男子)
・舞台のしつらえは良いと思いましたが語り手の服装は、もう少し工夫があっても良かったのでは?とも思いました。想像力かきたてられる豊かなステージでした。心が和みました。平和であることの重みも感じました。(60代女子)
・楽しい一時をありがとうございました。(70代)
・私の知らない話もあり楽しませていただきました。孫達にも読み聞かせたいです。次回楽しみにしています。(60代女子)
今年も有意義な時間にしましょう。ぜひ来てください。
劇研「空」会報16号できました
10/15 石央文化ホール リハ報告
2012年10月15日、劇研「空」の「石見銀山旅日記」リハの日でしたが、みな都合が悪く、一人で行き17時から打ち合わせをしました。照明、音響、舞台と三人のスタッフが待っておられました。主なことをお知らせします。
(石央文化ホールは一階約800席、二階約300席。劇研 空の「石見銀山旅日記」は10月28日14:05分開始の予定。ゲネプロは27日15時から16時の予定です。)
空のみなみなさん、リハーサルといえば、どんなことを考えていましたか。照明、音響、装置も一応準備して劇をやり、位置やタイミングやきっかけ、照明の強弱や位置、角度、色合わせ、音響のきっかけや音量の調整などなど、劇全体のあらゆることを調整し確認する、と思っていませんでしたか。
「劇の稽古」「劇の練習」は役者の台詞や演技が中心で、照明や音響はなくても問題ありませんが、「リハーサル」といえばどうなんでしょう?いままで高校演劇でも、大田市民会館での劇でも「リハーサル」といえば100%音響や照明もつきものでした。そのつもりでガソ切れ寸前のタントさんを吹かして浜田へ行ったのですが、9月23日と同じで、照明の釣り込みはなく打ち合わせと確認だけをしてかえりました。
9月23日に出している照明プランで調光器を操作してもらって客席から見ながら注文を出するつもりでしたが、考え違いでした。話していると「劇の練習をみて照明を考えたい。見ないと分からない」といわれ、アレレレ・・・・。ところ違えば考えもやり方も違うんですね。10団体もありその間に他の催し物もたくさん入っているみたいだから仕方ないか。最後に脚本を見ながら、ここで海の波を、ここで夕焼けを、と説明しましたが、雲や山や波などは実際にやってみないと何ともいえません。
さてさてさて音響、照明、装置については9月23日に行ったとき台本を渡し、説明しておきましたが、結局そのときのことを確認したということです。新しいことはつぎのことです。
ピンスポは益田から一人来てもらうそうですから、エッジをぼかして九郎兵衛や清兵衛の語りの時に当ててもらうことにしました。
雲や山はソースホーを19日ごろ借りるそうなので、27日に実際に見て使うかどうか決めざるをえません。ピンマイクは8本使うことにしました。
27日の「空」に指定されたゲネプロ以外に練習する時間がないかと検討してもらいましたが、浜高が早く終わる予定なので、その後ならOKとのこと。しかし浜高が始まるのは18時です。18時30分くらいまで待ってリハをするかどうか。大田へ帰ると21時過ぎです。
劇や音楽にチケット販売はつきもの。どうして売るか。これがいつも苦痛の種。浜田近辺の知人十数人へチラシとチケットと文章を入れて郵送しておきました。余分が必要ならお知らせ下さい、お送りします、と書いておきましたが、今朝、2枚送ってください、とうれしい手紙。大田の人に浜田の催し物のチケットを売るのはいくらギリガイといっても遠いのでバチガイな感じ。いつものとおりミウチ周辺をギセイにするしかありませぬ。ミゼニをきるのは詩でも小説でも演劇でも当たり前なんですね。
さてさてさてと、あしたは松江で「第3回 島根の文学ありかた研究会」の会議、そして夜は劇の稽古です。最後の追い込みでーーす。ガンバリましょう。
『石見銀山旅日記』 10/28 公演 までの予定
10月になりました。今日は2日。早い早い。Time flies like an arrow. 川合町つくりセンターでの稽古は従来通り水曜日と金曜日ですが、10日はセンターの都合により使用できません。予定は次の通りです。
3,5,12,17,19.24,26、27(浜田でゲネプロ)、28(本番)、15日(月)の夜は石央文化ホールでリハが可能ですが、勤務があり遠いので、すはまくんが都合をつけて照明、音響の打ち合わせに行く予定にしています。では川合の町つくりセンターを紹介します。(では、とはどういうイミだ)
