昼の部は満員、夜は約500人。前進座の大田公演は大成功のうちに終わりました。伝統のあるプロの劇を観てみなさん感動しておられました。
10回の実行委員会を開いて計画を練り当日を迎えました。駐車場の設営や案内、会場係などスタッフのみなさんとても熱心に心を込めて動かれました。高齢者も多いので手を取って案内することも多々ありました。
鎌倉時代の庶民の衣装という点でとても参考になりました。そのつもりで意識的に見ると、さすがプロですね実にあらゆる面から工夫し美的な調和とセンスが生きています。演技も照明、音響すべて隙間がない。さすがはプロです。
終わって交流会があり前進座から4人出席されました。嵐さんを間近に見ました。
「法然と親鸞」は浄土宗、浄土真宗の開祖なので仏教界の組織のバックアップがあって今回の公演が成功しました。宗教的な観点から演出されている面もありますが、舞台芸術として観るべき価値が十分ありました。ある人が「お寺さん関係者が観る劇でしょう」と言われましたが、そんな狭い劇ではありません。一流劇団の劇を観ることが滅多にできない大田ですが、今回の舞台はとてもいい機会でした。