H28 大森天領さん、瓦版10号、大阪冬の陣だよ!

代官行列、14時スタート!雨が降りそうで降らぬが今にも降りそう。降るのか、降らぬのか、はっきりしろってんだ!一足先に瓦版号外を披露するよ。4文でどうだ!
DSC07390字が読めねえ?学問が足りねえな、いや、目が悪いのか。字が小せぇんだよ!
絵がすごいじゃろぅ。内田紀子さんだぜ!

石見銀山銀堀り300人、大阪冬の陣で大活躍!大坂城内へ向け地下トンネル

絶好調のNHK大河ドラマ『真田丸』
いよいよ真田信繁と家康との対決が始まりますぞ
攻めるのは徳川軍およそ20万
守るのは秀頼、淀君の豊臣軍ほぼ10万

大阪城本丸は四重もの深い堀や高い石垣に囲また
難攻不落の天下の名城
如何にしてこの三国無双の城を落とすか
茶臼山に陣取った家康の作戦や如何に?

慶長19年(1614)11月5日
にらみあった両軍が動き始め
大阪冬の陣、ここに火ぶたが切られた!
風にはためく何万の旗、疾走する鎧兜の武将
大地に響く鉄砲、大砲の轟音、軍馬のいななき、
兵士の叫び、うめき声、勝ち鬨の声
その時、イギリス製の大砲が大阪城を直撃!
大阪城は大混乱、淀君のおばちゃんもびっくり仰天!

密かに進んでいたのは地下のトンネル掘り
幅4,6、 高さ1,8㍍
なんと! 本丸を地下から爆破する奇想天外な計略
だったか、水抜きだったか不明だが、

「まかせときんさい!」と佐渡、生野、
そして我らが石見の銀堀りたちも
山師・安原備中、渡辺備後に率いられ
300人がてくてく歩いて大阪へはせ参じた

「岩盤堀りに比べりゃ 楽ちん楽ちん」
と言ったかどうか、記録にはないが、
掘り出した土は次の夏の陣で徳川が勝ち
城の堀を埋めるのに役だったのだ

この活躍に感激した家康さん
二代目石見銀山奉行、竹村丹後の子息を召し出し
賞賛の言葉を掛けた

さーて、この中に300人の子孫はいないかね!
いたら冬の陣合戦の話しを聞かせておくれ!

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

「H28 大森天領さん、瓦版10号、大阪冬の陣だよ!」への2件のフィードバック

    1. どうぞ、どうぞ。
      テレビの真田丸も佳境に入り、
      なぜか、この瓦版を見る人も増えました。

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