社会福祉法人「ビラあさやま」は出雲と石見の境・仙山峠の頂上にあります。今回は三度目。朗読や歌を楽しんでいただきました。平日なので勤務しているメンバーは休暇を取り、合計8名が参加しました。面白い民話や面白い詩、ギターに合わせて童謡、朗読劇「サヒメの大使命」を楽しんでいただきました。① 郷土の民話「鼠経」
② 〃 「馬鹿正直な息子」
③ 谷川俊太郎詩集より「ことばあそびうた」
④ 民話「狢」(むじな)
⑤ 童謡 夏の歌3つ(一緒にどうぞ!)
⑥ 創作朗読劇「サヒメの大使命」参加された皆さんには、朗読する文章を6ページの冊子に印刷して渡しました。「家に帰ってから、気が向いたら自分で朗読して楽しんでください」と言いました。
「サヒメの大使命」は島根県民会館でも発表した30分バージョンですが、映像を26枚投影しバックミュージックも入っています。発表が終わったら、若い係の人が涙目で、「感動しました。私もあんなに真っ直ぐに生きたいと思いました」と言われました。ラストのサヒメの言葉、そして赤雁が海の向こうへ届けとばかりに声を振り絞って「オオゲツのヒメさま、泣き虫サヒメ、がんばり・・・がんばりましたよ!」と絶叫するときに受ける感動は僕自身も以前の公演で経験したことがあります。山ちゃんや礼子さんそのつもりで朗読してくれました。ファンタジー創作民話でありながら、あちこちで過去の歴史や土地の記憶を蘇らせたいと思って創作しましたので、単なる空想民話ではない隠れたリアリティがある面白さがあると思っています。
この作品は、プロの脚本家、演出家、出演者によって「サヒメ」という題で来年2月に公演予定です。6月末まで出演者募集中です。そのことも、皆さんにPRしておきました。みなさ~ん。おつかれさまでした!
宿題山積:「サヒメの大使命」は紙芝居にするために6月中旬初稿提出。8日午後静間町センで大田混声合唱団と「空」の合同練習。22日(日)創作音楽朗読劇「鳥取落城と吉川経家」鳥取市民会館で打合会。29日第1回「生涯学習まつり」。「空」の展示。7月9日島根中央高校講話、畑の世話?・・理想は高く現実は一歩から・・天から声が聞こえてきました。
(ブログ:朗読を楽しむ サヒメの大使命 劇研「空」20250606洲浜昌三)