『琴の鳴る浜』、明日に迫りました。今日はゲネプロ。素敵な舞台になる予感十分です。「チケット販売止め」指令が下り、当日券も販売中止です。数件の電話注文がありましたが、感謝と陳謝の股裂き状態です。今回の創作音楽劇『琴の鳴る浜』には24曲以上あり、すべて長坂行博先生の作曲です。そのうち14曲は歌と願成就(琴ヶ浜の盆踊り歌)です。3月7日の夜の練習は歌を中心に行われました。伊藤裕子さんの熱心な指導で何度も繰り返してハードな練習がつづきました。演奏される6人も何度も繰り返すのですから大変です。でも恵まれた練習に胸が熱くなりました。楽譜と歌詞を一曲紹介します。楽譜を見るだけで歌が自然に流れてくる人は、歌ってみてください。どうぞ。
「ここは石見の琴ヶ浜」
詞 洲浜昌三 曲 長坂行博
1 嵐の浜に 打ち上げられた
さ迷う舟に ひとつの命
さぞかし深い わけもあろ
もう泣かないで もうだいじょうぶ
ここは石見の託農(たくの)の郷(こうり) 馬路の浜
うみやま清くひと温かく
自然の恵に生きる村
2 時は流れて 命めぐりて
潮風のなか なぎさ歩めば
遠くかすかに 聞こえるしらべ
あぁなつかしい やさしい響き
ここは石見の 砂の泣く浜 琴ヶ浜
うみやま清く 人あたたかく
自然の恵みに 生きるむら
その他、松浦麗さんの数々の素晴らしい独唱、村人たちの胸に迫る合唱もたくさんあります。和洋調和した演奏もきっと心に染むことでしょう。どうぞ気をつけておいでください。そしてたっぷり1時間50分の大田市生まれの音楽劇をお楽しみください
(ブログ 劇研「空」 地域情報 20190309すはま)