臨時列車も出て何千人もの人が踊ったという琴ヶ浜の盆踊りの楽譜を紹介します。創作音楽劇「琴の鳴る浜」でも舞台で踊ります。
琴ヶ浜の盆踊り「願成就」(やっちょこ)
さぁやりかけましょうや(アドッコイ ドッコイ)
今の音頭の名人さまは(サーヤーハートナ ヤーハートナ)
名人さまは (アドッコイ ドッコイ)
誰かどなたかわしゃ知らねども(サーヤーハートナ ヤーハート ナ)(以下省略。歌詞は延々と続きます)
琴ヶ浜の盆踊りは市の重要無形民俗文化財に指定されている歴史のある盆踊りです。三日三晩踊られ、一時は臨時列車も出て2キロの浜辺で何千人もの踊りの輪ができたほど島根県一の規模を誇る盆踊りでした。この劇で歌われる願成就には言い伝えがあります。
馬路の南にそびえる打歌山(たかやま)(高山約五百㍍)の山頂には乙見神社があり大国主命を祭っていました。この神社が火災にあったとき湯里村の農民がご神体を救い出し、「願うことがあれば必ず願成就せしめん」とお告げがありました。「雨を降らして欲しい」と願うとたちどころに雨が降り、農民は歓喜して喜び踊ったといいます。
今回はご指導を受けた保存会の皆様と、馬路地区の小学校の皆さんにも出演して踊っていただきます。
(平成22年3月本番前の挨拶。「肩の力を抜いて伸び伸びと!」)
報告です。2月1日に舞台装置は組み終わりました。会館のスタッフとヤッサン、ミツイさんなど3時過ぎまで頑張ってつくりました。昨年と少し違うのは、地頭が登場する上手の台が坂になっていること(ヤッサンの考えです)です。もう一つはフロアーにカーペットを敷いたことです。もちろん購入には金がかかります。昨年はスロープだけに敷いてありました。
夜は練習をしましたが、19時から市民会館利用者会がありましたのでスハマ君が出席しました。
生涯学習課から市民会館の耐震事業について説明がありました。H23,24年度の2ヶ年で工事をする。ホールが使えないのでブラスバンドなどは他地区で練習する場合に補助金を出す。中ホールや大ホールなどが使いやすいように機能強化工事をする。今後は文化活動支援強化策として文化振興について話し合いを持つ。
質問もたくさんありました。他のホールに比べて大田市の場合は市民会館への文化事業補助費がほとんどないこと。警察署跡、消防署跡、青少年ホーム跡など会館周辺は大きな空き地が生まれるのにどのように使用するかという長期ヴィジョンがほとんどないことなど、我々会館利用者だけではお手上げ状態の大問題が横たわっています。こういうことは政治の問題でわれわれにはどうすることもできません。ある市会議委員は会館利用者でもありこういう会議によく出席され的確な意見を述べられますが、市のトップや他の議員さんはどう考えておられるのかまったくわかりません。
大きなヴィジョンや計画があり、その中で具体的に動かないと無駄金ばかり使うことになりかねません。
閑話休題。2/3、冬が逆戻り。雪が降る寒い日になりました。奥部では積もったことでしょう。福波小学校が「経家最後の手紙」の通し稽古をしましたので見に行き、セリフの言い方など具体的に何ヶ所か指導しました。
19時15分ステージへ行くと、もちろんやっさんは衣装をつけて舞台の袖で待機していました。いつも申しわけない次第。雪もあり勤務もあり家事もあり集まるのも大変です。子ども場面を中心にやりました。勝部さんにも指導をしていただきました。三場もやろうかと思っていましたができませんでした。殺陣の場面を勝部さんの指導で決めました。パンフレットの校正用が出来上がっていました。