2020年2月11日、静間町つくりセンターで、朗読の公演をしました。静間町文化協会から依頼されたものですが、50数名の皆さんに熱心に聞いていただきました。この町つくりセンタ―には小さいけど舞台やホールもあり、音響や照明器具、プロジェクターなども設置してあります。スタッフの皆さんには熱心に準備をしていただきました。
写真は静間町出身の故・中島雷太郎さん夫妻の合同詩歌集『径ずれ』の紹介です。歌集の写真から投影させていただきました。この本は県内の図書館にもなく、貴重な本です。中島さんは短歌で活躍されましたが、今知っている人は、ほんのわずかです。以前、「島根の詩」をこのstageboxのブログを読まれた、当時大阪在住だった三男の方からのコンタクトで、本のコピーを送っていただいた、という不思議な縁がありました。埋もれたままにしておくのはもったいないと思っていたのです。
劇研「空」は「地域の歴史・文化の掘り起こしと舞台化」を目標の一つにしていますので、今回は特に、静間町生まれの、故・小林俊二さんの詩集や中島雷太郎・ミヨ子夫妻の短歌、詩、自分史を取り上げました。
中島さんは奉天で敗戦を迎え、雷太郎さんはシベリアへ抑留。奥様は子供たちを連れて引き揚げ。過酷な日々の様子が書かれていて、みんなの心を打ちました。更に、柿本人麻呂の石見の歌、洲浜詩集『春の残像』から3篇を取り上げ、沢江洋子さんにも朗読していただきました。ご高齢ながら、張りのある見事な朗読にいつも感銘をうけます。
休憩後の第二部では、群読劇 江戸から明治へ「長州軍の侵攻と石見銀山最後の代官~鍋田三郎右衛門~」(洲浜・作)を5人(田中和子、吉川礼子、洲浜昌三、山本和之、松本領太)で朗読しました。直前まで脚本修正に苦闘しましたが、「イメージがよく浮かび迫力もあり、初めて知ったこともたくさんあった」という感想も終了後の会で聞きました。また、「心温まる午後のひと時をありがとうございました」というメールもいただきました。
詳しい様子を知りたいという方もありますので、当日のパンフレットをPDFにして紹介します。興味のある人は、どうぞぞ。
R2,パンフ 「朗読を楽しむin静間」20200211 1P~6P
今、電話がありました。アンケートの結果がまとまった、ということです。明日、受け取りに行くことにしました。朗読されたみなさん、お楽しみに。
閑話:昨日東京から帰ってきました。日本詩人クラブ新人賞の選考委員の一人を命じられて行ったのですが、一冊を選ぶために4時間近く7人で話し合いました。近日中に発表される予定です。マスク必携、消毒済みティッシュ持参という軽武装命令を受けて出発しました。幼い孫娘からも「釣り皮の持ち方、エレベーターのボタンの押し方」等々細かい注意を拝命しました。「シマネ第一号」になったら大変ですからね。まだ大丈夫のようです。疑心暗鬼が広がっていますが、早く終息して欲しいものです。( ブログ 劇研「空」 活動報告 演劇だより 20200218 すはま )