H30,音楽劇「琴の鳴る浜」出演者募集〆切(7,31)

鳴き砂で有名な大田市仁摩町馬路の琴が浜が、平成29年10月に国の天然記念物に指定されました。これを記念して、音楽劇「琴の鳴る浜」を再再演することになり、実行委員会ではチラシを市内回覧や新聞折り込み等でPRしてきました。参加募集〆切は7月末、あと数日です。
かなり希望者は集まっているようですが、募集定員約70名(大人50人、子供20人)にはもう少しのようです。

この音楽劇は平成22年3月に大田市民会館で初演。大変好評でしたので翌年3月に再演。更に市民会館主催で、脚本に少し手入れして朗読音楽劇として旧馬路小学校体育館で、その年の10月に上演しました。

今回の公演は以前と違うのか、という質問をよく受けますので、違いを紹介しておきます。大きな違いは東京から3人のプロが脚色、演出、主演として参加されることです。チラシにもありますように原作は洲浜昌三ですが、脚色は佐藤万里さん、演出は三浦克也さん、主演は仁摩町出身で、オペラ「石見銀山」にも出演された松浦 麗さんです。佐藤さんと三浦さんは大田市のミュージカル「風花」で長い間指導して来られましたので、ご存知の方も多いことでしょう。プロの指導を受け、プロのソプラノ歌手と共演できるのですから、滅多にないチャンスです。興味のある人は、チラシの裏にある「参加申し込み書」に記載して市民会館まで申し込んでください。

パソコンで検索して、以前に書いた「琴の鳴る浜」を読む人が増えましたので、平成31年版「琴の鳴る浜」について紹介しました。参考までに前回のone sceneを写真で紹介します。この時の小学生のみなさんは、高校生?大学生かな。お琴さんは大阪で二児の母。懐かしい舞台の風景が次々と浮かんできます。

地域の伝説は、素敵な音楽や劇、小説、詩、舞踊に昇華することがあります。宝の種です。今回の取り組みが、更に地域の芸術文化の豊かさに貢献することを信じて応援したいものです。
劇研「空」は、前回までは演出、役者などで劇部分の中心を担いましたが、今回はまだ未定です。8月になったら実行委員会で具体的になっていくことでしょう。
(ブログ 劇研「空」 お知らせ、地域情報 すはま)

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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