8月28日(日)は大森で天領さん祭り、町のあちこちで楽しい演芸や展示があり、歩くだけで楽しめます。2時からは石見銀山大盛行列がスタート、今年も劇研「空」は瓦版売りになって、口上を述べます。瓦版も今年は9,10号を追加作成。一足先に紹介しますぞ!
なんだって?何が書いてあるかサッパリ分からねえ?そんじゃ読めるようにここにも書いておくぜ。明日は雨だって!そんなもん降らすなってんだ。
寛政の大火で289軒全焼!残った家屋は97軒!
火の用心、火の用心 !
この世で恐いのは、地震 雷 火事 おやじ
今じゃ、地震 雷 火事 おかん
今を去ることおよそ200年前
寛政12年(1800)3月24日のこと
駒足町の民家の裏手から火災が発生
わらぶき、かやぶきの家は炎の絶好の餌食
火の手は山間(やまあい)の細長い街並を総なめにし
800メートル離れた城上神社の社殿も延焼
焼けた町家は219軒、武家屋敷は61軒
栄泉寺、観世音寺、大音寺、教信寺、石上庵も延焼
385軒のうち289軒が延焼
その数、なんと75パーセント!
4月8日には栃畑谷で4戸が全焼
その3年前にも銀山町で92戸が全焼
この大火をきっかけに、わらぶき屋根は禁止
普請の際には屋根は瓦葺(かわらぶき)き、板葺きになり、
石見瓦の今の大森の街並の景観ができていくであーる。
3時頃、代官行列は石見銀山資料館に到着、代官所の庭で口上を述べ、當時代官所でも歌われたという「石見銀山大盛の歌」を名人・高野さんの美声で聞き、おつかれさま、カイサーンとなりまする。
拝見しました