2020年11月23日に県民会館で上演した「琴の鳴る浜」は、映像配信予定と聞いていましたが、やっと銀テレで放映されるという情報がありました。3/13:21時~、3/14:14時~、21時~、3/15:14時~です。銀テレの放送予定表には出ていないそうですので、参加された人や興味がある人には知らせてあげてください。実際は2時間ですが、これは短縮濃縮エキス30分版です。短縮版なので大田の文化芸術紹介には最適で、故郷を出た大田出身の人たちが見られたら喜ばれるかもしれません。
コロナ禍で芸術文化活動が困難な状態にあり、文化庁の「戦略的芸術文化創造推進事業」の一環として、文化庁、島根県、日本芸術実演家団体協議会、しまね文化振興財団主催で開催されました。次は作曲の長坂先生自身と3人の生演奏の写真です。
この事業は「しまね伝統芸能祭」の一環として開催されました。昨年9月に事業説明会があったとき、「なぜ、『琴の鳴る浜』が対象に選ばれたのですか」と担当者に尋ねたら、「大田市民会館で観劇したとき、伝統のある盆踊りが劇中で披露されているのにとても興味があった」と言われました。なーるほど、と思いました。単調な踊りを30分も続ければ、退屈ですが、起承転結のある劇中に踊りがあれば、両者とも活きてきます。舞台表現演出の工夫です。芸能の「保存」も重要ですが、「活かす」という視点も重要です。学ぶところがありました。劇研「空」から6名が参加しました。
コロナ禍での練習や公演には神経を使いましたが、無事終了しました。こういう支援がないと不可能な公演でした。みなさん、おつかれさまでした。
(ブログ:劇研「空」お知らせ 地域情報 活動報告 20210312 すはま)