H26,3/9 浜田で「石見演劇フェスタ」

2014年3月9日(日)浜田市の石央文化ホールで第2回「石見演劇フェスティバル」が開催されます。「石央地芝居大会」として4年間つづき、昨年から石見演劇フェスティバルと名前を変えて開催されています。

DSC05460昨年につづき、ポスターとチラシの写真は森鴎外!島村抱月!(へへえ!思わず頭が下がりそうです)二人とも石見出身の大家です。鴎外は小説家としては有名ですが、演劇にも大きな功績を残しています。抱月は浜田の出身、日本の新劇の父ともいわれています。

当日の出演団体と演目は次のとおりです。

DSC05459 劇研「空」は13時35分からとなっています。前回は創作劇「石見銀山旅日記」を上演しましたが、今回はは創作朗読劇「海を越えサヒメの山へ」です。石見に伝わる伝承を基に、朗読劇に創作しました。単なる朗読ではなく、次のような特徴があります。

1.7人のキャストが劇形式で役を朗読する。
2.ホリゾント幕へ約20コマの絵を投影する。
3.音響や音楽も挿入して効果的をだす。

2月2日に大田市民会館中ホールでも上演しましたが、台本も更に修正し、音響も工夫、絵もお願いして追加しました。劇にするとたくさん時間や手間や金やかかりますが、この表現スタイルは台本さえあればかなりスムーズに上演まで進みますし、上演場所もどこでも可能です。大田市民会館で見られた人から、学校や幼稚園でやったらいいですね、といわれましたが、それも可能です。朗読者も代役をすれば人数も増減自在です。

今後この形式で郷土の民話や面白い話しを創作してみたいと思っています。そういう意味で今回は劇ではありませんが、見に来られた人の表現活動の参考になれば、と思っています。(ナントナク、ゲキガデキナイ、イイワケニ、キコエマスゾ。)そうですね。

前売り券は千円。どうぞ、どうぞ、いくらでもあります。

 

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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