本日、浜田の石見演劇フェスタ事務局からパンフレットの校正のための原稿がメールで届きましたので紹介します。
上の字は小さくて読めませんので、大きくして紹介します。
あらすじ
商売をしながら、名所風俗を絵日記にして出版するため、江戸から大道商人が大森銀山へやって来ます。石見は「山また山の山の中」と小馬鹿にして来ましたが、次々とびっくりすることに出会います。歴史的な事実や記録は重視しながらも、遊び心を生かし、おもしろく石見銀山を紹介するために創った劇です。初代奉行・大久保長安が治めた慶長年間、石見銀山は最盛期でした。「士稼の人数20万、一日米穀を費やすこと1500石余、車馬の往来昼夜を分たず、家は家の上に建て、軒は軒の下に連なり」と『銀山旧記』にはあります。長安が死ぬと墓は暴かれ7人の子供は打ち首に。大道芸人は得意になって長安の最後を語ります。
劇研「空」のプロフィール
劇研「空」は平成12年、大田市で高校演劇経験者を中心に発足しました。現在は日頃の活動に参加できるメンバーを核に、可能な人たちに呼びかけて公演をしています。人数不足の上、体制も不十分、解体の危機を抱えていますが、「地元に発表の場がある喜び」を消さないよう、身の丈に合った活動を考えています。目標は「感動のある舞台の創造」、「地域の歴史・文化の掘り起こしと再創造」。詩の朗読や語りにも挑戦。民話などの作品化、朗読や劇の脚本作りにも挑戦し、群読「石見銀山歴史物語」、朗読劇「スーホーの白い馬」、劇「経家最後の手紙」 などを小、中学校に提供し一緒に舞台化しました。これまで30数回の大小様々な舞台発表に関わってきました。
チラシはまだ余分があります。先日益田で島根文芸フェスタがあり、浜田の人に会いました。チラシを渡すと、「28日には観にいくけぇな」とのうれしい言葉。浜田や江津で知り合いがあるメンバーはチラシとチケットを送ってください。チケットは招待もOkですし、当日封筒に千円入れて受付に出してもらうようにしてもOkです。
チケットやパンフが欲しい人には送ります。メールか電話をください。
では、カンケイナイ話しをちょっと:先月千葉県立市川東高校から手紙と台本が届きました。『卒業写真』の上演許可願いです。大田高校演劇部が県大会へ行ったときの創作劇です。覚えていますか?あの残念無念なラスト。
では(?)、最後の追い込みです。がんばりましょう。
10/23 劇研「空」浜田で打ち合わせとリハ
2012年9月23日13時から浜田の石央文化ホールで創作劇「石見銀山旅日記」の舞台打ち合わせと舞台練習をしました。今回の主な目的は舞台装置の設定、照明、音響、劇の出入りや立ち位置、距離などを確認することでした。主な結果をお知らせしておきます。
(日本海の沖から眺めた石見の山並み。晴れていましたが、空気中の水分が多いからでしょう。山は霞がかかったように見えました。劇と何の関係があるかって?それがあるんだよな。寿禎と船子がこの船に乗っているのだ)
・舞台装置設置の時間は15分くらいかかる、といわれ、それじゃ困る5,6分でやります、と大見得を切っておいたのですが、今回ストップウオッチで計りました。撤去は2分6秒。装置設置は3分40秒!安さんの指導で いっせいにとりかかり、大幅に時間を短縮しました。5分以内に出来れば大合格です。キンチャンご安心くだされ。
・照明の釣り込みはありませんでしたので、プランを説明し、担当者の考えを聞きました。雲、山、波のマシーンはありませんでしたので、ゲネまでどのようなものになるかわかりません。要望はほぼ聞いていただけそうですが、台の上の寿禎、船子の前明かりにサスを2台や夕日のサスは回路が足りないかもしれないとのこと。
・音響はまだ未完成で、バラバラのCDやMDなどを持参して説明しました。10月中旬までにはしっかり録音しておかなければいけません。(リモコンはどこへいったんだ。出てこい!)
・一応最後までリハもやりましたが、まだ台本が離れない段階なので動きはこれからです。台本を持っていれば、そこへ意識が90%集まり、動作は二の次、三の次、劇で大切な相手への反応の意識も抜け落ち、棒立ち状態です。いつものことながら台本を手放してから立ち稽古も一気に進みます。
・石央文化ホールの顧問、今回の「石見演劇フェスタ」の会長、岩町先生も初めから最後まで客席で見ておられました。ホールの二人のスタッフにもお世話になりました。
・次の練習日は9月26(水)です。