歌と語り「石見銀山 仙の山」劇研「空」とサウンド・コラージュのコラボレーション

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 島根県高校演劇大会の招待公演で劇研「空」とサウンド・コラージュのコラボレーションが実現しました。2007、10、28、大田市民会館で、14校の演劇が終わったあと審査会と並行して上演しました。主に写真で紹介します。


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 コーラス曲は全部で6曲。その間に劇研「空」の二人が石見銀山の歴史を語ったり、ある場合は劇として演じたりして40分を構成したものです。短時間で簡潔にそして楽しく石見銀山の歴史と価値が分るように紹介したものです。

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 「早春の仙の山に立つ」「世界に開く銀の町」「花の都の如く」「銀を求めて」「僕らの町石見銀山」(松浦由佳作詞)「石見銀山世界の宝」
 作曲はサウンド・コラージュの大畑世利子さんで今回のピアノ演奏担当者です。作詞はと台本は洲浜昌三。演じたのは劇研空の松本領太、山本和之です。

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 サウンド・コラージュは結成12年を迎える大田市の女性合唱団。作曲やアレンジ、振り付けを自分たちでやっているユニークな合唱団で、今までに2度おかさんコーラスで県代表として全国大会へ出場している実力のある合唱団です。

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 11月11日に大田市の「あすてらす」ホールで‘石見銀山遺跡とその文化的景観世界遺産登録記念式典’が行われましたが、その時15分という短い期間でしたが、このコラボレーションを上演しました。国会議員や文化庁、文部省また知事や県内市内のVIPが集まった席での上演でしたが、あとから数名の出席者から、とてもよかった、という言葉をいただきました。
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 大田市文化協会会長の勝部さんから「15分版と40分版が
できて、これは空とサウンド・コラージュの定目として今後も活用されると思うので大事にして欲しい」と言われましたが、嬉しい言葉でした。

投稿者:

suhama

1940年、島根県邑智郡邑南町下亀谷生まれ・現在、大田市久利町行恒397在住・早稲田大学教育学部英語英文科卒・邇摩高校、川本高校、大田高校で演劇部を担当、ほぼ毎年創作脚本を執筆。県大会20回、中国大会10回出場(創作脚本賞3度受賞)主な作品「廃校式まで」「それぞれの夏」「母のおくりもの」「星空の卒業式」「僕たちの戦争」「峠の食堂」「また夏がきて」「琴の鳴る浜」「石見銀山旅日記」「吉川経家最後の手紙」「父の宝もの」など。 著作:「洲浜昌三脚本集」(門土社)、「劇作百花」(2,3巻門土社) 詩集「キャンパスの木陰へ」「ひばりよ大地で休め」など。 「邇摩高校60年誌」「川本高校70年誌」「人物しまね文学館」など共著 所属・役職など: 「石見詩人」同人、「島根文藝」会員、大田市演劇サークル劇研「空」代表、島根県文芸協会理事、大田市体育・公園・文化事業団理事、 全国高校演劇協議会顧問、日本劇作家協会会員、季刊「高校演劇」同人、日本詩人クラブ会員、中四国詩人会理事、島根県詩人連合理事長、大田市文化協会理事

「歌と語り「石見銀山 仙の山」劇研「空」とサウンド・コラージュのコラボレーション」への1件のフィードバック

  1. 11月11日、「あすてらす」で「石見銀山遺跡とその文化的背景」の世界遺産登録記念式典(ああ、長いなぁ)が県知事や国会議員、竹腰市長などたくさんの功労者などが出席して行われました。
    サウンド・コラージュと劇研空のコラボ「石見銀山 仙の山」を15分上演しました。IDカードがなければ入れないというVIPが集まる式典でした。ぼくは2階の調光室で音響のきっかけを出しながら観ていました。15分という短時間ということもあり、テンポが速く充実した中身の濃い舞台でした。
    広報「おおだ」12月20号(2007号)にも写真入りで掲載されています。劇研空の領太、和之の両君が両手を広げてラストシーンをパッチリと決めています。
    この舞台をあすてらすで観た人に数人会いましたが、どなたからもお褒めの言葉をいただきました。
    先日サウンド・コラージュの伊藤さんに文化協会の送別慰労会で会いました。「まだ○○なので、○○ですが、そのうち○○します」と言われました。ぼくは「○○なんかまるで期待していません」と言いました。

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