11月3日一中の文化祭が開催されました。1年全員で詩の群読「仙の山に立つ」を群読しました。(雰囲気写真です。背後の絵は美術部の力作)
10月初旬に電話があり、160人で朗読をしたいがいい台本はないか、とのことでした。クラス用だったらありますが、160人はあまりにも多いので即答できず検討するということにしました。
考えた末に、石見銀山の歴史と民話から書いた「鶴」に手を加えたらどうかと思い、話しました。石見銀山のことは学校でも取り上げているのでちょうどいい、と言われ、台本を修正、削除、追加して渡しました。
練習時間は6時間に限られています。しかも合唱の練習もあるために1時間は半分くらい削られます。数回指導にいき、どうにか見通しはつきましたが、160人は大きな挑戦でした。
全員で声を揃えて朗読する時には迫力がありました。難しいのは言葉に変化をつけることです。20人とか40人のグループで一斉に朗読するのですが、テンションがどうしても一定になったり弱くなったり単調になったりします。指揮者が前に立つ必要を感じました。生の楽器などを使うつもりでしたが、先生方も多忙なため負担を掛けてはいけないので、中止
し、BGMはMDで流しました。
終わって山尾先生から、「小学校や中学校の舞台発表の指導をやられてはどうですか。松江ではあしぶえがやっています」と言われました。
劇研空では人数も少ないし指導へ出かける時間的余裕がある人は限られていますが、20分で舞台発表できる面白い脚本を創作できたら喜ばれるでしょうね。歌あり、踊りあり、掛け合いあり、集団創作ダンスあり、映像あり、群読あり、…
誰か挑戦しませんか。