11月14日(土)カナダから18人の旅行団がさんべ荘へ宿泊します。たっての希望で石見神楽(土江こども神楽)を鑑賞し、翌日は石見銀山を観光し、立久恵峡、出雲大社、島根歴史博物館を見て松江へ泊まります。ツアーを組んだのはタカハタさん。早稲田のときの同級生で卒業後カナダへ住んで大学などで教えている国際人です。
彼女は3年前は東北の祭り巡りという20日のツアーを組み、昨年は石見の下見に来ました。
カナダの一般の観光マップでは大社や松江は観光名所が紹介されているそうですが、石見は空白だそうです。「そうい所に見る価値のあるものが多い」というのが彼女の信念です。(フランスの観光マップも石見は空白だと以前案内したカルロスさんが言っていました)
それで山陰をメインにしたツアーを組んだそうです。11/5にカナダを出発して、沖縄、九州、広島、萩、津和野、益田(2つの雪舟庭園)、三瓶、石見銀山、立久恵峡、大社、島根歴史博物館、松江城、堀川遊覧、小泉八雲、武家屋敷、足立美術館、鳥取砂丘、京都と21日間のツアーです。
さて、こんなことをこのブログで書くのにはちょっと訳があります。山陰は小生が案内することになっていて、石見銀山も案内します。いざ案内しょうと思っていろいろ聞いてみると問題山積です。
萩からはマイクロバスできます。世界遺産センターで英語版の銀山紹介ビデオを見る予約をしました。これはOK。五百羅漢を見たいというので電話で聞いてみると駐車は無理の様子。近くの銀山公演も日曜日は混むので駐車は無理だろうとのこと。急な予約には3千円必要だとか。
近くで下車して見学をと考えたのですが、大森では乗降のためマイクロバスを停車できる場所は2カ所しかないというのです。
遠くに駐車して歩けばいいのですが、時間の問題もあり、80歳以上の高齢者も数人いるので無理はできません。
はるばるカナダから来るのだから乗客が降りるために路上の一時停車を認めてください、とは言いたくて、言えません。
地元に住んでいるものとして銀山を大いにPRして来てもらいたいけど、数人の場合はいくらでも融通がききますが、団体を案内するときには難し問題がいろいろあります、前回の中四国詩人会の人たちを案内したときも困ったことが多々ありました。
大森は場所が狭いので車の問題に関しては難しいことがたくさんありますが、創意工夫やflexisibilityを発揮して是非いい解決策を見いだしてほしいものです。