『琴の鳴る浜』の舞台評(米山道夫先生)を紹介します

カーテンコール
 創作音楽劇『琴の鳴る浜』はみなさんの協力で無事に終了しました。再演してほしいという声もあちこちで聞きます。先日のある会合では一回だけではもったいないので大田市以外の場所で公演することはできないかという声もでました。また大ホールではなく100~200人くらい入る場所で上演できないかという提案も受けています。そういう要望を実現しさらにいい舞台にするためにも厳しい反省は欠かせません。批評と創造は文学芸術の両輪です。

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『琴の鳴る浜』、感動の拍手に包まれ初上演終了

カーテンコール
 平成22年3月14日、創作音楽劇『琴の鳴る浜』が大田市民会館で上演され、大きな感動の拍手の中で成功裏に無事終了しました。観客は約850人。開場前には200人以上の列ができていて驚きました。多くの人たちに来ていただきお礼を申しあげます。出演された演劇やコーラス、演奏、スタッフのみなさん、おつかれさまでした。客席で観ていましたがお客様が舞台と呼吸をあわせて吸い込まれるように観てくださったのが印象に残ります。ここでは大まかに舞台風景写真などをとりあえず紹介します。

 劇研空としては今までのように会報を作って今回の公演を特集し記録に残します。感想などを送ってください。出演した人はもちろん観劇された人たちの感想も大歓迎です。

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創作音楽劇『琴の鳴る浜』本番の3日前です

 一月は往ぬる、2月は逃げる。3月は去る。この前は寒くて雪。三寒四温。今日はぽかぽか。こうして春が一歩一歩近づいてきます。
 さてさて、今日は19時からステージでリハーサル。13日は10時からリハ。14日は10時からリハをやり14時から本番スタートです。どのくらいお客様に来ていただけるか。興味津々です。観劇していただいたらきっと感激していただけると信じてみなさんともども最後の仕上げにがんばっています。

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柿本人麻呂と大田市 三瓶山、宅野の韓島

 創作音楽劇『琴の鳴る浜』では万葉集の柿本人麻呂の歌や「いろはうた」を(長坂先生作曲)歌ったり合唱します。万葉集には人麻呂が三瓶の浮布の池を歌った和歌も載っています。「君がため 浮沼の池の 菱摘むと 我が染めし袖濡れにけるかも」第2巻135石見相聞歌では「辛乃崎」という地名もでてきます。これは宅野の韓島だという説もあります。

 平家の姫である琴姫さんは教養として万葉集や源氏物語をそらんじているという設定です。村の子どもたちに「いろはうた」や人麻呂がつくった石見の歌を教えます。とてもいい曲です。その歌の背景などを簡単に紹介します。

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石東海岸は神話伝説の宝庫 『琴の鳴る浜』上演資料より

 3月14日(日)大田市民会館で上演する創作音楽劇『琴の鳴る浜』では総計23曲近い音楽演奏があります。そのうち約10曲はコーラスや独唱です。子どもたちが大田市少年少女合唱団と歌う歌の一つは馬路や五十猛に伝わる神話伝説に基づいて歌詞をつくり、長坂先生が曲をつくられました。その歌の背景と歌詞を紹介します。

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大田市 琴ヶ浜の盆踊り 「願成就」を舞台で踊ります

琴ヶ浜の盆踊り
 琴ヶ浜の盆踊りは大田市の無形民俗文化財にも指定されている歴史のある盆踊りです。昭和の一時期には臨時列車が出て、浜で何千人もの老若男女が3日間夜を徹して踊ったといいます。夢のような話です。今回の『琴の鳴る浜』ではこの盆踊りを劇中に取り入れました。子供や村人など30人ばかりが舞台で口説きと太鼓に合わせて踊ります。主人公の「お琴さん」が村に溶けこんで一緒に楽しく踊るという場面です。

 先日舞台で踊りの稽古をしました。馬路から保存会副会長の松井東司彦さんと4人の女性の踊りのプロにも参加していただき指導をうけました。本番でも馬路の山根さん、吉本さん、横田さん、松浦さんには出演していただきます。

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3/14公演 創作音楽劇『琴の鳴る浜』の一部を紹介します

邇摩高校演劇部
 公演は3月14日の14時からですが、あと10日。この音楽劇や馬路のことについてPRも兼ねて紹介しておきます。写真は昭和52年に邇摩高校演劇部が上演したものです。衣裳や頭の処理について参考になればと思って載せてみました。当時みんなで話し合って衣裳も決めたと思いますが、鎌倉初期の農民と地頭の家来の服装をよく考えて作っていますね。ここに出た人たちはいまどこにいるのでしょう。近くにいたら観にきてほしいですね。
 
 チケットが必要な人はメールか電話をください。送るか当日窓口でキープしておきます。

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平家の姫は本当に馬路の琴ヶ浜へ流れ着いたのか?

琴姫の碑
 写真は大田市仁摩町馬路の琴ヶ浜にある「琴姫の碑」です。この琴姫の伝説を素材にして創作音楽劇『琴の鳴る浜』を脚本にして、平成22年3月14日14時から大田市民会館で上演します。琴姫について紹介しましょう。果たして本当にあった話が伝説になって800年以上も伝わっているのか。それとも誰かが作った話が伝説になって今も語られているのか。どう思いますか。
 

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川本で第十回地芝居公演を楽しむ 劇団川本塾初公演

 平成22年2が21日、川本で地芝居公演がありました。10時から始まり17時くらいまで6つの劇と「やまゆりの会」の人たちの日本舞踊を楽しみました。みなさんとても達者で会場との掛け合いもあり、アドリブがふんだんに出る劇団もあり、演じる者も観る者もお互いに楽しむことが出来る公演でした。昭和20年30年代の地域の結びつきを思い出しました。とてもうまい人も多く長時間座っているのは大変でしたが楽しい公演でした。

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「劇団かわもと塾」初公演「今は昔の桃太郎」 2/21

 2月21日(日)に川本町悠邑ふるさと会館で地芝居や舞踊などの公演があります。10回目になります。その公演に今回初めて「劇団かわもと塾」が劇を上演します。開演は10時か。前売り券は千円。当日は1500円です。券は琴の鳴る浜で一緒に練習中の堤さんが持っておられます。当日は役者で奮闘されます。多分楽しい笑いのある劇だと思いますが都合がつく人は川本までぜひどうぞ。

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