仁摩図書館主催「朗読と音楽の夕べ」終わりました

仁摩図書館で
 2月21日6時半から仁摩図書館の文化集会室で朗読会をしました。約1時間半、楽しい時間を過ごしました。


 40人ばかりの集まりでしたが、みなさんとても熱心に耳を
傾けておられました。読み聞かせや朗読や文化活動に関わっておられる人が大半だったのではないかと思いました。

 みなさんの前で解説するときの目の輝きや反応からそのことが伝わってきました。銀山旧記の解説でも頷いたり微笑んだり自然に反応して聞いておられました。
高倉館長

 ヴァイオリンの演奏やギターの演奏、そして仁摩のみなさんからの感謝とお別れのオカリナサ・プライズ演奏や「お前の母さんでべーそ」の詩の朗読で高倉館長さんのアルトリコーダー演奏など、音の彩りも加わり色彩豊かな夕べになりました。

 劇研空の「朗読を楽しむ」を聞きに来られた方も数人あったようでで、「スーホーの白い馬」のようなものもやって欲しいという声があったそうです。

 仁摩の図書館は広々としていてとても利用し易いようにできています。いい感じの図書館です。朗読する時には空間が大きすぎて自分の声が上へ逃げて行くので床面の聴衆に届きにくいのが難点です。マイクがあった方がいいかもしれませんね。音響が悪いとつまらぬ言葉につまらぬ力が入ってしまいます。

 石見銀山旧記を朗読したのはいい選択でした。地域の歴史文化の掘り起こしになりますし、実際に読んだ人はほとんどなかったからです。朗読に適しているとは思いもしなかった人も多かったようです。

 「お母んよ」の詩の作者。小林先生も来られましたし浜田からわざわざワタナベさんがこられました。久しぶりに会ってびっくり!

 最後を礼子さんのギターで金子みすゞの「積もった雪」をみんなで歌って終わったのもよかった。

 記録として会報12号をそのうち作りたいのですが、感想や反省や今後の朗読への期待などなんでもいいので自由に書いて送ってください。

 みなさんお疲れさまでした。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

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